和田アキ子さん(74)が26日放送の『アッコにおまかせ！』（TBS系）で、事実誤認の発言をしたとして謝罪する場面があり、ネット上では擁護の声が上がる一方で、批判も噴出するなどして賛否両論となっています。
和田アキ子さんが事実誤認の発言をしたのは、中居正広さんが女性トラブルで芸能界を引退したことや、フジテレビの問題を取り上げた場面でした。
ニュースキャスター・ジャーナリストの安藤優子さんが今日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、「私は社員という立場ではなく、フリーとして報道と情報制作の番組をやらせていただいた。一部報道であるような、性を伴う接待、そういうものについては1度たりとも…30年近く（フジテレビでキャスターを）やっていたんですけれど、1度たりとも私自身が現認したり居合わせたり、話や噂すら聞いたことがない。そこは申し上げておこうと思う」
などとコメントており、その一部を『アッコにおまかせ！』はピックアップして伝えました。
＜↓の画像は、安藤優子さんの写真＞
そして、和田アキ子さんは安藤優子さんについて「（フジテレビの）元社員の方ですからね。30年も務めてらして。厳しいご意見ですね」と語ったのですが、それから数分後に、アシスタントの山形純菜アナウンサーが「先ほど安藤優子さんが『元フジテレビ社員』というお話がありましたが、元フジテレビ社員ではありませんでした。大変失礼いたしました」と訂正し謝罪し、和田さんも「失礼いたしました。（安藤さんは）フリーで…勘違いしておりました。すみませんでした」と謝罪しました。
このトラブルに対してネット上では、
- 自分もてっきりフジテレビ社員で定年後フリーになったのだと思ってた。多くの人が安藤さんはフジテレビのアナウンサーと思っていた人も多いハズ。
- あんなにフジの番組のキャスターやMCで馴染んでいたから、元社員と勘違いする人は意外に多いかも
- これくらいの間違いは大した事ではない。少しくらいの間違い、言い間違いは多目に見ないとせっかくの個性が消えてしまう。
- 最近の風潮でちょっとしたミスを突付き過ぎるのが生きづらい国になってしまったなぁ
どんな人でも多少のミスはするものだし、放送内で勘違いに気付き謝罪してるんだから、それで良いと思うんだが··· - 和田アキ子がご意見番になっていた時代があったけど、最近は失言だらけ。ネットで揚げ足取られるんだから、コメントしないほうがいいんじゃない？
- 和田アキ子も、もう芸能界の御意見番じゃないんだからキャスト変えたら
- 今はただの老害。引き際が悪いせいで晩節を汚している。もう隠居しなさいよ
- アッコさんもお年なんだしもう、ニュースは辞めたらいいのに、番組内を一新して内容変えたらいいのに。
- 和田アキ子さんの年齢を考えたら、失礼だけど生放送は厳しくなってきたのかも。
安藤さんはフリーの立場で長くフジテレビに出ているから社員だと勘違いしても仕方ないけど、もっと重大なことで勘違い発言が目につくことがあったし。 - TBSの闇は今だにこういう番組を終わらせられないこと。事務所が怖くて切れないんだろう。
彼女の問題は、今回のような軽微な失言だけではなく、致命的に何度も続けていること。
YESマンの手下を従えて番組に出てくる女帝、ある意味、フジより怖い。
などと擁護の声が上がる一方、近年は失言などが多すぎるとして番組降板を勧める声も多くみられます。
和田アキ子さんが安藤優子さんをフジテレビ社員だと誤認するのも無理はなく、1980年代後半から40年近くにわたり、フジテレビの情報・報道番組でキャスターやコメンテーターなどを担当し続けており、安藤さんがフジテレビの社員だと思い込んでいたとの声もネット上では多くみられます。
そのため、今回は珍しく擁護の声も多く上がっているのですが、和田アキ子さんはかつて芸能界のご意見番などと言われていたものの、近年は世間とは大きくズレた言動などによって度々炎上し、失言も増えていることから今回の件で改めて批判が集まっています。
昨年は、パリ五輪の女子やり投げ・金メダリストの北口榛花選手が、栄養補給のためにうつ伏せでカステラを食べる姿を見て、「何か“トド”みたいなのが横たわっているみたいな。可愛いなあ」と発言したことで炎上し、後に番組内でリスペクトに欠いた不適切な発言だったとして謝罪しました。
＜↓の画像は、カステラを食べる北口榛花選手の写真＞
その後も、『極楽とんぼ』の山本圭壱さんの妻で元『AKB48』の西野未姫さんが第1子出産後、夫婦は子供の名前を公表しないとしていたものの、ラジオ番組で和田アキ子さんが勝手に「にこり」と命名したことを明かしてしまい、これもまた炎上騒動に発展しました。
＜↓の画像は、山本圭壱さん＆西野未姫さんと長女・にこりちゃんの写真＞
この他にも多くの問題発言があることや、番組の視聴率も低迷していることなどから、番組の早期打ち切りを求める声がかねてから上がっており、今春をもって終了との報道もありました。
番組の打ち切り報道に対してTBSは、定例社長会見で即座に『アッコにおまかせ！』の打ち切り終了を強く否定していたのですが、番組は今年10月で40周年を迎えることや、和田アキ子さんは体の不調が続き満身創痍の状態にあるため、40周年を過ぎた来年春にも番組が終了となる可能性も指摘されています。
果たしてどうなるかはまだ分かりませんが、ここ最近の言動を見ていると、そろそろ生放送の番組出演は厳しいのではないかと思いますし、今後また失言などでトラブルを起こす前に“勇退”した方がいい気がします。