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園子温が活動再開し批判噴出。女優に性加害問題を週刊女性報道も否定、トラブル解決前にコッソリ映画に関与が判明…

園子温監督が偽名でステルス復帰、性加害疑惑巡り炎上。山本孝之名義で映画『もしかして、ヒューヒュー』脚本担当…

今年4月に週刊誌『週刊女性』などによって、女優に対する性加害疑惑を報じられた園子温監督(その・しおん 60歳)が、12月20日から公開予定の映画『もしかして、ヒューヒュー』で偽名を使い、“ステルス復帰”していたことを8日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じ、ネット上で物議を醸しています。

園子温監督は4月に週刊女性によって、自身が手掛ける映画への起用をチラつかせながら、複数の女優と関係を持っていると報じられ炎上騒動に発展しました。

週刊女性の取材に応じた女優・Aさんは、「普段から『女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる』と話していました。『主演女優にはだいたい手を出した』とも。ある女優さんのことを『俺のおかげで売れたんだ』と言ってましたが、『別の男に乗り換えられて、捨てられた』って嘆いていました」などと証言。

また、俺はたくさんの女優に手を出しているけど、手を出したやつには仕事を与えている。だからほかの監督とは違うんだと豪語していたと明かしていました。

ただ、週刊女性の直撃取材に対して園子温監督は、「何の話ですか」「それは…知りませぇん」「ありえないですね」と、女優に対する性加害疑惑をキッパリと否定しつつ、自身の公式サイト上では、「関係者各位の皆様にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。」との謝罪コメントを掲載していました。

その翌月には、週刊女性の記事には事実と異なる点が多々あるとして、発行元の『主婦と生活社』に対して損害賠償や謝罪広告の掲載などを求める訴訟を起こしたと発表し、裁判では報道が事実ではないことを証明していくとしていました。

フラッシュによると、園子温監督は性加害問題を否定したものの、報道による影響で園監督が手掛けた連続ドラマがお蔵入りし、報道後は休業状態にあったといいます。

しかし、フラッシュが映画業界関係者に取材したところ、「じつは“園作品”が近々公開されるんですよ。禊が済んだとは思えないのですが……」「作品名は『もしかして、ヒューヒュー』です。12月20日から下北沢で単館上映を予定しています」と明かしたとしています。

『もしかして、ヒューヒュー』は、園子温監督の作品で助監督を務めたこともある安川徳寛監督の初長編映画で、スタッフ陣を見ても園子温監督の名前は無いのですが、別の業界関係者は、「実際は昨年、園氏が製作総指揮を務める形で企画が始まりました。ある出演者は『園作品だから』と聞かされて参加したそうです。脚本も、園氏が直筆で書いたものを、別の関係者が書き起こして使用しました。脚本としてクレジットされている『山本孝之』という人物が、園氏の“偽名”なんです。」「同作品は、コロナ禍で苦しむ芸術界のために創設された文化庁の支援制度から、助成金を受けています。申請の際に園氏の名前をきちんと報告したのか……。」と明かしています。

フラッシュは真相を確かめるため、11月上旬に自宅近所の公園を夫婦で散歩していた園子温監督に直撃取材を敢行し、『もしかして、ヒューヒュー』の製作総指揮と脚本を手掛けたのは事実か問うと、「やってません」とキッパリ否定したといいます。

<↓の画像が、公園を散歩する園子温監督と妻・神楽坂恵さんの写真>

続けて質問をしようとしたところ、個人事務所の社長で女優の妻・神楽坂恵さん(41)が割って入り、後日改めて事務所に文書で真相を聞いたところ、映画は、もともと園子温が監督を務める予定で、文化庁に助成金の申請を行っておりました。しかしその後、別の人間が監督を務めることとなったため園子温はこの作品の監督を務めておりませんと説明したとしています。

助成金については、監督変更の件につきましては、昨年11月18日(撮影開始前)時点で、文化庁の担当事務局に変更連絡を出しておりますと説明したといい、不正行為はしていないとしています。

映画の脚本に関しては、原案を園子温が作成し、それをもとに関係者が完成させたということ自体は事実です。また、この作品の脚本として紹介している山本孝之という人物が、園子温であることは事実です」「脚本として『園子温』という名が公表されることで、作品にほかの園作品と同様の色がつくことを避け、純粋に作品を、演技を楽しんでもらいたいという思いと説明し、偽名を使って映画に携わっていることを認めたとのことです。

また、安川徳寛監督やプロデューサーにも同様の質問をしたところ、園子温監督側と同じ趣旨の回答があったといいます。

園子温監督が脚本を手掛けた映画『もしかして、ヒューヒュー』予告動画

こうした園子温監督の“ステルス復帰”に対して、園監督をよく知る業界関係者は、「園氏がこれまでやってきたやり方で、多くの女優が“泣いてきた”のは事実です。こそこそ隠れて復帰するのではなく、まずは謝罪して、過去の清算をするべきでしょう」と語っています。

そして、フラッシュの報道を受けてネット上では、

などの声が上がっており、“ステルス復帰”を巡って物議を醸しています。

園子温監督は週刊女性の報道に対して、詳細には触れずに事実と異なる点が多くあると主張しているのですが、SNSなどを通じて複数の女優等が園監督からの性加害など、様々な問題行為を訴える声が上がっています。

アメリカでも活動している俳優・松崎悠希さんも、週刊女性の記事が出る前から「被害者は何十人もいる」などと園子温監督の性加害問題を訴え、園監督は松崎さんとも現在裁判をしています。

まだ一連の問題が解決に至っていないにも関わらず、しれっと映画製作に携わっているというのは少々驚きですし、それも偽名を使用して世間にバレないようにコッソリ活動というのは呆れますね。

本当に複数の女優に対して性加害などを一切していないのであれば、表舞台に出てきて真相を語り、その上でいち表現者として堂々と活動していけばいいと思うのですが、それが出来ないということは、暗に非を認めているようなものだと言われても仕方がないでしょう。

フラッシュの報道によって裏での活動がバレ、今後どういった活動をしていくのか見ものですが、本格的に活動を再開するにあたっては釈明会見を開くなりして、性加害問題に対する説明をきっちりとしてほしいものですね。

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