号泣・放送事故騒動のお天気お姉さん・岡田みはるが番組降板!『NHKニュースやまがた6時』出演1年で異例の交代、事実上の契約解除
NHK山形放送局で放送のローカル報道・情報番組『NHKニュースやまがた6時』でお天気キャスターを務めている気象予報士・岡田みはるさんが昨年12月、山形県内の天気予報中に突然泣き出してしまい、放送事故だと大きな話題になりましたが、25日の放送を最後に番組を降板することが明らかとなりました。
これについて『デイリースポーツ』が取材したところ、番組降板は局側の方針によるものとのことなのですが、NHKの気象キャスターが1年で交代となるのは異例で、事実上の契約解除とみられるといい、同局は「番組は4月以降も続くが、出演者については事前発表は行っていない」と説明しているとのことです。
<岡田さんが出演している『ニュースやまがた6時』>
岡田さんは昨年4月より同番組でお天気キャスターを務めていたのですが、関係者は「NHKの気象キャスターは最低でも2~3年は続けるのが通例」と異例の事態であることを明かし、降板の理由については明らかにされていないものの、昨年12月の騒動が関係しているのではないかと指摘する声が上がっているといいます。
ある業界関係者は同紙に、「騒動があった前にも、番組スタッフが原因の放送事故が何度も起きていた。本人がカバーできる範囲を超えた組織の課題があったのは確か」と証言したといい、岡田さんはそれでも番組への出演継続を希望していたものの、結果的に騒動の責任を取らされる形となったようです。
岡田さんは昨年12月1日に生放送された気象情報中、「現在の鶴岡市の様子を見てみましょう」と紹介したものの、実際に画面に映し出されていたのは新庄市の映像で、男性スタッフが「新庄、新庄!」と訂正を求め、岡田さんは慌てて「え、現在の新庄市の様子です」と訂正し、その後も気象情報を伝えようとしたものの約30秒後には涙声に。
画面がスタジオに切り替わって岡田さんの姿が映しだされると、うつむいて涙を拭う仕草や、約10秒の間沈黙してしまうという姿を見せ、その後も涙を流しながら嗚咽混じりに天気予報を伝えたものの、原稿が読めなくなり途中で画面が切り替わってお天気コーナーは中断されました。
- 岡田みはるさんが突然泣き出した『ニュースやまがた6時』の動画(YouTube)
このトラブルはネット上でも大きな話題になり、スタッフによるイジメやパワハラが原因なのではないか、仕事の疲労、ストレスなどが原因なのではないかといった憶測が飛び交っていたのですが、NHK山形放送局はその後岡田さんが突然泣き出した理由について、「気象予報士が当初想定していた場所と違うお天気カメラの映像が出てしまい、うまくコメントを伝えられなかったことで少し動揺してしまったようです」と説明。
岡田さんはこのトラブルの翌日から番組を休養していたのですが、これについては「気象予報士と気象予報士が所属する会社と話をした結果、お休みをいただくことにしました」と説明し、パワハラ等の疑惑については「本人には今年の春から山形のローカルニュースで気象情報を担当してもらっていますが、パワハラやセクハラのようなことはなかったと考えています」と否定しています。
このようなトラブルがあったものの、岡田さんは昨年12月7日の放送から番組に復帰。
今年1月20日には約2ヶ月ぶりに更新して「昨年中、皆様にご心配をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます」「山形県内はじめ全国から、コメントやメッセージを頂戴しました。また、手紙やはがきもたくさん届きました。優しいお言葉や、日常会話のような何気ない言葉に心温まりました。また、ご自身の体験をお話し下さった方もいて、励まされる思いでした」「これからも、気象予報士として努力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」などと綴っていました。
しかし、就任からわずか1年という異例の降板が決定しネット上では、
- イジメのような感じ。本番で泣くのはダメだけど、結局責任取らされて可哀想に。
- かわいそう。映像見たけど、スタッフのミスだよ。少しもフォローせず、イジメの域だったよ。スタッフの空気も悪そうだったから、お姉さん辞めて正解。もっと良い職場はいくらでもあるよ。
- 結果として、山形ってますます悪いイメージになった。いじめ・陰湿・弱者に厳しい。なんか、そんなイメージが大きくなった。
- セクハラ・パワハラが無かったのが気になる。なんでも鑑定団を思い出したわ
- 山形と秋田はよそ者が住める土地ではないしな。ゆっくり休んでくれ
- まあでもこれは仕方ない。地味だし暗いし表舞台にたつ仕事はやめた方がいいんじゃない。
- あれだけ原稿と画像をバラバラにされたら誰でもテンパる。泣いたのはそれまでも意地悪されてたから積年の涙だよ。これでまたイジメ山形の印象が強化されたわけだな
- 山形NHKのいじめ事件か。マット殺人犯を公務員として雇った山形県らしいね
- 山形って特に何のイメージも無かったけど、今回の件で陰湿さがよく分かった
などのコメントが寄せられています。
岡田さんは長野県出身で信州大学を卒業後、早稲田大学に入学して劇団に参加し、卒業後はモデル事務所に所属。
ケーブルテレビでお天気コーナーを担当したことがきっかけで「自分で天気を予報して自分の言葉で伝えたい!」と強く思うようになり、2010年秋に気象予報士の資格を取得し、昨年4月より初めて地上波の番組でお天気コーナーを担当しており、大きなプレッシャーを抱えていたのは間違いないと見られます。
岡田さんは、人気気象予報士の“森田さん”こと森田正光さんが代表取締役を務めている『株式会社ウェザーマップ』に所属。
この件について森田さんは、今年2月に放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に気象予報士の天達武史さん、木原実さんと出演した際、「この仕事はリハーサルがちゃんとできない人間が残るよね。すべてきちっとやろうとする人は辞めていっちゃうんです。真面目にやろうとして泣いちゃう人がいるからね」といい、木原さんから岡田さんの騒動について聞かれると、「自分が想定したのと違う画面が出て動揺したんですって」「彼女まだ1年くらいで。やっぱりキャリアがなかったわけ。だから違う映像が出たから(その映像に合う)違うことを言おうと思ったけどできなくて…なんでこんなにふがいないんだろうって」と語っていました。
また、岡田さんは山形での暮らしに慣れず、美容院などで度々東京へ戻ってくるなどしており、昨年11月には自身のブログで「週末、ぐったりしていたら、友達が連れ出してくれました。(中略)疲れ過ぎて、ごはんが食べられない……」と疲労を訴えていました。
その他にも、精神面が強い方ではなかったという話や、口数が少なく大人しい性格で、人とのコミュニケーションを取るのが得意ではないという話もあります。
そして、昨年12月にあのような騒動があったことから、NHK側は番組降板を決定したと考えてよさそうなのですが、今回『デイリースポーツ』の取材に関係者は「騒動があった前にも、番組スタッフが原因の放送事故が何度も起きていた。本人がカバーできる範囲を超えた組織の課題があったのは確か」と証言。
さらに昨年12月に週刊誌『フラッシュ』は、「岡田さんは慣れないうえに生放送というプレッシャーで、原稿を噛んだりすることがしばしばあったと聞いている。反省会でそうしたミスを番組上層部にネチネチと注意されることに、岡田さんはすっかり萎縮してしまっていたそうだ」というNHK関係者の証言を掲載しており、あのハプニング、番組からの降板は岡田さんだけに原因があるのではなく、番組のスタッフやNHK山形放送局に大きな原因がある可能性が高そうです。
後任はまだ決定していないそうですが、この話がもし本当であれば次の方も長くは続かないかもしれません。
岡田さんはこの決定に対し、さぞショックを受けていると思われますが、岡田さんだけに原因があったわけではないようですから、落ち込むこと無く前を向いてほしいですね。
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“お天気おばさん”と呼ばれる前に、降板して正解かも。
尼神インターの誠子??