3月末をもって解散する人気お笑いコンビ『和牛』のツッコミ担当で、コンビ解散後は漫才を辞める意向を示している川西賢志郎さん(かわにし・けんしろう 40歳)が、4月21日スタートの連続ドラマ『ミス・ターゲット』(テレビ朝日系 日曜22時)に出演することが発表され、漫才師から俳優に転身かと注目を集めています。
松本まりかさんが主演する『ミス・ターゲット』は、百戦錬磨の女性結婚詐欺師を主人公としたオリジナル脚本ドラマで、ダークヒロインの朝倉すみれが、本気で婚活に乗り出す様を描いたエンタメラブストーリーとなっています。
現時点で発表されているキャストは松本まりかさんのほか、上杉柊平さん、鈴木愛理さん、八嶋智人さん、筒井真理子さん、沢村一樹さんで、追加キャストとして発表された和牛・川西賢志郎さんは、上杉さん演じる村松宗春の幼馴染・稲垣謙役を演じ、夫婦で居酒屋を経営するノリの良いキャラクターとのことです。
<↓の画像は、春ドラマ『ミス・ターゲット』メインキャストの写真>
川西賢志郎さんは2018年にコンビで、同じくABC朝日放送テレビが制作のドラマ『恋する 肉食べ女子』に出演していましたが、連ドラ出演は今回が初です。
そして、『ミス・ターゲット』に出演の川西賢志郎さんは視聴者に向けて、「詐欺師と聞いて浮かべるイメージとはまた違った詐欺師の物語だと思います。詐欺にも理由があって、正義がある。それらが恋愛や話を動かしていく様を、僕も居酒屋のカウンターから見守っていきます。」
とコメントしています。
川西賢志郎さんの連ドラ初出演に対してネット上では、
- 見た目いいし、演技も上手そう
- 川西さんは顔も声も素敵なので頑張って活躍をして欲しい
- もし、役者にも本腰入れるなら、間違いなく名バイプレイヤーになると思います!
たまに、主演もやるくらいの。幅広く、色々な役が出来そうで、期待しています! - 川西くん、テレビに出てこなくなるのかと心配していたのでとても嬉しい!コントの時の間とか良いので期待できる〜!楽しみにしています!
- この人は、漫才を極めたい人かと思ったら違うのかな?
- 俳優さんなんだ。迷走してますね
- 相方はバラエティ、本人は俳優。いいじゃん。
- しばらくゆっくりしたいって言ってたけど、テレビ出るのね。才能ある方なので、表舞台から消えないで欲しい
などの声が上がっています。
和牛は昨年12月にコンビ解散を電撃発表し、川西賢志郎さんは解散の理由について、「3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました。」
と説明していました。
その上で、今後も芸人としての活動は続けていくとした上で、「新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています。具体的な活動に関して、皆様へお伝えできる日が来るよう、日々を精一杯に。」
としていました。
コンビ解散発表後、1発目に放送された冠ラジオ番組『和牛のモーモーラジオ』(文化放送 金曜25時30分)では、今後の活動について「未来のことだから断言できないけど」としたうえで、「今っていう視点だけで言うと、俺はもう(漫才を)辞めるよね」と語り、漫才師を辞める意向を示していました。
さらに、「和牛以外? やらない、やらない。もう今から新しいコンビ組んでというのはないよ」と断言し、その理由については、「漫才と水田と向き合い切ったという手応えが俺の中にあるわけ。やりつくした。だから(漫才に対して)悔いはないのよ、本当に」
と説明していました。
気になる今後の活動については、「俺の選び方やけど『これは魂が震える仕事ではないな』とか、食わず嫌いはやめといてさ、精査させてもらった中で。テレビが嫌いとか1回も言っていなくて、テレビの仕事はもちろん、やるものはやるし、やらないものはやらない。その中で漫才を軸に置いていたから、それを1回やらなくなるわけやんか。こんなにいい機会ないと思っていて。解散がない限りだってそんなことってありえへん。膨大にある時間を、ゆっくり自分に費やして。それこそ本当にもう1年働かなくてもいいやぐらいのつもり」
と語っていました。
お笑いを続けていくとしながらも2度とコンビ活動はしない明言し、相方の水田信二さんは変わらずピンで様々なバラエティ番組に出演している一方、川西賢志郎さんはピンで目立った活動がないことで心配の声が上がっていました。
そうした中で連ドラ出演が発表され、これまで漫才一筋だった川西賢志郎さんが、コンビ解散後1発目の大きな仕事がドラマ出演というのはかなり意外で驚いたものの、初の連ドラ出演でどういった演技を見せてくれるのか楽しみですし、今後本格的に俳優業に力を入れていくのかは不明ながら、これからピンでの活躍にも期待したいところです。