今年9月にコミックスの第100巻が発売され、来年には連載25周年を迎える人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』が実写ドラマ化され、俳優・新田真剣佑さん(あらた・まっけんゆう 24歳)がメインキャラクターの1人「ロロノア・ゾロ」を演じることが正式発表されました。
実写版『ワンピース』(全10話 配信日未定)は動画配信サービス『Netflix(ネットフリックス)』で世界配信され、原作者の尾田栄一郎さん(46)がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、脚本・製作総指揮はアメリカのドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』などを手掛けたマット・オーウェンズさん、『LOST』を手掛けたスティーブン・マエダさんが担当します。
キャストは、主人公のモンキー・D・ルフィ役をメキシコ出身のイニャキ・ゴドイさん(Inaki Godoy 18歳)、ゾロ役を新田真剣佑さん、ナミ役をアメリカ出身のエミリー・ラッドさん(Emily Rudd 28歳)、ウソップ役をジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん(Jacob Romero Gibson)、サンジ役はイギリス出身のタズ・スカイラーさん(Taz Skylar 25歳)が起用されています。
<↓の画像は、ルフィ役のイニャキ・ゴドイさん>
<↓の画像は、ゾロ役の新田真剣佑さん>
<↓の画像は、ナミ役のエミリー・ラッドさん>
<↓の画像は、ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん>
<↓の画像は、サンジ役のタズ・スカイラーさん>
尾田栄一郎さんはキャスティングについて、「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランスetc…!世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました!彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」
とコメントしています。
<↓の画像は、ワンピースの作者・尾田栄一郎さんの写真>
画像右は元モデル・レースクイーンの妻・稲葉ちあきさん(43)
実写版ワンピースについては、「Netflix、Tomorrow Studiosと共に進めてます巨大プロジェクト『ハリウッド実写ドラマ版 ONE PIECE』製作発表から何年だよ!ホントだよねー。(中略)完成まではまだ少し時間がかかりますが、世界中のみなさんに手放しで楽しんで貰える作品を送り出せるようがんばります!続報にご期待ください!!」
としています。
<↓の画像は、尾田栄一郎さんの直筆コメント写真>
脚本・製作総指揮を担当するスティーブン・マエダさん、マット・オーウェンズさんも、「アイコニックな『麦わらの一味』の外見、性格、動作を引き出せるのに最高のキャストを見つけることは、長く、そして困難な(でも楽しい!)道のりでした。しかし、私たちは役にぴったりのキャストをやっと発掘したのです!すでに、みんな、全身全霊を込めて役作りを始めています。原作ファンの皆さんも、きっと漫画のキャラクターと同じように、彼らを知って、そして大好きになると確信しています。」
とコメントしています。
そして、ワンピースの実写ドラマ化やキャスティングなどに対してネット上では、
- 写真みても誰が誰かサッパリ。ファンとしては漫画の実写は大反対!!漫画だから良いのに……人間がやったら一気に冷める。すんなり見れたのはデスノくらい。
- 何で実写化するんや?キャストがどうとかでなく、現実的に実写化で漫画の面白さが作れる作品でないと思うけど。
- ネトフリでは幽遊白書も実写化だっけか。原作ファンはそんなの望んでないよ…
- こんなメンバーなら、前にインディードのCM出ていたメンバーで良いじゃんか。池内博之のゾロとか泉里香のナミとかめちゃくちゃ良かったじゃん。
世界相手でも大丈夫なメンバーだと思うぞ。 - ONE PIECEだけは実写化はやめて欲しかった。写真見ても全然ピンと来ない。これなら昔やってたindeedのCMのキャストの方が全然良いと思う。
- マンガだから受け入れられる設定ってのがある。人間がどう頑張ったって、あんなに手足が伸びることはない。CG駆使しても違和感が増すだけ。
マンガ、アニメを実写化するのはいいが、作品選べばいいのに - 誰も「あー!確かにこの人似てる!」って人がおらん。そもそもこういう漫画を実写化してめちゃくちゃハマってるってのはそんなにない。
キャラに寄せると髪色とか目の色とかコスプレ感と違和感凄いし。 - 実写のルフィがゴムゴムのピストルとかするの迫力無さそう…ゾロは男のロマン詰まったキャラだから、別に美形にする必要もないだろうに。
三刀流で戦闘する時、シュールになるんじゃないかな。
などの声が上がっています。
ワンピースの実写ドラマ化は、2017年に連載20周年記念イベントで正式発表され、日本でもヒットしたアメリカのドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズ等を手掛けた『Tomorrow Studios(トゥモロースタジオ)』が製作を担当し、『集英社』と尾田栄一郎さんも参加の共同プロジェクトになるとのことでした。
ワンピースを連載する『週刊少年ジャンプ』の編集長は実写ドラマ化について、「オファーはいろんな方向からいただいていたが、最後まで着地できなかった」とした上で、様々なハードルを超えてようやく企画成立までたどり着いたとし、「期待していただきたい」と自信を見せていました。
また、尾田栄一郎さんはワンピースの実写化にあたって出した条件は、「作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らない事」だったと明かし、「不安の声もあがるでしょうがどうか期待の声をください」と呼び掛けていました。
しかし、ワンピースの実写ドラマ化発表に対してネット上では案の定、否定的な反応が相次いでいたのですが、今回のキャスティング発表を受けても、新田真剣佑さんのファンから歓喜の声も上がってはいるものの、多くはキャスティングが微妙といった声や、作品に泥を塗るような黒歴史的な作品になるのではないかと懸念の声が多く、肯定的な反応はかなり少ないですね。
ネットフリックスではこの他にも、ワンピースと同じく『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『幽☆遊☆白書(ゆうゆうはくしょ)』の実写ドラマ化も発表しており、2023年12月から世界配信されます。
ワンピースや幽遊白書など、現実離れしたファンタジー色が強い作品は実写に向いておらず、アニメにとどめておくべきだと強く思いますが、どのエピソードを実写化し、どういった仕上がりになるのか注目したいですね。