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実写ドラマ・たーたん放送中止に吉岡里帆が心境告白。セクシー田中さん作者が死去後に小学館と日テレ再タッグ、プロデューサー同じで物議

吉岡里帆が制作見送りの日本テレビドラマ『たーたん』に言及。4月期放送予定も急遽中止、原作改変巡る問題報道も

女優・吉岡里帆さん(31)が23日にインスタグラムを更新し、日本テレビが“制作見送り”を発表した連続ドラマについて初言及し注目を集めています。

日本テレビは21日に、「4月期ドラマとして、小学館の漫画原作の作品を予定しておりましたが、小学館と協議の結果、4月期としての制作を見送ることにいたしました」と、土ドラ10枠(土曜22時)で4月期に放送予定だったドラマの制作を見送ると発表しました。

これにより別の連続ドラマを制作予定としていますが、現時点で代替作品の詳細は明らかになっていません。

日本テレビは今回制作を見送った作品名や詳しい理由も明らかにしていませんが、週刊誌『週刊女性』や『週刊文春』によって、漫画家・西炯子さん(にし・けいこ 57歳)が『ビッグコミックオリジナル』で連載中の漫画『たーたん』が原作だと報じられています。

<↓の画像は、西炯子さん原作の漫画『たーたん』の写真>

また、昨年10月期放送の『セクシー田中さん』と同じプロデューサーが手掛けることや、キャストはムロツヨシさんが主演で、月島琉衣さん、ディーン・フジオカさん、吉岡里帆さん、野呂佳代さん、吉川愛さんが出演するとも報じられていました。

しかし、『セクシー田中さん』の作者・芦原妃名子さんが1月に、脚本の改変を巡り制作サイドとトラブルになっていたことを告白後に急死し、大騒動に発展したことを受けて急遽制作が中止になったと週刊文春は報じ、この報道から間もなく日本テレビがドラマの制作見送りを正式発表しました。

そして、この発表を受けて吉岡里帆さんは23日にインスタグラムを更新し、「4月期ドラマ“たーたん”制作中止が発表されました。大事な決定だと思います。今年に入って考えること沢山あります。改革の時なんだなきっと。兎に角目の前の仕事を一生懸命に…環境に感謝して、人に物事に誠実に。最近色んなことが起きすぎて眠れません。こういう寝れない日ってどうされてますか? 宇多田さんの“何色でもない花”良い曲だな…」と綴っています。

この投稿に対してネット上では、

などの声が上がっています。

吉岡里帆さんは『たーたん』の制作中止が発表されたと綴っていますが、『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材に対して日本テレビ関係者は「企画が無くなったわけではない。あくまで4月期としての制作が見送りになった」と説明し、キャストの事務所関係者も「局からは延期との説明を受けました。ギリギリまで小学館との協議が続いたようです」と話したと伝えており、あくまでも“延期”という形になっているようです。

また、週刊文春は日本テレビがドラマ制作スタッフを集めて行った説明会の音声データを入手したとしており、その説明会では男性プロデューサーが、「昨今の状況で、漫画原作の小学館さんと日本テレビでお話をしてまいりましたが、結論として、『このタイミングでのドラマ化映像化というところは今回見送りたい』という判断をいたしました。我々からしても、普通じゃない状況のことを出版社の小学館さんに言われて。ここまで準備してきて。本も作り、日々、ロケハン、美打ち(美術打ち合わせ)も進めてクランクインに向けて邁進してきた皆さんに、本当に……日本テレビがどうということではなく、まず、この場を借りてお詫びをさせていただきたいなと思ってお集まりいただきました。本当にこの度はすみません、申し訳ございませんでした」「(ドラマの)延期っていうところを受けて、僕らも茫然自失というか。こんなことはあり得ないので」と語っていたとしています。

続けて女性プロデューサーは、「本当に申し訳無い気持ちと、悔しい気持ちでいっぱいで。皆さんは今『なんだよ』っていう、ぶつけようのない苛つきと悔しさっていうのがあると思うんですけども……」と語っていたとし、この説明会に『セクシー田中さん』も手掛けたチーフプロデューサー・三上絵里子さんの姿は無かったとしています。

ドラマ制作サイドはこのように悔しさをにじませていたそうですが、週刊文春や『東京スポーツ』(東スポ)の取材によれば、『たーたん』に関しても原作改変を巡って騒動が勃発していたとしており、作者の西炯子さんも芦原妃名子さんと同様に、ストーリーは原作を忠実に再現してほしいと要望していたものの、その意向が制作サイドに共有されておらず、再びこうしたトラブルが発生する事態になっていたといいます。

こうした情報も出ているだけに、振り回されることになったキャスト陣は気の毒に思うものの、このタイミングでの制作中止が決まって良かったと思いますし、日本テレビは今後原作がある作品の実写化に対してはルールやガイドラインをしっかりと設け、原作者側と各設定や脚本のすり合わせを行い、原作者の意向を無視して勝手に改変するといったことがないようしてもらいたいです。

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