土屋太鳳が主演NHK朝ドラ『まれ』が大コケ! 最終回視聴率20%超えも、5作ぶりに大台突破ならず! 視聴者からは批判殺到
女優の土屋太鳳さん(つちや・たお 20歳)が主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』の最終回が26日に放送され、関東地区の平均視聴率が21.8%、3月30日~9月26日にかけて全156回放送された期間平均視聴率は19.4%だったことが明らかとなりました。
NHK朝ドラで20%を下回ったのは、2012年に放送された夏菜さんが主演の『純と愛』が記録した17.1%以来5作ぶり。
能年玲奈さんが主演を務めた2013年前期の『あまちゃん』は20.6%、2013年後期の杏さんが主演『ごちそうさん』は22.3%、2014年前期の吉高由里子さん主演の『花子とアン』は22.6%、2014年後期の玉山鉄二さんが主演の『マッサン』は21.1%と、これまで4作連続で20%超えをしていたものの、ついにこの記録が途切れることに。
『まれ』は初回平均視聴率21.2%、初週平均視聴率は20.6%、第2週は21.0%と20%台の数字を記録していたものの、第3週で19.7%と20%を下回り、その後は18~19%台の週間平均視聴率を連発し、2週目以降に週間平均視聴率が20%台だったのは、第13週、第22週、第24週の3回のみとなっており、最高の平均視聴率を記録したのは4月7日で22.7%でした。
『まれ』で主演を務めたのは、2014年前期の『花子とアン』で吉高さん演じる主人公の妹・もも役を演じた土屋太鳳さんで、小学校5年生の時に父親が破産寸前となり、家族で夜逃げのように都会から石川県能登地方に引っ越してきた生真面目な性格をしている津村希(つむら・まれ)が、幼い頃からの夢だった一流のパティシエになるために神奈川県横浜市の洋菓子名門店で修行し、試練を乗り越えながら能登で自身の店と家族を持つ決心する姿を描いていました。
<↓の画像は、『まれ』の人物相関図>
同ドラマは、TBS系の連続ドラマ『いま、会いにゆきます』、『クロサギ』、『ステップファザー・ステップ』など、数多くのドラマや映画で脚本を担当した篠崎絵里子さんのオリジナル脚本で、オープニングテーマ『希空~まれぞら~』は、朝ドラ史上初となる主演の土屋さんが作詞を担当しました。
そして、このような結果になった『まれ』に対してネット上では、
- みんなでドラマの主題歌を合唱するシーン。寒すぎて鳥肌立った。結局どういう話なのか、方向性が分からないまま終わった。
- やっと終わったか!最近の中では、断トツにつまらない朝ドラだったわ!!
- 話があちこちに飛び『あれ?』と思うエピソードが多くて、途中から見なくなってしまいました。パティシエになる夢を貫くことなく終わったのは残念でした。
- やっと終わってくれたって感じです。徹の性格も最初から最後まで変わらなかったしな(^o^;) 話に一貫性がなく結局、何を伝えたいのか分からない話でした(-.-)
- 誰に思いを寄せたら良いか、わからないドラマだった。脇は素晴らしい役者さんばかりだったのに、もったいなかった
- 脚本家が自分の父が実際にダメ親父で、それを書きたかったみたいなことを言っていたけど、視聴者はそんなものみたくないんだよね。NHKの朝ドラだからまだよかったものの、この内容で民法で放送されていたら、間違いなく途中打ち切りになってた。視聴率も1~2%台だっただろう。
- 本筋であるべきパティシエ関連、修行とか家庭との両立とかはあまり描かれず、いきなり登場した脇役の話とか、脇道にそれた話が多すぎで、結果的にパティシエってなんだったのか…。なんで舞台が能登だったのか全く不明で、いつか面白くなると思って見ていた自分を情けなく感じるドラマだったわ。時間を返してくれ
など、批判的なコメントが多く寄せられています。
『まれ』に対する批判は放送開始当初より多く寄せられていましたが、軌道修正することが出来ず、最後の最後まで非難された残念な作品となってしまっていたようですね…。
『まれ』を視聴していなかったため、YouTube上にアップされている北村ヂンさんが制作した「1分で振り返る朝ドラ『まれ』」という動画で大まかなあらすじを確認しましたが、だいぶ細かいところを端折っているものの、大体このような内容だだったようで、これでは朝ドラ視聴者から脚本が薄っぺらい、展開がおかしい、つまらないと批判されても当然だなと感じました。
- 1分で振り返る朝ドラ『まれ』(YouTube)
そして、ついに4作連続で続いていた20%の大台突破記録をストップしてしまったわけですが、28日よりスタートした波瑠さんが主演の『あさが来た』はどうなるのかに注目していきたいですね。
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『純と愛』の二の舞…朝ドラも甘くて安っぽくなった。