女優・吉田羊さん(よしだ・よう 本名=吉田羊右子 46歳)が、今年12月に放送予定の主演ドラマ『コールドケース3 ~真実の扉~』(WOWOW)のクランクイン後、体調不良を訴えて緊急入院していたことを4日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
『週刊女性』によれば、7月下旬のある日、ドラマ撮影の最中に吉田羊さんが突然倒れるハプニングがあったといい、「みぞおちの激しい痛みと強い吐き気を訴えて、病院に救急搬送されました」
とドラマ制作会社の関係者が明かしています。
突然の出来事に現場は慌て、その日と翌日に予定していた吉田羊さんの撮影シーンは全てキャンセルになったそうです。
<↓の画像は、『コールドケース3』出演の吉田羊さん等の写真>
左から光石研さん、三浦友和さん、吉田羊さん、永山絢斗さん、滝藤賢一さん
同関係者は、「検査の結果、胃に異常がみつかって。治療をして経過を見るため、そのまま入院することに。撮影シーンの変更でセットを組み変えたり、共演者にもスケジュールの変更連絡をしたりで現場はバタバタでしたね。ただでさえ、コロナ対策で制約が多くてピリピリしてるところだったので……。スタッフ全員、気が気じゃなかったです」
と語っています。
吉田羊さんは4年前の2016年10月にも体調不良を訴えて一時休養しており、主演ドラマの撮影を一時中断、降板の可能性も浮上していたそうで、「『コールドケース』も、ちょうどそのとき、フランスのカンヌでシーズン1の試写会……ワールドプレミアを行う予定だったんです。吉田さんも、もちろん出る予定でしたが、急きょ欠席することになってしまったんですよ」
と芸能プロダクション関係者は語っています。
吉田羊さんは当時、地上波の連ドラで初主演した『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)の撮影中で、2016年10月14日に体調を崩して撮影が一時休止、複数のイベントを欠席し、当時の所属事務所は「過労による体調不良」だと説明し、入院はせずに自宅療養して早々に仕事復帰していました。
『週刊女性』によれば、この時も「胃の不調」だと伝えられていたといい、前出の芸能プロ関係者は2度目の体調不良トラブルについて、「今回も……でしたから『まさか降板』と、スタッフたちも最悪のケースが頭をよぎったと思いますよ。共演者の永山絢斗さんや滝藤賢一さん、三浦友和さんもビックリして『羊さん、大丈夫なの!?』と心配していました」
と明かしています。
緊急入院した吉田羊さんは、医師や関係者から「もう少し休んだほうがいい」と言われたそうですが、「大丈夫。これ以上は休めないから」と言って入院から間もなく退院し、体調不良で搬送されてからたった2日後には仕事復帰を果たしたそうで、「『ご迷惑をおかけしました』と、全員に頭を下げていました。まだしんどかったはずなのに、さすが主演を張る役者さんです」と前出のドラマ制作会社関係者は語り、仕事復帰後は不安を一切感じさせない見事な演技を披露していたとのことです。
そんな吉田羊さんは7月25日にインスタグラムを更新し、『コールドケース3』の撮影に参加したことを報告した上で、「#捜査一課5人 #心は三密 #仲良すぎて #大好きすぎて #3始まってないのに #シーズン4やりたいとか #口が裂けても #言えない #言えなくて夏 #ご心配おかけしました」とハッシュタグで思いを綴っていました。
そして、吉田羊さんの緊急入院トラブルに対してネット上では、
- 長期療養した方がよくない?
- 体弱いのにゆっくり休めないなんて可哀想。スケジュールキツいんじゃない?
- 大丈夫だと思うけど精密検査して徹底的に調べて。過信はダメ。
- これは本当に気を付けて欲しい。短期間にこれだけ体調崩してしまうっていうのは本当に心配。
好きな女優さんだからこそ、精密検査したり休養とったりして欲しい。 - こういう持病持ちの人がコロナにかかっちゃったら重症化しやすいよね。
今年はだめでも女優人生はまだまだ長いし、身体がSOSをあげてる時はゆっくり休んでください - 無茶しちゃ駄目ですよ。周りが強く止めるべきできだと思いますが…。
せめて全収録が終わったらしっかりと精密検査と充分な休養を与えてあげてほしい。 - 女優魂といえば美談だが、人道的には微妙。松田優作も無理しなきゃ治癒していたかもしれないのだ。回復を祈る。
- 休まないのを美徳にするのもおかしい。コロナ禍なら尚更考えなきゃいけないと思う。
ドクターストップかかってまで無理やり出るのも本人もそうだが、所属事務所の判断も悪い。
いくらだって放送日変更したり出来るし吉田さんのプロ根性の精神は賛成出来ないな。やっぱりマネージメントしっかりしないとね。 - コロナで収録のスケジュールや手順とかかわった所も沢山あると思う。そんな中ドラマから感染者がでないようにプラス自身も絶対感染してはいけないという精神的プレッシャー
色々と重なって役者さんにはかなりの負担になっているかもしれない、無理しないで欲しい。 - 働きすぎだよね。でもこの人今の地位にのぼりつめるまでに相当色んなことをしてるから絶対に諦めないだろうね。野心の塊のような人。
などと心配の声などが上がっています。
吉田羊さんは2014年放送のドラマ『HERO』(フジテレビ系)などへの出演で大ブレークし、その後は毎年複数のドラマや映画、舞台などに出演し多忙を極めており、2016年に倒れたのは過労が原因と発表されていました。
2019年に独立して以降もドラマや映画に引っ張りだこ状態で、昨年も『凪のお暇』(TBS系)や『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)に出演、今年も『コールドケース3』や映画『2020年 五月の恋』などに出演しており、今回倒れた原因は仕事のストレスやプレッシャーなどによるものなのか不明ながら、胃に異常が見つかったとのことで今後が心配になります。
吉田羊さんは下積み期間が長く、40歳を過ぎてようやく現在のポジションに辿り着けたこともあって、仕事に影響を出さないように多少の体調不良も我慢している可能性がありますが、何事も身体が資本ですし、吉田さんもすでに40代後半なので無理をし過ぎないように注意してほしいですね。