プロフィギュアスケーター・タレントの安藤美姫さん(あんどう・みき 32歳)が3日放送の番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で、現在小学1年生の長女・ひまわりちゃん(7)の顔出しを解禁し、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
安藤美姫さんは番組で、これまでひまわりちゃんの顔出しをしなかった理由について、「子供を授かったときに、一女性として普通だと思うんですよね。でも世間の人々やメディアの方々からすると、フィギュアスケーターの安藤美姫なので、正直…見せ物になったなって」
と説明。
しかし、ある時にひまわりちゃんから「普通のママなのに何で普通にできないの?(SNSに投稿の)写真も何で顔を隠すの?」などと言われ、安藤美姫さんは「寂しい思いをさせてきたので、申し訳なかったなと思った」といい、「今回はひーちゃんがよかったら、彼女のためにもいいのかな」と考え、テレビで顔出し解禁することを決意したとしています。
<↓の画像が、『有吉ゼミ』で顔出し解禁した長女・ひまわりちゃんの写真>
その上で、「大きくなってひーちゃんが『ママの子でよかった』って言ってくれれば、絶対子育てしても成功だと思うし、ひーちゃんも幸せなんじゃないかな?」と涙ながらに語り、日常の生活をテレビで公開していました。
また、ひまわりちゃんは「天真爛漫で人見知りもしない」という明るい性格で、現在はフィギュアスケートの他に、ピアノ、ヒップホップダンス、ボーカルレッスン、古典オペラ、クラシックバレエ、学習塾へ通っているといい、自身も幼少期には8つもの習い事をしていたことから、「私自身が幼いときにいろんなことに挑戦できる場を家族につくってもらっていて、スケートに出合えた」という経験から、ひまわりちゃんにも様々な習い事をさせていると明かしていました。
ただ、習い事の強制だけはしていないそうで、「一個も『これをやりなさい』と言って始めたことはないので、辞めたかったらその場で辞めていいよと伝えている」とのことです。
<↓の画像は、複数の習い事をしている長女・ひまわりちゃんの写真>
番組終了後にはツイッターやインスタグラム上で、改めてひまわりちゃんの顔出しを解禁した理由などを長文で綴っており、顔出し解禁に対しては批判もあると思い悩んだものの、「私にもやっと人を信じる、信じてもいい人がいる。本当に応援して下さっている方々がいる。支えてくれる人がたくさんいる。という気持ちになり、娘の存在の意味をきちんと理解して下さる信頼のおける方々に出会えたので、密着企画という形で今の自分を見て頂く事でお世話になっている方々に感謝をお伝えしたいと出演をさせて頂きました。」
などと説明しています。
安藤美姫さんはこれまでに何度かインスタグラムで、ひまわりちゃんの顔出し写真を投稿していますが、テレビで公開するのは今回が初めてということで大きな反響を呼んでいます。
<↓の画像は、インスタグラムでは公開していた長女・ひまわりちゃん、元恋人ハビエル・フェルナンデスさんとの写真>
顔出し解禁に対するネット上の反応を見てみると、
- ふたりの表情で、親子の絆の深さ、愛情がこちらにも伝わってきました。陰ながら応援しております
- ひまわりちゃんめちゃくちゃかわいかったです!親子の絆をみせていただきました!
- 賛成致します!!大切なのはお互いの理解の深さだし、よりいっそう深まった絆があれば、どちらでも幸せたくさんな道に思います。
- これからテレビに出していきたいんだろうな。本人たちが顔出ししたいなら、自己責任でいいと思うけど。
- カネ目だよね。あと大きくなったとは言え7歳だよ。子どもが言ったからってと言う発言はおかしいね。
- どうして顔を隠すの?って子供の言葉にハッとしたって言ってるけど、名前も特徴的なのに有名人の子供が顔をさらすのって、7歳には想像もつかないリスクがあると思うけどな。
- 見世物になったのはすべて自分の言動が原因で誰のせいでもない。成長してこのタイミングでと言うなら、守るためよと説明してあげればわかってくれるんじゃないの?
これから親子で営業かけていくつもりかどうかしらないけど、今さら美談にされてもねって感じ。 - ちょっとズレてるな。有名人の子だから顔出しは避けたほうがいいんだよ。
習い事や学校が特定されて友達まで何らかの被害に遭う可能性がある。SNSから犯罪につながるケースは増えてる。そこを教えてあげればいいだけの話。
犯罪防止で顔出ししないの。あなたやお友達を守るためなのよって。 - お騒がせな人ほど顔出ししたがる。子供がかわいそう。結局、子供をテレビに写して自分の人気をとりたいだけ。仕事が欲しいだけ。
スキャンダルや何かしら問題がある家庭の人に限って目立ちたがる。観ていて不愉快。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
安藤美姫さんは2013年4月に長女・ひまわりちゃんを極秘出産し、それから3ヶ月後の同7月1日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)の独占インタビューに応じ、2013年シーズンをもって現役引退すること、4月に子供を出産したことを公表しました。
ただ、ひまわりちゃんの父親が誰なのかは明らかにせず、それによって様々な憶測が飛び交うことになり、父親候補として恋人だったニコライ・モロゾフコーチ、当時交際が報じられていたスケーター・南里康晴さん、アイスショーの企画・運営などを行っている会社の代表らが候補として挙げられていました。
しかし、ニコライ・モロゾフコーチは父親説を否定しており、2011年夏に安藤さんから別れを告げ、恋愛関係を解消したと週刊誌『フライデー』の取材に答えています。
南里康晴さんも『フライデー』の直撃取材に対して、子供の父親ではないとキッパリと否定しており、少なくともこの2人ではないとみられていますが、安藤美姫さんは子供の父親に関する言及を避けており、真相は藪の中となっています。
この父親は誰なのか問題については、出産発表から1、2年ぐらいは大きな注目を集めましたが、徐々に注目度も落ちて現在では話題に上がることもありませんでした。
そうした中で安藤美姫さんが突然、『有吉ゼミ』でひまわりちゃんの顔出しを解禁したことで再び注目を集めており、『週刊女性』は安藤さんが今さら顔出しを解禁した本当の理由について、「ひまわりちゃんの芸能界デビュー」を狙っているのではと推測しています。
記事では芸能プロダクション関係者が、「ミキティも32歳になり、いつまでアイスショーに出られるかわかりませんし、フィギュアが盛んな欧米がコロナの被害を大きく受けていることも影響しているのかもしれません。ならば、食べていくためにもママタレとして番組やイベント出演の場を確保したい、何より自分自身もまた華やかなステージに立ちたいというのが本音なのではないでしょうか」
と語っています。
現時点ではあくまでも憶測ではありますが、ひまわりちゃんは明るく、人見知りしない性格で、安藤美姫さん自身も「自分よりテレビに向いているんじゃないかな」と語るほどで、番組終了後に更新のツイッターでは「今後とも親子共々頑張っていきますので宜しくお願い致します!」と綴っており、親子揃って芸能活動していこうとしている雰囲気は漂っています。
ひまわりちゃん本人がテレビ出演などを望んでいるのならばと思いますが、自分の仕事を増やすために子供を利用するといったことはやめてほしいですね。