『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(30)が、現地で約12億円の豪邸を購入したことをフジテレビや日本テレビが詳報したことで大きなトラブルに発展し、大谷選手はセキュリティの問題から「もうあそこには住めない」と判断し、新居を売却する意向を示していると11日発売の週刊誌『女性セブン』が報じ、大きな波紋を広げています。
大谷翔平選手がドジャースの本拠地近くにある豪邸を購入したことは、5月下旬にロサンゼルス・タイムズが最初に報道し、これに続いて日本の各メディアも同紙の報道をもとに豪邸について報じました。
フジテレビと日本テレビに関しては、数字稼ぎのために自宅周辺で独自取材も敢行し、豪邸だけでなく近隣の風景も公開、さらに近隣住民にも取材をしていました。
こうして日本でも大谷翔平選手の新居情報が広く拡散され、これに対して大谷選手が激怒、さらにドジャースも報道を問題視し、日本テレビとフジテレビに貸与していた取材パスを凍結、さらに大谷選手のマネージメントなどを行う会社は「大谷の過去素材を使用しないように」と通達したと、『週刊現代』が報じたことで大きな波紋を広げました。
この報道から10日経ち、フジテレビは『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材に対して、取材パスの凍結に関しては否定しつつも、大谷翔平選手サイドが激怒していることは事実だと認めて謝罪しました。
その後、大谷翔平選手の新居に関する情報を放送した『Live News イット!』と『めざまし8』で生謝罪し、「新居には、多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しております。大谷選手の自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控えいただき、大谷選手に会いたい時は、球場に足を運んでくださるようお願い申し上げます」
と、視聴者に呼び掛けました。
続いてフジテレビの港浩一社長も5日に行った定例社長会見で、「フジテレビの報道により大谷選手、そのご家族、代理人をはじめとする関係者の皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております」
と謝罪し、「適切な取材を心がけながら、取材を続けております」と語りました。
フジテレビはとりあえず謝罪コメントを出したものの、日本テレビは現在も完全スルーを続けています。
これに対しても多くの批判が寄せられているほか、謝罪するだけでなくフジテレビと日本テレビが豪邸を買い取り、同等の家を無償で用意するべきなどの声も上がっていました。
そして、女性セブンがこの問題について球団関係者に取材したところ、大谷翔平選手が「もうあそこには住めない」と語り、引っ越す前に豪邸を手放す意向を示しているとしています。
現在も豪邸の持ち主は大谷翔平選手の不動産管理会社『デコピンLLC』となっているものの、「売却の方向で調整しているそうです。引っ越し前から情報が漏れてしまったという経緯もあり、大谷選手サイドは不動産会社の情報管理体制に不信感を抱いた。『責任を持って売却先を探してほしい』と要望していると聞いています。不動産会社もこんな事態になるとは予想もしておらず、大谷選手の怒りを感じ取って随分慌てているとか」
と球団関係者が証言しています。
これに対してネット上では、
- 観光スポット化したらたまらんわな
- フジと日テレが12億出して買い取ればいい
- 自宅晒すってフツーに考えてヤバいと思わんのかな? フツーに考えてだ、フツーに解るじゃん? ってか解れよ 仮にもメディアだろ
- ガチで強盗入ったり、真美子デコ助に何かがあったら大問題になるからな
まだ事件が起こってないうちに引越してくれるのは、フジ日テレにとってもリスクが減って一安心と見る事も出来る - 観光客が押し寄せるくらいなら逆に強盗に入られる心配はないのでは
- 日常生活して住んでるところにファンが押し寄せて観光地みたいになるのは辛いしな これはしょうがない
- フジと日テレに慰謝料と賠償請求した方がいいと思うよ ハワイで買った別荘の売り主だか不動産屋もベラベラと喋りすぎやねん
- 不動産会社がフジと日テレに損害賠償起こせば面白いのに
- 向こうじゃ本当に生命が危機にさらされるからな 大谷くらい金あるならそりゃあ売却して新しい住居に住むだろ
日本国内のように「は~い、ごめんネw」で何事も無く済むと思ってるマスゴミ馬鹿過ぎだわな
などの声が上がっています。
豪邸売却の話はどこまで事実なのかは定かではありませんが、新居はすでに観光地化し警察沙汰のトラブルも発生しており、近隣住民にも大きな迷惑を掛けていることから、新居に続く道は途中から進入不可となり、セキュリティーがパトロールを行うなどの対策がとられているといいます。
また、アメリカでは以前からメジャーリーガーらセレブたちを狙った集団強盗事件、身代金目的で家族を誘拐する事件なども頻発している状況にあり、妻・真美子さんや愛犬・デコピンの身の安全を危惧して、ここに住むことは出来ないと判断していたとしても全く不思議ではありません。
このトラブルの一因を作ったのは、フジテレビと日本テレビの独自取材による身勝手な報道にあることは間違いないことから、ネット上では両局に対して損害賠償訴訟を起こし、懲らしめるべきとの声も多く見受けられます。
また、今もなお沈黙を続けている日本テレビの姿勢が問題視されており、トラブル発覚から1ヶ月経った現在も炎上状態が続いていますが、もしこのまま新居に引っ越すことなく売却となった際に、どういった対応を取るのか見もので、引き続き動向を注視していきたいです。