女優・吉岡里帆さん(よしおか・りほ 27歳)が、11月5日に2年ぶりとなる写真集『里帆採取 by Asami Kiyokawa』を出版することが先日発表され、ファン等の間で大きな注目を集めていますが、かつての勢いを失いドラマ出演が激減していることをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
吉岡里帆さんは2016年にNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』に出演し、波瑠さん演じるヒロインの親友役を演じて注目を集め、同年にはその後も『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『モンタージュ 三億円事件奇譚』(フジテレビ系)、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(同)、『死幣-DEATH CASH-』(TBS系)に出演。
2017年は『カルテット』(TBS系)や『ごめん、愛してる』(同)などに出演、2018年には『きみが心に棲みついた』(同)と『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)で主演を務めました。
昨年は、『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)や『あの家に暮らす四人の女』(テレビ東京系)に出演するなど、2016年に朝ドラデビューを果たして以降、毎年複数のドラマに出演していました。
しかし、今年に入ってから出演したドラマはゼロ本となっており、その理由について『サイゾーウーマン』の記事では芸能ライターが、「2018年1月期に『きみが心に棲みついた』(TBS系)、7月期に『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)の2作品で主演を務めましたが、その2作の視聴率が振るわなかった。『きみが心に棲みついた』は全話平均7.7%、『健康で文化的な最低限度の生活』に至っては平均5.8%と、連続で大コケしてしまったんです。吉岡がドラマから消えたのは、これが理由ではないかと囁かれています」
と語り、主演ドラマの大コケによってドラマ出演がゼロになったとみられているようです。
そんな吉岡里帆さんが11月に、自身2冊目となる写真集を出版することが決定し、かつてグラビア活動もしていた吉岡さんは胸元をあらわにするなど、セクシーな姿も披露しています。
これにファンからは喜びの声が挙がっているのですが、吉岡里帆さんは2017年のインタビューでグラビア活動をしていた時代を振り返り、「あの時間もある種、文字通り切り売りの時間だったんです。だって私は水着姿なんて絶対出したくなかった」「やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ち」「人は、脱いだ人を『脱いでる人が芝居している』って見るんですよ。」「自分で自分の首を絞めるみたいな行為をしてしまったと思うこともあります。」
などと語ったことによって、ネット上では「グラビアの仕事を下に見ている」として大炎上騒動に発展しました。
過去にこうした騒動を起こした吉岡里帆さんが、写真集などでセクシーな姿を再び披露し始めたことについて前出の芸能ライターは、「“低視聴率女優”のイメージを払拭したいとの狙いからなのでしょうか」と語っています。
ちなみに、吉岡里帆さんが炎上騒動後に出版した1st写真集は、売り上げ部数が「2万部強」と微妙な結果となっていたとのことです。
吉岡里帆さんが再び“脱ぎ仕事”を始めた理由は、女優としての勢い、人気の低迷が背景にあるのか、写真集をきっかけに再ブレークを狙っているのかは不明ですが、以前に比べてドラマへの出演が減少した一方で、今年は映画『Fukushima 50』と『泣く子はいねぇが』に出演しているほか、舞台『FORTUNE』や『ケムリ研究室no.1 ベイジルタウンの女神』に出演するなどしています。
また、CM出演数は芸能界トップクラスで、7月に発表された『2020上半期タレントCM起用社数ランキング』では、全9社のCM出演(江崎グリコ・日清食品・コカコーラ・P&G・ロート製薬・ワイモバイル・都市再生機構・みずほ銀行・DIC)で女性部門4位にランクインしており、女優の新垣結衣さん、有村架純さん、橋本環奈さん、清野菜名さん、深田恭子さん、タレントの指原莉乃さんと並んでいます。
吉岡里帆さんは主演ドラマが見事な大コケ、これによってドラマ出演が激減し今年はゼロ本になった可能性がありますが、CM出演数などを見る限りでは現在も高い人気、影響力を持っている様子で、来年以降再びドラマへの出演量が増える可能性は十分ありそうです。
ただ、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の主演ドラマが2作連続で低視聴率を記録してしまったので、今後しばらくこの時間帯のドラマでの主演起用は無いかもしれないですね。
吉岡里帆さんは主演ではなく、脇役でこそ光る女優とも言われており、『カルテット』などでの演技はかなり高い評価を受けていたので、今後また主演ではないポジションで実績を積み重ね、ドラマでも活躍する姿を見せてほしいです。