『品川庄司』の品川祐さん(しながわ・ひろし 43歳)と、母親で『国際魅力学会』の会長などを務めているマダム路子さん(本名=品川路子 旧名=山野路子 75歳)が、23日放送のバラエティ番組『私の何がイケないの?』(TBS系)に出演し、これまで一家が秘密にしてきたという品川さんの姉・実花さんの闘病生活と、家族の思いを初告白することが明らかとなりました。
4人兄弟の末っ子にあたる品川さんから見て次姉の実花さんは家族のムードメーカー的な存在で、品川さんが荒れがちな時代には親身になって叱ってくれたこともあったそうなのですが、2010年2月に悪性脳腫瘍が見つかり、余命4ヶ月と診断されてしまったといいます。
<↓の画像が、品川祐さんの家族写真>
(左から)品川祐さん、映像作家の長男・一治さん、ライターの次女・実花さん、美容家の長女・中原晴美さん
マダム路子さんとも忙しい日々を過ごしており、家族が集まる事は多くなかったものの、実花さんの病気がきっかけになり自然と家族一丸となったそうです。
そして、品川さんが当時家族に送ったメールには、「病気って嫌だし悲しいけど、兄弟姉妹が一つになって闘う初めてのチャンスだと思う。俺は治るって信じる。だから悲しくても悔しくても実花姉ちゃんの前では徹底的に楽しく過ごす」
と記し、これをきっかけに家族全員がお笑い芸人になったかのように実花さんを笑わせようと努めていたといい、病室を出ると涙することはあったものの、実花さんの前では決して悲しい表情を出さなかったといいます。
品川さんの家族とともに実花さんを支え続けた夫・裕二郎さんは、「悲しいことを思い出すことも正直ありますけど、感謝していることが多い。品川家の皆さんに本当にきょうだい、家族のように接してもらっているから、そういう意味では心が温かくなる時間が多いと今すごく感じます」
と語り、品川さん一家の絆に感謝しているとしています。
今回初めて、次女・実花さんの闘病生活を明かすことを決意した理由についてマダム路子さんは、「娘が周囲の人にどれだけ愛されていたか、この世に存在したということを伝えたい。泣いているのは今回限りにしたい」
と話し、品川さんも実花さんの人生を振り返り、「短いけど、良い一生だったと思います」と男泣きしています。
<↓の画像は、次女・実花さんについて語ったマダム路子さんと品川祐さんの写真>
実花さんは闘病の末、2012年1月に亡くなってしまったのですが、余命4ヶ月と宣告されてから1年11ヶ月生き抜き、病気の影響で記憶障害も生じる中で一時は驚異的な回復を見せていたそうです。
<↓の画像は、母・品川路子さんの写真>
これに対してネット上では、
- なんでテレビでそういう事を言う必要があるんだろうか・・・。一般の視聴者に。切り口の違う売名に思えてならない・・・。
- 家族の闘病ほど苦しくて悲しいものはない。経験者にならわかると思う。本人も家族も毎日が辛い。その中笑顔でいた品川さんはすごいと思うよ、ファンじゃないけどね。
- そんなことがあったとは…品川さん、頑張ってください。
- 最近のテレビ番組ってタレントの不幸話が多くないか?病気のことを知ってほしいとか事実を伝えておきたいって気持ちは分かるけど、人の不幸で視聴率稼ぎされてるみたいで嫌なんだよな。
- お姉さんの事は大変お気の毒だと思います、けどお笑い芸人は人を笑わしてナンボの世界だと思う、プライベートな話、特に悲し話は公表しない方が良いのでは。
などのコメントが寄せられていました。
マダム路子さんが今年4月に更新したブログによると、2011品川さんは幼い頃からみかさんの後をついて行くほどの「実花姉ちゃん好き!」だったそうで、品川さんが結婚してからはお嫁さんも加わり、親密な関係は続いていたといいます。
そして、品川さんは「笑わせること、美味しいものを食べさせること、キレイにさせること」を守ることを家族に提案したといい、それに対して家族全員が納得し、多くの友人達も家族の誓いを受け入れてくれ、実花さんの周囲は笑いで絶えなかったそうです。
余命4ヶ月と宣告され、本人だけでなく家族は相当辛かったと思いますが、笑わせたり、美味しいものをたべさせてあげたり、キレイにさせてあげ、少しでも気を紛らわせてあげようとするというのは素晴らしいことで、家族の絆や愛を感じます。
しかし、テレビ番組でこういった家族の話を告白するとプライベートの切り売りをしていると思われ、批判の声が上がることになるため、なるべく家族の秘話をテレビで告白するのは控えた方が良いかもしれないですね。