情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系 平日13時45分)のメインキャスター・安藤優子さん(61)が、熱中症のような症状が疑われる女性ディレクターに対して、笑いながらリポートを継続するよう求めたことで批判が殺到、公開パワハラ、完全な放送事故としてネット上では大炎上状態になっています。
19日放送の『グッディ』では14時過ぎに、記録的な猛暑となっている京都に中継を繋ぎ、マスクを着用した豊田綾子ディレクターが登場しました。
<↓の画像は、中継を担当した豊田綾子ディレクターの写真>
京都・嵐山の渡月橋から現地の状況をリポートした豊田綾子ディレクターは、手元の温度計が「40.1℃」を示していることを伝え、「かなり暑くて頭がフラフラしてきますね」とリポートしました。
<↓の画像が、19日放送『グッディ』京都から中継時の写真>
続けて、現場で観光客等に取材したところ様々な熱中症対策をしていたとして、「ペットボトルを凍らせる」「凍らせたキュウリを持ち歩く」といったことを紹介したのですが、その後「あとは何だったっけかな…。暑すぎて頭がボケっとしているんですね。ごめんなさい」と語り、「えー、(スタジオに)お返ししておきますね」と言って、リポートを中断しようとしました。
これに対して安藤優子さんは笑いながら「えー!?返しちゃうの?私、返されたのね?」とリアクションし、豊田綾子ディレクターがあと3つ話すことがあったと話を続けていたこともあってか、安藤さんは「もう1回、お返ししていいですか?」と言って中継を続けさせました。
しかし、豊田綾子ディレクターは話を続けようとするのですが、フラフラとして言葉が出てこず、かなり危険な状態だと察した司会の高橋克実さんやコメンテーターのカンニング竹山さんが、「ちょっと休憩した方がいいんじゃないですか」「車に入って休んで」と声を掛け、中継は終了となりました。
画面がスタジオに戻ると、倉田大誠アナウンサーが「恐らく取材ももちろんされて…」と話し始めると、安藤優子さんがカットインし、「よく関西の方はキュウリ、持ってらっしゃる人いますよね?(笑)」などと語った後、「ちょっと心配ですね」とディレクターのことを心配していたのですが、安藤さんの一連の言動に対しては非難の声が噴出しています。
ネット上での反応を見てみると、
- パワハラだよ。死んだらどうする
- 完全に放送事故
- レポーターが限界を訴えているのに、それに対する安藤優子の非人間的なことに驚き。最低
- 炎天下でマスクをつけてレポートさせるのがそもそも間違い。誰がそんなの求めてる?それをすること自体おかしい。
- 安藤優子が他人を馬鹿にした態度を取るのはいつものことだけど、命に関わることにまでとは最低最悪。
ずっと使い続けたフジテレビの問題。明日打ち切りでもいいよ。 - だから降板なんだよ。こういう空気読めないプライドだけ高くなって上から目線で下をこき使って
- さすがはフジテレビだと、マジで思った。テレビで見ているこちらにも、異変が伝わる状況。
あの状況でレポーターの異変に気がつかないのなら、相当危機管理に問題がある。 - よくこんな奴がフジテレビのニュースを長年やってきたな。昨日の山Pに対する擁護もヒドイし。
もうすぐ番組も終わるそうなので、二度と画面に出てこないで欲しい。 - 女性Dの応答ぶりは熱中症の初期症状。人の性格の本質ってこう言う時出る。安藤はどうせ、今日の放送冒頭で陳謝してなかったことにするんだろうな
- まぁ酷かった…レポーターが途中で返すなんてよほどのはず。それを笑いながら否定してた。あの人だって中継したことあるはずなのに。
何が起こっているか、起こるか想像すらできない人に報道とかできるはずないし、して欲しくない。あの人、マジにおかしいぞ。
などの声が上がっており、大炎上状態になっています。
豊田綾子ディクレターは熱中症のような症状が出ており、それにも関わらず中継を続けさせようとするのは十分パワハラにあたると思いますし、熱中症に関する様々な話題も取り上げている番組の司会者が、炎天下の中で無理強いをさせるというのはアウトでしょう。
<↓の画像は、熱中症の症状・対処法について>
安藤優子さんはこうした問題言動をするのは今回が初めてではなく、競泳の池江璃花子選手が白血病を公表した際には、「神様がちょっと試練を与えたのかな、という風にも思います」などと語り、笑顔をみせていたことで猛バッシングを浴びました。
最近も未成年飲酒・淫行スキャンダルをスクープされ、芸能活動自粛が決定した“山P”こと山下智久さんについて、「山下さんのすごい清々としたイメージってあるじゃないですか。ものすごく清廉というか。神々しいまでに清々しいというか。そのギャップもあるような気がします」などと分析し、これもズレた発言として物議を醸していました。
『東京スポース』(東スポ)によれば、『グッディ』が9月末をもって打ち切り終了することが決定していることを受けて、以前に比べて緊張感が無くなっているとし、記事ではフジテレビ関係者が、「最近の安藤さんは自分の思ったことをそのまま発信しているイメージ。ある意味、これが素の姿なのでしょう」
と語っています。
それにしても今回の言動は理解し難いものがあり、週刊誌『週刊文春』が7月に報じた記事では、安藤優子さん本人は「70歳まで現役」を目標としているというものの、視聴者の共感を得られないズレた言動で好感度が下がり続けているため、『グッディ』が終了すると共にテレビから姿を消す可能性もありそうですね。