主演作品の大コケが続き、評価が下がり始めている女優・吉岡里帆さん(よしおか・りほ 25歳)の不調が続いている原因を週刊誌『週刊新潮』が分析しているほか、吉岡さんの父親がNHK大河ドラマのプロデューサーだったことをサラッと報じているのですが、これまで報じられてこなかった情報だけにネット上で注目を集めています。
『週刊新潮』の記事では、吉岡里帆さんが今年1月期に主演した冬ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)、7月期に主演した夏ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)、加えて阿部サダヲさんが主演し、吉岡さんがヒロインを演じた『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の3本が大コケした理由について、1つ目は吉岡さん自身に問題があるわけではなく、作品の内容自体に問題があったとしています。
2つ目は、吉岡里帆さんは女性からの支持が低いことを挙げており、吉岡さんはルックスだけでなく、かつてグラビアアイドルとして活動するほどスタイルも良いため、男性からの人気は比較的高いものの、過去のグラビア活動が女性ファン獲得に苦戦を強いられる要因になっているとされています。
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芸能記者は吉岡さんについて、「今は健気で素朴なキャラを演じていますが、女性からすれば、『水着で媚びて売っていたくせに、あざとい』となってしまう」と指摘し、女性のテレビ関係者も、吉岡里帆さんは何らかのキャラやエピソードが必要で、このまま女性からの支持を集められるようなものが無いと厳しいと語っています。
そんな吉岡里帆さんについて民放局の幹部社員は、「吉岡は苦労人で上昇志向が強く、意志がある。京都に住みながら夜行バスに乗って東京のオーディションを受けていたのは有名な話です。また、お父さんはNHK大河ドラマのプロデューサーなのに、彼女は父がそういう職業だとは、周囲に一切言わずにきた。コネで起用されたくないという意思表示だったんです」
と語っています。
こうして吉岡里帆さんの父親が、NHK大河ドラマのプロデューサーをしている人物だということが明らかにされたのですが、ネット上では吉岡さんの父親は誰なのか特定作業が進められ、吉岡という名字で大河ドラマのプロデューサーという条件から、来年放送の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、2016年放送の『真田丸』、2004年放送の『新選組!』などでプロデューサーを務めていた吉岡和彦さんが、父親なのではないかという疑惑が浮上しています。
<↓の画像が、吉岡里帆さんの父親疑惑が浮上しているNHKのプロデューサー・吉岡和彦さんの写真>
吉岡里帆さんの父親疑惑が浮上している吉岡和彦さんは1964年生まれで今年54歳、京都市右京区の太秦出身で、大学生の頃から放送作家として『ねるとん紅鯨団』などの番組に携わり、大学卒業後に映画業界へ転身して松竹へ入り、その後に『NHKエンタープライズ』へ転職して現在に至り、これまでにドラマや映画など様々な作品を手掛けている方です。
吉岡里帆さんも京都市右京区の太秦出身で、2人の出身地はピッタリ一致するのですが、これまでインタビューなどでは父親について「映像会社を経営するカメラマン」だと語っていました。
その他に、芸能に興味を持ったきっかけについては父親からの影響が大きいとし、「アーティスティックな写真集とか名画と呼ばれる映画だとか、あとは舞台などをたくさん見せてくれました。小さい時から、プレゼントに小説とか映画をよく与えてくれるような父だった」と明かしています。
しかし、『週刊新潮』が報じている記事によれば吉岡里帆さんの父親はNHK大河ドラマのプロデューサーで、業界関係者とのことなのですが、これに対してネット上では、
- なるほどね 紅白の審査員にいたから、大して売れてないのになんで?て思ってた
- 苦労人エピソードのわりにお金に困ってないオーラ感じてたよ
- 一応NHKあまちゃんもヒロインオーディションで落ちた話もしたし 苦労してます、ってことアピしたいのよね
- 私がこの人を知ったのは、あさがきた ヒロインの娘の親友役 けっこうな抜擢だったと思う
- NHKでドラマやってりゃいいじゃん 数字でないし
- いだてん にキャスティングされていたら笑う
- コネがバレた時の言い訳のために、あまちゃんオーディションで落ちたと言いまくってたんだと今になってと思うわ。
だってそんなこと言わなくてもいいし、他にもオーディション受けて落ちたことあると思うけど全然言ってないし - はじめは親に反発したり、自分の能力を過信してコネとか使わなかった。
しかし、全然人気が上がらない。妥協して、親に頼んでNHKの朝ドラを即効でゲットした。
だが、実力でもぎ取った仕事ではないので結局は支持されずに、ドラマ主演で歴史的低視聴率、映画も記録的な最低売上てとこだろ
などのコメントが寄せられており、父親がNHKのプロデューサーだと報じられたことによって、世間からの風当たりはさらに強くなっています。
吉岡里帆さんは2013年上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』などに落選し、つい数年前まではかなり苦労していたことを明かしているので、本当に父親の素性を周囲に明かさず、自分の力だけで活動をしてきたんじゃないかと思う一方で、父親の力も上手く利用して今があるんじゃないかと思うところもあります。
吉岡里帆さんは2015年6月に上京後、仲間由紀恵さん主演のNHKドラマ『美女と男子』に後半からレギュラー出演し、この作品での演技が朝ドラスタッフの目にとまり、同年後期スタートの『あさが来た』ヒロインオーディションでは最終選考で落選となったのですが、「あの子に何か役をやらせたい」という声が上がったことで、波瑠さん演じるヒロインの親友役に抜擢されました。
<↓の画像は、『あさが来た』出演時の吉岡里帆さんの写真>
この作品がきっかけで大きな注目を集め、2016年には『ゆとりですがなにか』『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』、2017年には『カルテット』『ごめん、愛してる』などに出演し、『ごめん、愛してる』以降は主演やヒロインを務める女優に昇格しています。
ブレークのきっかけとなったのがNHK作品だったというのは気になる部分で、『あさが来た』のキャスティングなどはちょっと怪しいなと感じ、結局コネかと思ってしまうところではあるのですが、コネも才能の1つだと言われますし、もし見合った能力が備わっていなければ淘汰されていくだけなので、これから吉岡里帆さんは女優としての生き残りをかけてどういったことに挑戦していくのか、女性人気獲得のために今後路線変更していくのか否かなどにも注目したいですね。
【追記 11/10 13時55分】
『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が10日に配信した記事で、吉岡里帆さんの父親がNHK大河ドラマのプロデューサーという報道は「誤報」だと報じました。
『週刊女性』は吉岡里帆さんの所属事務所『エー・チーム』に取材を行っており、『週刊新潮』の報道内容について確認したところ、「吉岡の父親がNHK大河ドラマのプロデューサーという記事は、まったくの事実無根」
とキッパリと否定したとのことです。
また、NHK広報にも確認を行ったところ、「事実ではありません。通常は出演者のプライバシーについてはお答えしておりませんが、今回はそういった事実はないのでお答えしました」
と回答したとしています。
なお、吉岡里帆さんの父親は以前から本人がインタビューで語っているとおり、映像会社を経営していて、実際にその会社は京都に存在していると伝えています。