今年8月30日より公開がスタートする俳優の小栗旬さんが主演の実写映画『ルパン三世』。
そして先月、この映画のメインテーマをギタリストの布袋寅泰さんが担当したことが発表され、また予告編の動画がYouTube上にアップされて公開スタートが待ち遠しい限りですが、この作品がここまでたどり着くまでに3~4年ほどの時間が掛かっており、当初予定していた計画から大幅に変更されているのですが、こうなった背景には、『ルパン三世』のアニメを放送していた日本テレビ側と映画制作陣のトラブルが発生していたためだったようです。
そもそも、今回の「ルパン三世」の実写化を企画したのは小栗さんの所属事務所の代表・山本又一朗氏で、当初はアニメシリーズを放送している日本テレビとタッグを組みたかったそうですが、同局から「原作のイメージが損なわれる」と断られ、TBSとタッグを組んだ経緯があるという。
また、日テレとタッグを組んだと知ったTBSは大コケすると踏んだようで「ルパン三世のテーマ曲」の使用を頑なに拒み、布袋さんに曲を依頼することになったという。
今作にはプロモーション費用などを加えると、数十億円の制作費がかかっているそうで、工業目標は最低でも30億円。2ケタ行かないととんでもない大赤字になるのだとか。
公開日まで出演者は全国の舞台挨拶を飛び回る予定だそうですが、果たして、赤字を免れることは出来るのだろうか。
これにネットでは、
- 評判聞いてネタとして笑えるんなら見に行くかな、どーてもいい出来なら地上波まで待つ
- 公式ラインは30億か・・・熱いな
- 日本の映画ってヘボいのに金かかり過ぎ
- これ大コケするパターンだ
- 剛力がいれば3ケタ余裕だったろうに
などのコメントがありました。
昨年『ルパン三世』の実写映画に関する話が出た際には、日本テレビの開局60周年を記念した企画の一つとして総額60億円をかけて公開することや、出演者の名前も挙げられ今年の3月には公開されるのではないかと言われていましたが、ここまで大幅な変更があったのは日本テレビが実写化を拒否したことにあったようですね。
アニメの『ルパン三世』は1971年から日本テレビ系で放送がスタートし、これまでにアニメシリーズや映画が制作され多くの人に愛されている作品なので、失敗する可能性が高い実写化を拒否するのも分かります。
そして出来上がった作品の一部が先月公開されましたが、案の定微妙な反応をしている方が多く、公開前から大コケするとの声がちらほら出ており、話題作であることは間違いないのですが、プロモーションや制作に掛けた費用を回収するのは難しいでしょうね。
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ん~年齢の設定が低いからどうなんだろう