女優の吉高由里子さん(28)が、2017年1月からスタートする連続ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系 水曜22時~)で主演を務める事が8日明らかとなりました。
吉高さんがドラマに出演するのは、2014年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』以来で、漫画家・東村アキコさんによる人気漫画の実写化ということで注目を集めているのですが、原作のファンからは批判的な声が殺到しているようです。
『東京タラレバ娘』は、2014年から女性向け漫画雑誌『Kiss』で連載されており、単行本の累計発行部数は180万部を突破している人気作品。
<東村アキコさん原作の『東京タラレバ娘』>
吉高さんが演じるのは、独身のアラサーで彼氏なし、仕事もイマイチという主人公の鎌田倫子(30)。
売れない脚本家の倫子は彼氏もおらず、親友である香と小雪の3人で居酒屋で女子会ばかりしているという日々を送り、「綺麗になっ“たら”いい男が現れる」「好きになれ“れば”結婚できる!」などと、“タラレバ”を繰り返しているのですが、そんな彼女たちの前に謎の金髪年下イケメン男性が現れ、「このタラレバ女!」と一蹴されたことで目を覚まし、厳しい現実を目の当たりにしながらも、幸せを求めて恋に仕事に悪戦苦闘する姿を痛快に描いています。
そして、この作品で吉高さんが主演を務める事に対し、原作のファンからは「イメージと違う!」「キャスティングやり直し!」などと批判の声が殺到しています。
その原因は、主人公の倫子が非モテ系のアラサー女子なのに対し、吉高さんはRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんや、関ジャニ∞の大倉忠義さんとの熱愛を報じられるなど、数多くの男性と熱愛が報じられた事があり、非モテ系とは対極にある方ということからで、原作ファンは吉高さんが主演を務める事に対して不満を持っている様子です。
また、吉高さんがこの作品で主演を務めることが発表させる直前に、吉高さんは自身のツイッターを更新し、「突然だけど黙ってた事があるんだ 何時間後かには知る事になると思うんだけど その頃私は他人事のようにぐっすり寝てると思うんだけど これは本当の事なんだ だからそれを知って驚いても悲しんでも嫌がっても喜んでも受け入れてほしいんだ」と、意味深なことを綴って重大発表があることを匂わせ、これに対してネット上では様々な憶測が飛び交っていました。
<↓の画像が、実際のツイート>
しかし、このツイートから数時間後に発表されたのは、ドラマの主演を務めるというものだったため、ネット上ではこの意味深なツイートに対しても批判の声などが上がっていました。
放送開始前からこのような批判を受けていることもあり、ドラマの視聴率に悪影響を及ぼすのではないかという心配もあるのですが、日本テレビの水曜ドラマ枠では近年、『花咲舞が黙ってない』、『きょうは会社休みます。』、『世界一難しい恋』、『家売るオンナ』などを放送し好視聴率を獲得しており、視聴者から高い評価を得ている作品を数多く放送していることから、吉高さんが主演を務める『東京タラレバ娘』にも期待したいですね。