暴露系YouTuberとして時の人となっている“ガーシー”こと東谷義和さん(50)が、YouTubeで語っている様々な暴露話が大きな波紋を広げ、暴露のターゲットになった俳優・城田優さん(36)が出演していた3社のCMは突然公開中止となり、現在ナレーションを担当しているNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』への影響も懸念されています。
今週の前半に放送された『カムカムエヴリバディ』では、城田優さんのナレーションが入らなかったほか、オープニングのクレジットからも城田さんの名前が無く、東谷義和さんの暴露が原因かとの憶測も飛び交いました。
しかし、ニュースサイト『J-CASTニュース』の取材に対してNHKは、「城田優さんは、本日語りがない回でしたので、クレジットを入れませんでした。これまでも同様の回は複数回あります」
と回答し、実際に10日放送の『カムカムエヴリバディ』では城田優さんのナレーションが復活し、ドラマの視聴者やファンからは「優くんの語りに癒された」「ナレーションが聞けて安心した」などと喜びの声が上がっています。
- 『カムカムエヴリバディ』城田優さんのナレーション動画(YouTube)
10日発売の週刊誌『週刊新潮』も、東谷義和さんの暴露を巡る騒動を伝えると共に、NHKの今後の対応について取材を行っています。
週刊新潮の記事ではNHK関係者が、「ドラマは4月8日に最終回を迎えますが、実は終盤に城田さん本人が初めて顔出しで出演する回があるそうなんです。ナレーション役に徹してきた彼が、主人公等と接点のある重要な役回りを演じていたことが明かされる。簡単には代わりを立てられない役柄なので、局内では事態の動向を見守っています」
と語っています。
そこで週刊新潮がNHKに取材をしたところ、「(配役の)変更予定はありません。ドラマの先の内容に関わる回答は控えさせていただきます」
と回答したとし、城田優さんはこのまま降板することなく続投となるようです。
週刊新潮はさらに、2020年9月末をもって専属契約を終了後も、城田優さんの活動をサポートしている大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に取材したところ、「YouTubeで配信された内容は、城田優氏が弊社の専属契約期間中の出来事でありましたが、当時記事化された内容を除き一切聞いておりませんでした。一般論として、反社会的勢力との関係があったならば、それは許されるべきものではございませんが、記事内容について城田優氏本人が『事実無根』と主張するのであれば、これまでお世話になってきたテレビ局をはじめメディア各社、公演主催者、広告主、弊社も含め納得のゆく釈明を行うべきだと考えます。現在弊社の所属ではございませんが、上記のことを本人に助言も致しました。」
と回答したとのことです。
なお、週刊新潮は城田優さんの個人事務所にも取材を申し込んだそうですが、期日までに返答が無かったそうです。
現時点で城田優さんサイドは静観しており、城田さんと共にプライベートでのトラブル等を暴露された綾野剛さんも現時点で完全スルーしていて、『週刊文春』の取材に応じた所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』の山本又一朗社長は、現時点で東谷義和さんの暴露に対して「法的措置は全然考えてない」と明かしています。
ちなみに、東谷義和さんは2人に関する暴露を今後も続けていくと宣言し、城田優さんと元『KAT-TUN』の赤西仁さんについて語る動画を来週アップすると予告しています。
城田優さんが現在主演しているミュージカル『カーテンズ』は今月いっぱい公演が行われ、それから約半年後の秋には、三浦春馬さんに代わってドラァグクイーン・ローラ役に抜擢されたブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』が開幕予定となっており、城田さんは複数の仕事を抱えていることもあり、暴露に対して黙殺を続けるつもりなのかもしれません。
しかし、東谷義和さんが語った反社会的勢力との繋がり、違法賭博などは問題視されており、もし事実無根なのであればナベプロが言うように、しっかりと説明をして疑惑を払拭するべきだと思いますし、法に触れるような行為を過去にしていたのであれば、公の場で謝罪などをする必要があるのではないでしょうかね。
東谷義和さんによれば、本格的な暴露を始める前に友人から「優が死ぬかもしれん、ヤバいぞ。死んでもええんか」との連絡が来たといい、城田優さんはいま精神的に不安定な状態にあるようです。
6日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際にも、城田優さんは「メンタルがめちゃめちゃ弱い」と明かしており、すぐに対応をするのは難しいのかもしれませんが、タイミングを見て釈明などを行ってほしいですね。