TBS系で9年間放送されていた朝の情報・報道番組『朝ズバッ!』(TBS系)が3月28日を以て終了し、この後継番組として今日31日より『あさチャン!』がスタートしたのですが、この番組に対して批判が殺到しているようです。
新情報番組「あさチャン!」は『朝の食卓に会話の花が咲くような「家族がつながる情報番組」』をコンセプトに、司会の夏目三久さん(29)と明治大学教授の齋藤孝さん(53)が日々のニュースを始め、スポーツやエンターテインメントなど、さまざまな情報を扱う番組となっている。
主要時間帯となる6時~8時では、その日その日の関心事を伝える「あさカツ!チョイス」というコーナーで、初回(7時から約45分間放送)では、消費税8%の影響、沖ノ鳥島の事故、日朝協議といった時事ニュースだけでなく、新DVDを発売する「EXILE」へのインタビューや「テゴマス」全国ツアーの様子、米倉涼子さんの美エピソードなど、エンタメ情報もふんだんに盛り込まれていました。
「朝ズバッ!」の同時間帯では、時事中心の注目ニュースをコメンテーターとともに紹介する「8時またぎ」(7時25分頃~)が放送されていたため、初回を見る限りでは、扱うテーマはだいぶ異なる。
そのため、報道重視の「朝ズバッ!」に慣れ親しんだ視聴者からは、
「芸能やお洒落ニュースが増えて報道色がほとんどない。どこ見ればいいんだ」
「エンタメ情報ばっかりでZIPやめざましとあまり変わらないじゃん」
「この時間帯、真面目だったの朝ズバだけだったのに…最悪だわ…」
といった不満が寄せている。
また、コメンテーター不在の構成に「毒気が無くなった」「コメンテーター達のトークが好きだったのに」「クソでもコメンテーターって大事」などの声もあった。
そして、みのもんたさん降板以降の「朝ズバッ!」を引っ張ってきた井上アナが脇役になったことで「ニュース読みだけじゃもったいない」「井上アナが活きていない」と指摘する声も出ている。
これにネットでは、
「こんだけ不満の感想があるってことは、視聴率は高いってことになるのかな」
「エンタメ色が強くなったね。丁度良いバランスだよ、今のところ」
「井上の朝ズバ!のままで良かった・・・」
「みのもんたより数万倍マシだと思ったけどな」
「夏目はいいけど斎藤はキャスターに向かない。コメンテーターに降格させろ」
などのコメントがありました。
夏目さんがメインキャスターを務めることで放送前には話題になった『あさチャン!』ですが、ここまで番組の内容が変更されていたら、ニュース色が強い『朝ズバッ!』を好んでいた視聴者から批判が殺到するのもしょうがないですね。
ですが、今日スタートしたばかりのまだまだ様子見段階で、今後この批判を受け番組の方向性を変えるなどの試行錯誤をしていくでしょうから、今後の改善に期待したいと思います。