オアシズ・大久保佳代子さん(46)が、9日からスタートした医療バラエティ番組『名医のTHE太鼓判!』(TBS系 月曜19時)に出演し、甲状腺に悪性の可能性もある腫瘍が発見されたことが明らかになりました。
9日の初回放送では、「芸能人の私生活に密着! 普段の食生活や睡眠の様子などプライベートな部分を徹底的に調査」として、健康と余命をランキング形式で発表し、7位にランクインした大久保佳代子さんに対して医師は「一つ気になることがあって、首のエコー検査の結果、甲状腺に腫瘍が見つかった。」と、腫瘍が見つかったことを明らかにしました。
<↓の画像が、甲状腺に腫瘍が見つかったと発表された大久保佳代子さん>
この腫瘍は大丈夫なのかどうか聞かれると医師は、「精密検査をしないと分かりません」とし、大久保佳代子さんは大声を上げて「ええっ。めっちゃ怖いじゃないですか!」と困惑。
医師はさらに「中には進行するガンもあります。しっかりと専門医に検査を」と、念のため精密検査を受けるように促していました。
また、大久保佳代子さんの甲状腺の腫瘍について、「今の状態で悪性とも良性とも言えない。明らかな良性だと真っ黒に映る。ちょっと白いところがあるので早めに医療機関に行って精密検査をしたほうがいい」と語り、現時点では腫瘍の詳細が不明ということから、大久保さんの寿命は残り34年、80歳まで生きられるとしていました。
そして、この大久保佳代子さんの診断結果に対してネット上では、
- 番組で大きな病気が発見される場合もあるから、大久保さんは受けてみて良かったね。ただ、他の人も相当ヤバそうだ。体は大事だ。
- 早急に検査を。何かあれば早期発見で治療できるし、何もなければ安心できる。今後、自分の体を気にかけるきっかけになりますよ。と、大久保さんと同じ歳で乳がん患者の私が言ってみる。
- 僕も3個くらいあるよ。エコー検査で良性でしょうって言われた。甲状腺は悪性でもほとんどがおとなしい性質らしいからあんまり心配しすぎないほうがいい
- 甲状腺癌が疑われると言うことかな?だとしても甲状腺癌は死亡率は低くいから手術や治療で完治できるのでは。まずは悪性で無いことを祈ります。
- うちの妹も甲状腺ガンの中でも進行の遅い乳頭ガンになった。転移はなくて、手術とホルモン剤の治療で今後ずっと通院することになった。妹がガンになったと聞いて、生きた心地しなかった。治りやすいガンと調べわかって安堵したのは最近のこと。心配ですね、大久保さんは良性の腫瘍でありますように。
などのコメントが寄せられています。
現時点では良性か悪性かハッキリしないものの、悪性の可能性もあるようなのですが、腫瘍が見つかった「甲状腺」というのは、喉仏の下にある小さな臓器で、この部分には水ぶくれ、シコリなどができるといいます。
その中でごく一部のシコリの中にはガンとなる悪性腫瘍があるものの、ガンになっても痛みなどの自覚症状が無く、触っても分かりづらいそうです。
甲状腺ガンは5つに分けられ、最も多い95%を占めると言われているのが「甲状腺乳頭ガン」、次に多いのが「濾胞(ろほう)ガン」、その他に「髄様(ずいよう)ガン」、「未分化ガン」、「悪性リンパ腫」。
もしシコリが悪性で「甲状腺乳頭ガン」と診断されたとしてもそこまで焦る必要はないようで、「甲状腺乳頭ガン」はゆっくりと進行していくといい、人間が発症するあらゆるガンの中で、最も性格が大人しいと言われるガンの1つなのだそうです。
しかし、首のリンパ節に転移してしまうケースが多いといい、稀に肺や骨にも転移することがあり、もし「甲状腺乳頭ガン」と診断された場合は手術を行うとのことです。
甲状腺の腫瘍はそこまで心配する必要は無いようなのですが、もしもの可能性もあることから、なるべく早めに精密検査を受けて経過観察するなり治療を行うなどしてほしいですね。