吉本興業とフジテレビの関係悪化で全番組から撤退も? 松本人志の意向受け、千鳥は『酒のツマミになる話』降板決断か

『千鳥』がMCを務めるバラエティ番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系 金曜21時58分)が、年内をもって打ち切り終了となった経緯、裏側を『フライデーデジタル』が報じており、昨年までMCを務めていた『ダウンタウン』の松本人志さんの意向もあったとしています。
打ち切りのきっかけとなったのは、10月24日に放送予定だったハロウィン回をお蔵入りにしたことで、千鳥・大悟さんが昨年に引き続き、松本人志さんのコスプレをしたことに対して、フジテレビ上層部やコンプライアンス部門が局の現状からこれを問題視し、放送当日に再放送に差し替えられたと複数のメディアが伝えています。
<↓の画像は、大悟さんが昨年の番組で披露した松本人志さんのコスプレ姿>

そして、フジテレビは10月31日に番組終了を公式サイトで正式発表し、前回の放送後に千鳥から番組降板の申し出があり、年内をもって終了することが決定したと説明し謝罪しました。
同日放送の番組冒頭では大悟さんのメッセージVTRを流し、「ノブとも話し合った結果、酒のツマミになる話、やめまーす」「面白くなければテレビじゃない。フジテレビ、ありがとうございました」
と、皮肉混じりに番組降板を宣言しました。
ちなみに、この日の視聴率は平均世帯視聴率が5.3%(先週は5.8%)、平均個人視聴率は3.1%(同3.4%)でした。
フライデーデジタルの取材によると、大悟さんは昨年2月に番組MCに就任して以降、「松本さんが戻ってくるまで、この番組を守る」と口にしていたといい、それだけに松本人志さんのコスプレNGに対しては複雑な心境だったのではとフジテレビ関係者が推測しています。
<↓の画像は、松本人志さんと大悟さん>

また、フジテレビが吉本興業にハロウィン回の放送中止を伝えたのは当日の夕方だったといい、「吉本側は大慌てですぐにフジ側と、差し替えを止めるべく話し合いを重ねましたが、フジ側はまったく取り付くシマもなかった」「まだ番組差し替えについて話し合いをしていた24日夕方の段階で、複数のメディアが番組が差し替えられること、その原因が大悟のコスプレであることを把握していました。まだ話し合いをしている段階で、外部にそれだけの話が漏れているような体たらくでは、吉本側がフジに対して不信感を募らせても仕方がない」
と芸能事務所関係者が明かしています。
そして、『酒のツマミになる話』の打ち切り終了は千鳥の意向だけではなかったとし、「日本テレビは先日の定例会見で、松本さんが出演した自局の番組の過去のアーカイブを『DOWNTOWN+』に提供することを明らかにしましたが、フジテレビでも提供を申し出ていたのです。それにも関わらず、松本さんのコスプレはNGというチグハグな対応。松本さん本人も呆れ果てたようで、『もう(自分の関連番組を)引き上げてええんちゃう』と吉本側に進言したそうです。『千鳥』もその意向を受けて、終了が決定したようです」
と、松本人志さんの意向もあって終了が決定したとフジテレビ関係者が証言しています。
こうした形で千鳥が降板となり異例の打ち切り終了が決定し、千鳥が出演しているフジテレビの番組『千鳥の鬼レンチャン』と『すぽると!』も降板の可能性が浮上しているほか、「それに伴い、他の吉本芸人たちもフジテレビの番組から“撤退”する可能性が危惧されています」
とフジテレビ関係者が明かしています。
前出の芸能事務所関係者は吉本興業の今後の対応について、「組織としては、個々の番組に対して表向きはフラットな関係で接していくものと思われます。ただ、芸人の方がフジテレビに嫌悪感を持つと、これまで通りの関係でいるのは難しいかもしれません」
と語り、吉本興業の芸人たちがフジテレビの番組出演NGにすることも考えられるとしています。
この報道を受けてネット上では、
- フジテレビは対応を誤ったね
- 吉本興業はダウンタウン派閥のみではないから、どうだろうね
- 「鬼レンチャン」「新しいカギ」など、人気が有る番組を吉本が撤退するとは思えない、商売は持ちつ持たれつですから
- 吉本芸の出演している番組が多すぎてつまらないからちょっと減っていいんじゃないか
- 『ワイドナショー』終了後、後番組は吉本興業を一切排除した『かのサンド』。吉本興業側がフジをNGにしたのではなく、フジが吉本興業を使わなかった。
大悟のコスプレ問題、もしスタッフの提案だったとしても拒む事は出来る。テレビ局、番組、スポンサー、視聴者へ迷惑かけたのだから「やめまーす」ではなく謝罪すべき。松本人志のコスプレが問題になるのは容易に想像出来る事。 - 霜降り明星の粗品は、フジにしがみつくことをYouTubeの動画で言っていた。なので別にフジと吉本の関係ではなく芸人個人の問題。古株がフジ離れしてくれるなら若手芸人にはチャンスじゃない?
- フジvs吉本と言うより、フジvs松本人志なんだろうと思うが… ipponグランプリも無くなってしまうんかな? 残してほしいけど…
- フジテレビが脱吉本するならそれはそれで楽しそう。今後のフジはバラエティ依存がなくなるだろうし、大量に芸人を消費しなくてはいけない吉本制作の番組は相性悪いだろう。
「カノッサの屈辱」とか「トリビアの泉」とか情報系の落ち着いた面白コンテンツを復活させてほしい。
などの声が上がっています。
今回の件で吉本興業とフジテレビの関係が多少悪化する可能性はあるでしょうが、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスは吉本興業の筆頭株主であり、数多くの吉本芸人がフジテレビの番組に出演中で、両者がタッグを組んだお笑い賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』などもありますし、完全撤退となれば吉本興業と芸人たちが大きなダメージを受けることになるので可能性は低いでしょうね。
少なくとも、フジテレビで放送の『新しいカギ』などに出演している『霜降り明星』の粗品さんは、今回の問題でフジテレビの判断に理解を示し、擁護する発言をYouTubeでしているため、今後もフジテレビとは良い関係を築いていきたいと考えているとみられます。
ただ、松本人志さんを強く支持しているような後輩芸人たちは、今回の対応を巡りフジテレビに対しては強い嫌悪感、不信感などを抱いている可能性は十分あり、その中でフジテレビに頼らずとも多くの仕事があるような人気芸人は、今後しばらくフジテレビのオファーを断るといったこともあるかもしれません。
フライデーデジタルの記事で最も気になるのが「もう(自分の関連番組を)引き上げてええんちゃう」という松本人志さんの発言で、これが事実とすればダウンタウン関連の番組がフジテレビから無くなる可能性もありそうです。
松本人志さんは『情報ライブ ミヤネ屋』での自身の性加害疑惑報道を巡り、読売テレビ(日本テレビ系)との関係が悪化後、今年6月をもって1993年から放送の『ダウンタウンDX』が突如打ち切り終了となり、最終回にダウンタウンが一切登場しないという異例の内容で幕を下ろしました。
これに続いて9月には、同じく読売テレビが制作していた浜田雅功さんの冠番組『浜ちゃんが!』も終了となりました。
現在、フジテレビではダウンタウンの冠番組はなく、『酒のツマミになる話』以外では松本人志さんが関わっていた番組はありませんが、浜田雅功さんは現在も『ジャンクSPORTS』(土曜17時)でMCを務めています。
今回のトラブルを巡って、浜田雅功さんがフジテレビの対応を問題視しているとの情報はなく、『酒のツマミになる話』に出演していたわけでもないので関係がない話ではあるのですが、読売テレビから完全撤退した例があるだけに今後の動向が気になるところですね。
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- https://friday.kodansha.co.jp/article/445657
- https://hochi.news/articles/20251104-OHT1T51051.html
- https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_201908_post_112899/

































姓名判断の結果が的確過ぎてヤバイww
千鳥の番組いらんから
アーカイブはいいけど、コスプレは駄目とか
フジテレビは迷走してるな~
吉本のクソ芸人なんて公共の電波に相応しくない