今年の大晦日に放送される『第67回 NHK紅白歌合戦』の司会者が発表され、出場が内定した方の名前も続々と出てきていますが、1970年から昨年まで39回紅白出場を果たし、女性歌手としては歴代最多出場記録を持っている歌手・和田アキ子さん(66)が、今年の紅白で落選したという情報が出たことで話題になっています。
和田さんが落選したというのは、17日発売の週刊誌『週刊文春』が報じているもので、NHK側から「今年は出場いただけない」という落選通達があったという関係者の証言が掲載されています。
和田さんはこれまでに数多くの楽曲をリリースしているものの、世間に知られている曲は『笑って許して』(1970年3月発売)と『あの鐘を鳴らすのはあなた』(1972年3月発売)ぐらいで、『笑って許して』は過去4回、『あの鐘を鳴らすのはあなた』は過去6回も歌唱し、今年7月にはニューシングル『All Right!!!』をリリースしたもののヒットしていません。
そんな和田さんが毎年のように紅白に出場している事に対し、世間からは疑問の声が以前より多く上がっており、昨年も紅白落選かという噂が飛び交っていたものの、出場を果たして『笑って許して』を歌唱していたのですが、昨年については紅組の司会を所属事務所『ホリプロ』の後輩で女優の綾瀬はるかさんが務めており、綾瀬さんの“バーター”として出場を果たしたと噂されています。
そして、今年についてもバーター出演を狙っていたようなのですが、今年上半期放送のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを務めた女優・高畑充希さんは、今年の紅組の司会者として有力視されていたものの、高畑さん側が「恐れ多い」とオファーを拒否したようで、そのため来年上半期に放送される朝ドラ『ひよっこ』のヒロイン・有村架純さんが紅組の司会に決定し、バーター出演は出来なくなったという話が飛び交っています。
また、夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じている記事では、昨年の紅白に出場した和田さんは以前の様な声量が無く、精彩に欠けていたことから、紅白に影響力を持っている芸能界のドンもついに見切りを付けたようだとしています。
しかし、和田さんは大物歌手という肩書で評価や仕事を得ているため、和田さん側は落選通知を黙って受け入れるということは無く、ホリプロの上層部が落選撤回のため、NHKとの再交渉を行っているようなのですが、これに対してネット上では、
- 世間は納得。和田のオッサンなど、需要ゼロ
- どうかこの報道が真実でありますように…
- 確かに最近は全然声が出てなかった。特に歌手として活躍してたわけじゃないし、40回記念の為に出るのも紅白の意図と違うから落選で仕方ないと思う。
- やっとか。和田が出なければ紅白みよ
- てか、もう引退すべき
- 需要もないのに出てたのが不思議
- もういらん。芸能界も引退しなはれ
などのコメントが寄せられています。
ニュースサイト『日刊サイゾー』が17日に報じていた記事によれば、北島三郎さんや浜崎あゆみさんのように、「紅白引退」という言葉を使って紅白から姿を消すのではないかいい、その場合には何か適当な引退理由を添えてくるのではないかとのことです。
今年の紅白については、RADWIMPS、THE YELLOW MONKEY、宇多田ヒカルさんらが内定したという報道が出ています。
また、19日付の『日刊スポーツ』は、YouTubeに投稿した動画『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』の世界的大ヒットにより、現在大きな注目を集めているお笑いタレント・古坂大魔王さん(本名=古坂和仁 43歳)扮するキャラクター・ピコ太郎さんと、お笑いコンビ・オリエンタルラジオを中心に結成されたダンス&ボーカルユニット『RADIO FISH』の初出場が決定したと報道し、ピコ太郎さんと共に「企画枠」での出場となる見込みとしています。
これに対しても賛否両論あるものの、リリースした曲がヒットして今年大活躍したのは間違いないことから、紅白への出場は納得することができるのですが、和田さんについてはしばらくヒット曲が生まれておらず、事務所の力などによって出場し続けているというのは明らかにおかしいため、NHK側の落選通達を受けていれてほしいものですね。