バラエティ番組『ダウンタウンなう』（フジテレビ系 金曜21時55分）で、俳優・タレントの坂上忍さん(53)の“リストラ計画”が囁かれているとニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。
2015年4月からスタートした『ダウンタウンなう』は、ダウンタウンの2人と坂上忍さんがハシゴ酒しながら、ゲストと様々なトークを繰り広げる「本音でハシゴ酒」がメイン企画となっていましたが、昨年8月から新企画「人志松本の酒のツマミになる話」が始まり、「本音でハシゴ酒」の放送回数が減少しているといいます。
「人志松本の酒のツマミになる話」は、松本人志さんがMCを務める人気特番『人志松本のすべらない話』の派生企画で、松本さんと複数のゲストがお酒を飲みながら、「酒のツマミになるような話なら何をしゃべってもOK」というルールのもと、本音トークを繰り広げる内容になっています。
この企画にダウンタウン・浜田雅功さんと坂上忍さんは出演せず、『千鳥』の2人がレギュラー出演しているのですが、番組のコンセプトは「本音でハシゴ酒」と同じです。
この新企画のスタートについて『日刊大衆』の記事では女性誌記者が、「コロナ禍の影響で、店を回るロケができなったのも影響しているのでしょうが、いまや『ハシゴ酒』と『酒のツマミになる話』が週替わりで放送されている。評判もいいので、このまま少しずつ『酒のツマミ』が番組のメインになるかもしれません。そうなると、『ハシゴ酒』の看板でもあった坂上が、不要だということになりますね」
と語り、坂上忍さんが番組降板となる可能性もあるようです。
また、『ダウンタウンなう』での坂上忍さんの言動が問題視されているとし、「JOYのタメ口キャラについて、坂上が『キャラかなにか知らないけど、目上は目上だよ。俺ね、タメ口すっげぇ大嫌いなんだ。テメェ風情がよ、俺にタメ口使ってんだって話なんだよ』と声を荒げていたんです。JOYもうまく返せずに『マジで怖ぇし』と、顔を引きつらせていました。コンプライアンスが厳しくなりつつある昨今、坂上は番組的にも使いづらいのではないでしょうか」
と語っています。
そんな坂上忍さんの代役として、昨年8月にハーフタレント・ウエンツ瑛士さんが出演したところ、視聴者からは「坂上忍じゃなくてウエンツに代わってくれたら毎週見るのに」との声が上がるなど、ネット上では坂上さんの番組降板を求める声が多かったとのことです。
そして、昨年11月に「人志松本の酒のツマミになる話」が放送された際に松本人志さんが、「（コーナーの）評判が良くてスタッフがホクホク。なにがホクホクかって、1番デカイのは浜田をリストラできたこと」と語っていたのですが、女性誌記者はこの発言について、「いつもの浜田さんをイジるネタだと思っていましたが、坂上のリストラの匂わせだったのかもしれませんね」
と深読みしています。
「人志松本の酒のツマミになる話」は昨年8月と9月は月1回の放送でしたが、10月には2週連続、今年1月は15・29日と隔週放送し、2月5日にも放送されます。
坂上忍さんは『ダウンタウンなう』以外の番組でも言動が度々物議を醸しており、それによって1月に週刊誌『週刊女性』が読者を対象に行なった「嫌いな司会者」アンケートでは、フリーの宮根誠司アナウンサーに約40票の差を付けて坂上さんが1位になっていました。
坂上忍さんを選んだ読者からは、
- どこに需要があるかわからない。人を貶めるような発言が気になる
- 威勢のいいことを言うが、強いものには何も言えない。嫌いなので出ている番組を避ける
- 一般社会常識がないのに、有識者に対する言葉遣いや、同じ芸能人に対する問いかけの際、机に肘をついての発言は見ていても司会者とは言えないのでは
などの声が上がっているとのことでした。
アンケート調査の結果を発表した同記事に対してもネット上では、坂上忍さんに対する辛辣な声が多々上がっており、アンチが多いのは人気がある証拠とも言われますが、坂上さんは『好きな司会者ランキング』などで上位に入ることはなく、好感度の低さは芸能界でもトップクラスとみられます。
それでも坂上忍さんは現在、フジテレビで『ダウンタウンなう』を含めて3本のレギュラー番組を持っており、昨年の『タレント番組出演本数ランキング』（ニホンモニター調べ）では、400本以上の番組に出演し総合ランキング14位にランクインしていました。
坂上忍さんの番組起用に対しては以前から疑問視され、制作サイドは感覚がズレているといった声が上がっていますが、まずは『ダウンタウンなう』で“坂上外し”を行うのかどうかに注目ですね。