タレント・松居一代さんとの離婚騒動の渦中にある俳優・船越英一郎さんが司会の大型情報番組『ごごナマ』(NHK 月曜~金曜13時5分)に、実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文さん(44)がゲスト出演し、番組出演時に着用していたTシャツにプリントされていたイラストが物議を醸すことになり、番組内で謝罪するという場面がありました。
堀江貴文さんはこの日、ナチス・ドイツの独裁者として知られるアドルフ・ヒトラーのイラストが描かれたTシャツを着用しており、そのTシャツには「NO WAR」(戦争反対)というメッセージのほか、ピースマークも描かれていました。
<↓の画像が、独裁者アドルフ・ヒトラーが描かれたTシャツを着用し、『ごごナマ』に生出演した“ホリエモン”こと堀江貴文さんの写真>
堀江貴文さんはこうしたデザインのTシャツを着用し、番組司会の船越英一郎さん、美保純さんとトークをしていたのですが、番組放送中にネット上では、
- ホリエモンのTシャツ、どう見てもヒトラーだけど大丈夫?
- よく許したな NHK
- そのTシャツはあかんやろ
- 完全にアウト!NHKの映像は世界中に流れてますよ
- ホリエモンのTシャツ、本当にだめなやつだろ
- 居るだけで放送事故
- 堀江さんが着てるTシャツの柄、ヒトラーだよね?ヒトラーじゃないの?面白半分で着てるの?ついでに船越といい、いいの?NHK?
- このTシャツ、NHK的にオッケーなんすかね? NHKじゃなくてもどうかと思うけど
などの声が上がっており、その一方で堀江貴文さんが2015年1月に出版した本『我が闘争』は、アドルフ・ヒトラーの自叙伝とタイトルが同じということから、「炎上宣伝手法として自作?」という声も上がっていました。
このようにネット上では批判的な声が多く上がっていたのですが、実際にNHKにもクレームの電話が寄せられたようで、『ごごナマ』の放送中に阿部渉アナウンサーが「今日この番組にご出演いただきました堀江貴文さんのTシャツにつきまして、視聴者の方から問い合わせをいただいております」と報告し、「Tシャツはご本人が持参されたもので、戦争反対を示す『NO WAR』という文字や反戦のマークが入っていました。しかし、ヒトラーを想起させるというご意見をいただきました。不快な思いを抱かれた方にはお詫び申し上げます」と謝罪していました。
なお、堀江貴文さん本人はツイッター上で「なんでまたヒトラーのTシャツなんですか?」という質問が寄せられ、「ん? NO WARのメッセージTだよ」と返信していました。
<↓の画像が、ヒトラーTシャツに関するツイート>
番組では謝罪が行われていたのですが、今回の騒動については賛否両論となっており、Tシャツには「NO WAR」(戦争反対)というメッセージに加えて、ピースマークが描かれていたことから、これを問題視するのはどうなのかという声が上がっています。
その一方では、、NHKの番組は海外でも視聴が可能であり、イラストはアドルフ・ヒトラーを想起させるものということから、あのようなTシャツを着用するのは不適切という声が多く上がっています。
昨年も欅坂46がライブで着用した衣装が、ナチス・ドイツの軍服とデザインが酷似しているとして物議を醸し、大きな騒動に発展していましたが、本人だけでなく周囲もしっかりとチェックし、同様のトラブルが起きないように気を付けた方が良いでしょうね。