昨年放送のドラマ『風間公親-教場0-』で9年ぶりに俳優復帰し、『サントリー生ビール』のCMなどにも出演中の坂口憲二さん(48)が、実写映画『キングダム』シリーズへの出演が決まったと13日発売の週刊誌『女性セブン』が伝えています。
山崎賢人さんが主演の『キングダム』は、漫画家・原泰久さんが現在も『週刊ヤングジャンプ』で連載中の古代中国・春秋戦国時代を舞台にした人気漫画が原作で、2019年公開の1作目は最終興行収入が57.3億円、2022年公開の2作目は51.6億円、昨年公開の3作目は56億円と大ヒットを記録しました。
今年7月12日から4作目『キングダム 大将軍の帰還』が公開予定で、今作はシリーズ最終章と銘打っているものの、女性セブンの記事では映画会社関係者が、「7月ごろから、とある地方で映画『キングダム』の第5弾以降の撮影が始まると聞いています」「第5弾から参加するのは主役級の俳優さんばかり。なかでも注目すべきは坂口憲二さんだと言われています。一時は芸能活動を休止していたので、坂口さんにとっては久々の映画出演。それだけに意気込みはすごく、出演が決まるやいなや体を鍛え直すなど、準備に余念がないそうです」
と明かしています。
別の映画会社関係者によれば、キングダムは原作のコミックスが現時点で72巻まで刊行されている長編シリーズで、実写映画も長編化を念頭に置いて2~4作目まではまとめて撮影しているといい、「これから撮影が始まる5弾以降も一気に7弾まで撮影する。最終的には10作を超える壮大なスケールになる計画もあるそうです」
と語り、今後5年以上にわたり新作公開が続く可能性もあるようです。
5~7作目の撮影は冬まで続く見込みといい、映画の制作陣は坂口憲二さんとの撮影に大きな期待を寄せているとのことです。
坂口憲二さんは10年近く前の2015年春に、股関節の一部が壊死(えし)してしまう国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死症」と診断され、その後手術を受けて症状が改善しましたが、「いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難」として、2018年3月末をもって芸能活動を無期限休止しました。
その後はコーヒーについて学んで焙煎士となり、コーヒーブランド『The Rising Sun Coffee(ザライジングサンコーヒー)』を立ち上げ、芸能界から離れて新たな活動を行っていました。
そうした中で2022年に『EDWIN』のウェブCMに出演、昨年から『サントリー生ビール』のCMにも登場し、そして木村拓哉さん主演の『風間公親-教場0-』で俳優復帰しました。
女性セブンによれば、坂口憲二さんは本格復帰に向けて準備を入念に行っていたそうなのですが、その背景には教場や2004年放送のドラマ『プライド』で共演した木村拓哉さんの存在があったといい、キングダムへの出演も木村さんの後押しがあったからだと言えるとしています。
<↓の画像は、『風間公親-教場0-』撮影時の坂口憲二さん、木村拓哉さんの写真>
坂口憲二さんは『教場』で俳優復帰後の昨年9月には、個人事務所『オフィスブラックツリー』の設立を発表し、その後もコーヒーブランドに関わる活動がメインとなっていましたが、キングダムへの出演が事実であれば、どの役を演じるのかも含めて今後の正式発表が楽しみです。
坂口憲二さんは先日放送のトークバラエティ番組『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ 木曜22時)にゲスト出演し、6年前に第3子の長女が誕生していたことを明かしていたのですが、俳優復帰前のインタビューでは、「子どもに現在進行形で頑張っている姿を見せたい」「『昔は俳優やってたんだよ』とか言うんじゃなくてね(笑)」などと語っており、これからまた俳優としても活躍する姿を是非見せてほしいです。