昨年も4本の映画に出演するなど大活躍した女優・土屋太鳳さん(22)が、7月期放送のドラマ『チア☆ダン』(TBS系 金曜22時)で主演することが先日発表されました。
土屋太鳳さんは2015年上半期放送のNHK連続テレビ小説『まれ』で主演し、その後も『お迎えデス。』(日本テレビ系)、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)、『兄に愛されすぎて困ってます』(日本テレビ系)などのドラマに出演しているのですが、民放のゴールデン・プライム帯(19時~23時)に放送の連ドラで主演するのは意外にも初となります。
『チア☆ダン』は、昨年3月に広瀬すずさん主演で映画化された『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の数年後を描いたオリジナルドラマで、全米チアダンス選手権で優勝した福井商業高校のチアリーダー部『JETS』の隣町の高校が舞台になっています。
土屋太鳳さん演じる主人公は、幼い頃から『JETS』に憧れを抱き、将来はチームの一員になりたいという夢を持っていたものの、ダンスの技術は三流ということで「自分には無理、できっこない」と夢を諦め、勉強や部活も中途半端な隣町の高校に入学。
しかし、チアダンスへの夢を諦めきれず、高校のチアリーディング部に入部し弱小運動部の応援をしていた中で、東京から来た強引な性格の転校生から「私とチアダンスをやろう!」と言われたことがきっかけで火が付き、新たにチアダンス部の設立に動き始め、「打倒JETS!」「全米制覇!」という高い目標を掲げて、仲間や教師たちと泣き笑い、成長していく姿を描いているとのことです。
土屋太鳳さんは5月のクランクインに向け、1月下旬から約20人の共演者と週2回のレッスンを開始し、それから徐々に週3、4回と練習量を増やしていく予定とされています。
主演に抜擢された土屋太鳳さんは、3歳から日本舞踊やクラシック・バレエを習い、高校時代には創作ダンス部で活動し、高校卒業後には日本女子体育大学・体育学部運動科学科舞踊学専攻に入学しており、これまでにCMなどでもダンスの腕前を披露しています。
ダンスができて高い運動神経の持ち主であるため、チアダンスをテーマにした『チア☆ダン』の主人公に適任だとは思うのですが、ドラマ発表時点でのネット上の反応はというと、
- 視聴率6%位かな、多分見ない。
- 正直これはショック。他の女優さんが演じるにしても、土屋太鳳さんでは十代には全く見えません。ものすごく無理があると思います。
- もう23才だし、それより老けて見えるのにまだ高校生役ですか?もっと若い子に譲ってあげたらいいのに
- 合わない気がします。体育会系だけど、外見と伴わない気がする。『チアダン』は広瀬すずが良かったから敢えてドラマ化しなくて良いし。『表参道合唱部』みたくほぼ無名の芳根京子ちゃんを主演に抜擢した時みたく無名でも良い女優さんたくさんいるんだから可能性を潰さないで欲しい。
- 映画版での広瀬すずちゃんなら、本当に若くて透明感あり、綺麗な子がヒロインを演じて文句はないが、土屋太鳳では、どこから見ても高校生に見えない。すずちゃんより見た目は劣化。
- ダイハツのCMウザい。この人、人気ないし、かなり嫌われてるから、映画もコケまくってるけど、使わなきゃいけない理由でもあるの?ゴリ押しすればするほど嫌われるのに。
- 土屋さんと同じ事務所の黒島結菜さんの方が小顔で若々しくてピッタリなのに!結菜ちゃんで見たいな。
- 土屋さんってどんな役やっても同じに見えるし、なんだかあざとく見えてあまり好きじゃありません
などと批判的なコメントが殺到しています。
映画版で主演した広瀬すずさんは映画公開の時点ではまだ18歳でしたが、土屋太鳳さんは今年2月で23歳になり、映画などでは今でも女子高生の役を演じてはいるものの、そろそろ見た目的に厳しくなってくるため、10代の女優を起用した方が良いのではないかと思っている方が多いようです。
また、土屋太鳳さんは事務所の猛プッシュによって、ここ数年映画やドラマへの出演本数が増えていることからもうウンザリと思っている人や、土屋さんの言動に対してあざとさを感じる人も続出しており、ドラマ版『チア☆ダン』は視聴率が大コケするのではないかと予想する声も少なくありません。
ちなみに、広瀬すずさんが主演した映画版の『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は、全国300スクリーンで公開され、初週末の興行成績は観客動員数が16万人、興行収入が1億9400万円でランキング初登場4位、最終興行収入は13.0億円となっており、大ヒットとは言えない数字ではあったものの、そこそこの結果を残しています。
<↓の画像は、広瀬すずさんや中条あやみさんらが出演した映画版『チア☆ダン』の写真>
その一方で、土屋太鳳さんが主演した作品はここ最近低迷気味で、昨年9月公開の『トリガール!』は特に酷い結果になっており、公開初週からランキングTOP10圏外で、興行収入も1億円を下回る数字になったとみられています。
その他にも、ヒロインを務めた2016年4月期放送の福士蒼汰さん主演ドラマ『お迎えデス。』は、全9話の期間平均視聴率が7.9%、同10月期放送の織田裕二さん主演『IQ246~華麗なる事件簿~』も、全10話の期間平均視聴率が10.5%と微妙な結果になっていました。
そうした中で『チア☆ダン』の主演に抜擢され、プライム帯の連ドラで大コケしてしまうとイメージダウンに繋がり、今後の仕事にも悪影響を及ぼす可能性があるのですが、まずは初回でどれほどの数字を取れるのか、視聴者からはどのような反応が上がるのか注目したいですね。