20日放送のバラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系 19時56分)で、タレント・俳優の“マチャアキ”こと堺正章さん(さかい・まさあき 本名=栗原正章 74歳)と次女で女優・堺小春さん(旧芸名・本名=栗原小春 26歳)が、テレビ番組で初共演を果たすことが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
<↓の画像が、堺正章さんの次女・堺小春さんの顔写真>
堺正章さんと2番目の妻でタレント・エッセイストの岡田美里さん(おかだ・みり 59歳)を両親に持つ堺小春さんは、7歳の時(2001年)に両親が離婚し、2004年にミュージカル『アニー』のオーディションに合格して芸能活動を開始、2007年に放送された堺さん出演の時代劇『夏雲あがれ』(NHK)の最終回には姉妹で出演しました。
その後、学業を優先するために芸能活動を休止、高校卒業後は東京都内の大学で建築・インテリアを学んでいましたが、大学3年時に進路で迷っていた際に「やはり舞台に立ちたい」と思い、堺正章さんに相談したところ「小春がやりたいことをやることがパパは幸せ。後悔しないならやりなさい」と背中を押され、そこから演技のレッスンに通い、舞台『転校生』のオーディションに合格、芸能活動を再開させました。
芸能活動再開のタイミングで芸名を本名から「堺小春」に改名し、現在までにNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や『この恋あたためますか』(TBS系)、映画『心が叫びたがってるんだ。』『亜人』『曇天に笑う』『検察側の罪人』などに出演しています。
<↓の画像は、『いだてん』出演時の井上順さんとの写真>
そんな堺小春さんと父・堺正章さんはこれまで一度もテレビで共演したことが無いそうで、20日放送の堺さんが総合司会を務める『世界一受けたい授業』でついに親子テレビ初共演を果たし、堺正章さんは小春さんが発言する度に「いい答え!」「小春すごい!」「お小遣いをあげようね!」などと反応し、親バカぶりを披露しているとのことです。
番組収録を終えて堺正章さんは、「初めてバラエティで一緒になりました。私はいつもよりテンションが高かったような気がします。小春は小さい頃から欲がない子でしたが『堺』を継いでもらい、この先、時間をかけて成長してもらいたいと思いました。」
とコメントしています。
一方の堺小春さんは、「パパすごいな!と本当に思いました。毎回こんなにすごいところで仕事をしているのかと。バラエティ番組もこれまで出たことはないので、最初は今まで使ったことのない筋肉が痛くなりました。ようやく最後に楽に笑えるようになりましたが…。」
と明かしています。
<↓の画像が、20日放送『世界一受けたい授業』で共演の堺小春さん、堺正章さんの写真>
20日放送の『世界一受けたい授業』には堺小春さんのほか、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』の片寄涼太さん、佐藤栞里さん、SHELLYさん、杉村太蔵さんがゲストで登場します。
そして、堺さん親子のテレビ初共演に対してネット上では、
- 使える物は 何でも使わないとね!
- パパか…一瞬見た時、孫かと思ったが…
- 七光りが眩しくて眩しくて
- 娘のために親はがんばるね。突き放さない。
- 自分の実力だけでやっていくのは難しそう…
- またまた出ました親の七光りタレント。それを応援するバカ親。テレビに出るな。
- 堺正章の娘って、関係者も絶対使わざるを得ないだろうし、めちゃくちゃ気を使うだろうね。大変そう
- 若い人は知らないと思うけど、マチャアキ自身も元は七光りだから、本人の頑張り次第じゃない
- 堺さんの2番目の奥様、美里さんとの次女ですね。かなり年が離れているから、娘というより孫に近いのかな?
- お父さんそっくり。お母さんがハーフだから小春さんはクオーターなのだけど、全くのアジア系で、お父さんにも、お祖父ちゃんの堺駿二さんにもよく似てますね。お母さんとは全然ちがいますね。
- 伊藤沙莉の親友のようでSNSでたまに見かけるけど、デビュー当時よりだいぶあか抜けた気がする。バイプレイヤーで重宝されそうなビジュアル
- 親の七光りと言われようが、使える物は使った方がいい。他の人には無い特権だから。売れるかどうかは自分の努力と行いで決まるから。
親のおかげでテレビで使ってもらえた事を、自分の力だと勘違いする輩も居るけど、そんな奴は男女関係なく干されるからね。
親と関係者さん達への感謝の気持ちを忘れずに頑張って下さい。 - 26歳にもなって「パパすごいな」ってw そこは「父は~」って言った方が少しは好感もってもらえたかもしれないのにw
- 堺正章が2世タレントだもんな…。「親の七光り」と言われたはずだし、それを実力で跳ね除けてきたけど…。
だから娘は祖父の代から考えると「14光」なんだよな…。それを忘れさせるだけの能力はなさそうだな…。
「さんま御殿」「トリニク〜」は2世タレントも多く出演してるから、同じように今後は出演しそう…。
などの声が上がっています。
今回のテレビ初共演発表を受けて、母親の岡田美里さんは自身のブログを更新し、「この番組に出演させていただくことになったとき、私と姉の菊乃に相談がありました。『いいじゃない~』と、私達。」
と綴り、長女でファッションデザイナー・ブロガーの栗原菊乃さん(30)と共に番組出演に賛成したことを明かしています。
<↓の画像は、家族写真>
また、堺小春さんが大学卒業前に芸能界復帰したことを振り返り、「22歳で就職目前だった小春が、女優になりたいと言い出したときはビックリしすぎて…2週間くらい、謎の沈黙となってしまったくらい、小春に演技力があるなんてわかっていませんでした。アニーに出ていた頃、いつも控えめで、実は心配ばかりしていましたし、主役を張るタイプではなかったので、『主役にはなってはダメよ。長く、ずっと地味に活躍する女優でいいの。主役はすぐ代わりが見つかるし、次の若手に代わってしまうけど、脇役はずっとできるから子供産んでも…。』と、伝えました。」
と明かしています。
さらに、堺小春さんが芸能活動再開する際には、堺正章さんのサポートを期待していたことを明かし、ある時に電話をかけて「あのー、石田純一さんみたいにサポートは…したり…なんて…しないですか。。」と聞いたところ、「女優というのは、とても強さが必要で、何かに当たるときには、強さを身につけていなければ進めないですから、今は何も手伝わないほうがいいんです。」と言われたとのことです。
これに対して岡田美里さんは内心「え、えぇええ〜。ちょっと厳しくないですか」と思いつつ、「貫禄あるご意見」と妙に納得したといい、堺小春さん自身も「パパの名前のもとでデビューはしない」と話していたそうですが、最終的には芸名を変更して「堺小春」として再デビューしたといいます。
堺小春さんは現在、豊川悦司さん、萩原聖人さん、柄本佑さん、伊藤沙莉さん、和久井映見さん、余貴美子さん等が所属する芸能事務所『アルファエージェンシー』に所属しているのですが、事務所も自分で探してきたといい、「あれから数々の舞台女優としてまたドラマで端役など…色々と経験した小春は女優になって5年が経ちました。(中略)たくさんの苦労をかけてしまいましたが、こうして好きなことで生きていることは2人の姉妹とも、協力してここまできて、こんな情けない私の娘なのに、良かったなと思っています。」
と、母親としての思いを綴っています。
堺小春さんは再デビューから今年で早6年となり、端役ながらドラマや映画への出演数も少しずつ増えてきているようで、2018年には舞台で初主演を務め、今月26日~3月14日にかけて上演予定の伊東四朗さん主演舞台『みんながらくた』に出演することが決定しています。
まだまだ女優としての知名度、評価は低く、ネット上でも“親の七光り”などと揶揄されている状態で、『世界一受けたい授業』での親子初共演に対しても冷ややかな反応が目立ちますが、これから経験を積んで、親の力に頼らずとも実力で様々な作品に起用されるような女優に成長していってほしいですね。