『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)が、本拠地近くにある豪邸を785万ドル(約12.3億円)で購入したと地元メディアが先月報じ、これに続いて日本テレビとフジテレビが“12億円豪邸”について詳報したことに大谷選手がブチギレ激怒し、出入り禁止処分を下したと週刊誌『週刊現代』が報じています。
大谷翔平選手が12億円豪邸を購入したことは5月22日にロサンゼルス・タイムズが報じ、その豪邸はドジャー・スタジアムから20キロほど離れた高級住宅地「ラ・カニャーダ・フリントリッジ」にあることなどを伝えていました。
<↓の画像が、大谷翔平選手の12億円豪邸の写真>
週刊現代によれば、日本テレビとフジテレビはその後豪邸について詳報していたといい、「空撮映像や自宅前からのレポート、近所へのインタビューなどワイドショー取材のような映像を流した。まるでお祭り騒ぎでした。大谷選手はこれらの報道に怒ったそうです。米国では、セレブの自宅に強盗が入ったり、家族が誘拐され多額の身代金を要求される事件が頻発している。スーパースターである大谷選手も、狙われる可能性は大いにあるのです。そのなかで、日テレとフジは見れば誰でも大谷選手の自宅住所を特定できてしまうような映像を流した。妻の真美子さんに危険が及ぶかもしれないだけに、大谷選手は看過できなかったのでしょう」
と、現地テレビ局駐在員が語っています。
その結果、「日テレとフジは、ドジャースから貸与されている『取材パス』を凍結されてしまったのです。さらに、大谷選手のマネジメントなどを行っている会社からも、『大谷の過去素材を使用しないよう』通達された。これにより、日テレは6月9日放送のスポーツ特番に関しても映像の差し替えを余儀なくされました。局内は蜂の巣をつついたよう騒ぎになっています」
と、日本テレビ関係者が明かしています。
この件について日本テレビとフジテレビは、「現地メディアや地元テレビ局が報じた内容をなぞったものを放送した」などと、独自に豪邸について詳報したわけではないと主張し、出禁処分を解除してもらうために代理人を通じて交渉を続けているといいます。
大谷翔平選手がブチギレ激怒した理由は豪邸購入に関する報道だけではないといい、「以前の大谷選手は日本人のテレビクルーや記者を見つけると、自ら進んで取材を受けるほど友好的でした。しかし、元通訳の水原一平氏の事件以来、日本メディアへの不信感を強めるようになってしまった。“大谷選手も野球賭博に加担していたのではないか”という根も葉もない情報が出たことが原因だそうです。また、妻である真美子さんの素性をこぞって調べあげたことも、不信感を強めることになった。」
としています。
フジテレビ関係者によれば、大谷翔平選手に関する話題を番組で扱うと平均視聴率が2~3%上昇することもあり、数字を取るためにプライベートに関する話題も積極的に取り上げているそうです。
そして、週刊現代は出禁処分の真相を確かめるためフジテレビと日本テレビに対して、取材パスの凍結や映像使用禁止は事実なのか問い合わせたところ、日本テレビの広報部は「取材に関するご質問については一切お答えしておりません。」、フジテレビも同様に「特に回答することはございません」と、否定も肯定もしなかったとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- 明らかに大谷報道異常だからな とうとうキレたか
- 楽して安く視聴率稼げるからって、大谷に頼りすぎのテレビ局が悪い
- これでさらにご機嫌取り持ち上げ報道加速するんだろうな
- 日本のマスコミは相変わらずだなw プライベート映像なんかNGに決まってるだろ 現地報道をなぞったと言う言い訳もダサい
- そりゃそうだろ 自分の家が晒されたらどんな気分になるか ちょっと頭を使えば容易にわかると思うけどね
- 悪徳YouTuberみたいに購入した家凸されて近隣住民にもインタビューされたらそらムカつくわ
- 当たり前だわ コムケイとかも同じだが、他人様の自宅を場所公開したり連日押しかけて周囲に迷惑かけたり、ハラスメントで訴えられたらええねん
- これ、別の場所に引っ越すかもな 本人たちにしてみれば命が脅かされてるわけだし
- 大谷からしたらMLB放送しない民放TV局は全部出禁にしても全く問題ないだろうな
別に引退後に民放でバラエティwに出たり野球解説の仕事するわけもなく
などの声が上がっています。
大谷翔平選手の12億円豪邸購入報道を巡っては、日本のファン等の間でも物議を醸していて、5月25日放送の情報ワイドショー番組『ウェークアップ』(日本テレビ系)などでは、記者が豪邸を訪れるだけでなく、近所に暮らす住民にもインタビュー取材をしており、その映像はYouTubeでも公開しています。
これに対してネット上では、かなり悪質で深刻なプライバシー侵害行為として批判が噴出する事態となっていました。
日本テレビとフジテレビ以外の局も、ロサンゼルス・タイムズの報道などをもとに12億円豪邸について報じていたほか、この物件情報は不動産サイトにも掲載されていて誰でも閲覧可能ではありました。
そうした中で日本テレビとフジテレビは一線を越え、一歩踏み込んだ報道を行ったことで出禁処分を受けたというのは自業自得です。
日本テレビなどは4月にも、ハワイの高級リゾート地に建設を計画している別荘についても詳報し、現地の不動産会社のオーナーにも取材しており、こうした報道も出禁処分の背景にあるのではと思いますし、今回のトラブルを受けて今後は、プライバシーに最大限配慮した報道をする必要があるでしょうね。