芸トピ

山崎ケイ原作・ちょうどいいブスのススメ批判殺到、ドラマにバッシングの嵐でタイトルが変わった?

夏菜のドラマタイトル『ちょうどいいブスのススメ』から『人生が楽しくなる幸せの法則』に変更…炎上騒動勃発が関係?

女優・夏菜さん主演の深夜ドラマ『ちょうどいいブスのススメ』(日本テレビ系 来年1月10日スタート 木曜23時59分)が、タイトルを『人生が楽しくなる幸せの法則』に変更したことが明らかになりました。

ドラマを製作する日本テレビ系の読売テレビは、『ちょうどいいブスのススメ』から『人生が楽しくなる幸せの法則』にタイトルを変更した理由について、「視聴者の方々に、ドラマの内容を理解していただくために、ダイレクトに、より良い、より楽しい積極的な生き方を提案するドラマのコンセプトをあらわした『人生が楽しくなる幸せの法則』を正式タイトルといたしました」と説明しています。

また、「(ブスという言葉の)否定的な意味合いを隠すように配慮したわけではない」「ドラマはエッセイを基にしてはいるが、登場人物などは架空の設定。新しいものとして、違うタイトルになった」としています。

このドラマは、“ちょうどいい感じのブス”を自称している吉本興業のお笑いコンビ『相席スタート』の山崎ケイさん(本名=山崎恵 36歳)が、4月に出版したエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』を原作とした作品で、原作は“ちょうどいいブス”だからこその恋愛哲学、恋愛手法を説いた内容となっています。

<↓の画像は、相席スタート・山崎ケイさんの写真>

ドラマのあらすじは、商社の総務部勤務のOL3人が、ある日降臨した「ちょうどいいブスの神様」から自身のダメダメな部分を指摘されて衝撃を受け、神様からは「女は、自分がブスであることを認めて、初めて幸せのスタートラインに立つことができる!」と告げられます。

幸せになりたい3人は神様の教えに従い、“ちょうどいいブス”になるために様々な修行を始め、それぞれの幸せに向かっていくというストーリーになっています。

<↓の画像は、来年1月10日スタート『人生が楽しくなる幸せの法則』のビジュアル写真>

「自己表現下手くそブス」の主人公・中川彩香役を夏菜さんが演じ、彩香は美人ともブスとも言えないレベルの見た目、存在感も薄く、言いたいことをハッキリと言えない受け身体質で、長く片想いしている男性がいるものの自分からアプローチ出来ないでいる役どころです。

彩香の同僚で、「融通の利かないブス」の木原里琴役を高橋メアリージュンさんが演じ、里琴は美人で仕事ができる一方で、性格がキツくて協調性もなく、周囲からは面倒な女だと疎まれているという役どころです。

同じく同僚で「開き直りブス」の皆本佳恵役を小林きな子さんが演じ、佳恵は自分がブスだと自覚しながらも、恋人がいることを振りかざし、他の女性をディスりがちの厄介なタイプという役どころになっています。

そんな3人に対して、“ちょうどいいブス”になるための方法を指南・レクチャーする「ちょうどいいブスの神様」役を著者・山崎ケイさんが演じ、その他に和田琢磨さん、佐野ひなこさん、忍成修吾さん、伊藤修子さん、徳井優さん、田山涼成さんらも出演します。

沼田賢治プロデューサーはドラマについて、「女子3人の『心』がどう成長し、『生き方』がどう変わっていくのか…。笑いあり、涙あり、そして恋愛ありの楽しいコメディーに仕上げて参ります。木曜夜、勇気がもらえる時間になると思います。ぜひ、お楽しみください」とコメントしています。

<↓の画像は、『ちょうどいいブスのススメ』改め『人生が楽しくなる幸せの法則』の人物相関図>

当初ドラマのタイトルは原作と同じ『ちょうどいいブスのススメ』とされていましたが、決してブスとは言えない夏菜さんが主演に起用されたこともあり、ネット上では多くの批判的な声が上がり、著者の山崎ケイさんにも批判が寄せられる事態となっていました。

週刊誌『女性自身』のWeb版によると、『ちょうどいいブスのススメ』というタイトルに対してツイッター上では、

などの声が上がっていたとのことです。

こうした批判的な声が上がり、物議を醸した結果なのかどうかは定かではないものの、ドラマのタイトルは『ちょうどいいブスのススメ』から『人生が楽しくなる幸せの法則』に変更となり、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

ドラマタイトルを変更後も否定的な声が上がっているのですが、“ちょうどいいブス”という表現は男性目線によるものとして不快感を抱いた方はかなり多く、今年夏にも『花王』のヘアケアシリーズ『エッセンシャル』のツイッターアカウントが、「山崎ケイってちょうどいいブスじゃなかったっけ?いい女になってるその秘密は?ツイートして、続きの動画をチェックしてね」とツイートしたところ、大炎上騒動に発展していました。

その騒動を受けて同アカウントは、「先日のエッセンシャルの広告により、多くの方にご不快な思いをさせてしまった事を深くお詫び致します。大変申し訳ございませんでした」と謝罪し、問題の投稿を削除しています。

こうした騒動が起きた後にドラマが発表され、再び物議を醸す事態となったのですが、山崎ケイさんが書いた原作のエッセイは、美人ではないと思っている女性が、美人よりモテるようになるための術を指南しており、ターゲットとしているのは男性にモテたい女性です。

一方でドラマは、「世の中の多くの女性たちは、実はこう思っているのではないでしょうか?『私って美人じゃないけどブスでもない…』、そんな方にこそご提案したい…。『もしかしたら私、ブスなんじゃないかな』と一度仮定してみませんか?」として、世の中の全ての女性たちをターゲットにしており、こうした部分も問題の1つとして挙げられています。

ドラマ放送前からこうした物議を醸し、大きな注目を集めてはいるのですが、視聴ターゲットにしていた女性たちから反感を買ってしまい、視聴率にも大きな影響を与えそうですし、放送前に一応タイトルは変更したものの、ドラマの内容次第ではさらなる炎上騒動を巻き起こしそうですね。

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