漫画家・山崎紗也夏さん原作の『レンアイ漫画家』が4月に、フジテレビ系の木曜劇場枠(木曜22時)で実写ドラマ化され、主演を鈴木亮平さん、ヒロインを吉岡里帆さんが務めることが先日正式発表されたのですが、吉岡さんのヒロイン起用に対してネット上では不満の声が噴出しているようです。
『レンアイ漫画家』は、漫画一筋で恋愛下手な少女漫画家・刈部清一郎と、夢・彼氏・お金も無く、ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子の久遠あいこがひょんなことから出会い、清一郎の漫画のネタのため、あいこは様々な“疑似恋愛ミッション”に挑む中で、2人は衝突しながらも徐々に距離を縮めていき…という恋愛に不器用な2人が織りなすハートフルラブコメディとなっています。
<↓の画像は、実写ドラマ『レンアイ漫画家』で共演の鈴木亮平さん、吉岡里帆さんの写真>
『レンアイ漫画家』の脚本は、杏さんが主演したヒットドラマ『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)、吉高由里子さん主演の『東京タラレバ娘』『正義のセ』(同)などを手掛けた脚本家・松田裕子さんが担当。
演出は、映画『ミックス。』や『エイプリルフールズ』、ドラマ『リーガルハイ』シリーズ(フジテレビ系)などを手掛けた石川淳一さん等が務めることが発表されています。
主演の鈴木亮平さんと吉岡里帆さんは今回が初共演で、鈴木さんは意外にも民放の連ドラ主演が初ということもあり、双方のファン等の間では大きな注目を集めています。
その一方で、ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、ネット上では「吉岡はヒロインタイプじゃない」「設定に無理がある」「コケそう」などと、否定的な反応が噴出しているとしています。
記事では芸能ライターが、「久遠あいこ役の吉岡には、『演技、微妙だよね』『サブキャラのほうが輝くタイプだと思う』『面白そうだと思ってたけど、吉岡は演技があざとすぎてドラマも嫌いになりそう……』など厳しい意見が噴出。吉岡が主演を務めた2018年1月期放送の連ドラ『きみが心に棲みついた』(TBS系)は、全話平均視聴率7.7%を記録し、同年7月期の主演作『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)では、全話平均5.8%と大爆死。フジテレビの木曜10時は低視聴率が続いていることから“爆死枠”ともいわれているだけに、今作についても『コケそう』と懸念する声も見受けられます」
と語っています。
また、吉岡里帆さんが演じる「“ダメ男ホイホイ”と呼ばれ、夢・彼氏・お金無しの崖っぷちアラサー女子」という役柄に対しても、ネット上では否定的な声が多いといいます。
その理由について同芸能ライターは、「実は原作で、あいこは22歳という設定のため、『なぜアラサーにした?』『あい子が崖っぷちアラサー女とか最悪な設定変更』などと原作ファンからは不満も。また、吉岡は昨年、ORICON NEWSが発表した『第13回恋人にしたい女性有名人ランキング』で堂々の3位にランクインするなど、男性人気が高いため『吉岡里帆が崖っぷちなワケがない』『崖っぷちアラサー女子役を演じると、逆にあざとくなる気がする』『モテモテOL役だったらぴったりなのに』『モテないっていう設定には無理がある』と、役柄の設定やキャスティングに違和感を覚える人も多いようです」
としています。
吉岡里帆さんはかねてから、仕草などが“あざとい”として特に女性から批判を浴びており、アンチが多い女優の1人として知られています。
そうしたこともあってか、吉岡里帆さんが主演や2番手で出演したドラマは視聴率獲得に苦戦しており、2017年7月期放送の『ごめん、愛してる』(TBS系)は全9話の期間平均視聴率が9.7%、2018年1月期放送の連ドラ初主演作『きみが心に棲みついた』は7.7%、続いて主演した同7月期放送の『健康で文化的な最低限度の生活』は5.8%でした。
主演ドラマが2本連続でコケたことにより、2018年以降はドラマで主演することが無くなり、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の連ドラにも起用されなくなっていました。
ただ、吉岡里帆さんはドラマから姿を消して以降も複数のCMには出演しており、昨年の『2020タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)では、新垣結衣さん、有村架純さん、永野芽郁さん、浜辺美波さん、マツコ・デラックスさん、中村アンさんに並ぶ計9社で上位にランクインしていました。
そんな吉岡里帆さんが4月期放送の『レンアイ漫画家』のヒロインに抜擢され、放送前から色々と否定的な声が上がっているようですが、ドラマを手掛ける脚本家・演出家を見る限りでは期待できそうで、ここで結果を残せば再びドラマ出演が増えるとみられることから、まずは初回にどれほどの視聴率を獲得できるのかに注目したいですね。