『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ、『名探偵コナン』の安室透、『ドラゴンボール』のヤムチャ、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面などを演じている人気声優・古谷徹さん(ふるや・とおる 70歳)が、不倫・DV・妊娠中絶スキャンダルが原因で複数の仕事を失っており、10日新たにゲーム作品からの降板が正式発表されました。
古谷徹さんは5月23日発売の週刊誌『週刊文春』によって、37歳年下の女性ファン・A子さんと繋がり、2019年から2023年9月にかけて4年半にわたり不倫関係にあったことや、A子さんに離婚を迫られて口論になり顔面を殴ったこと、さらに2021年にはA子さんの妊娠が発覚し、人工妊娠中絶手術を受けさせていたことを報じられました。
<↓の画像は、古谷徹さんと不倫相手の女性ファンの2ショット写真>
古谷徹さんはA子さんの告発を受けて週刊文春の取材に応じ、全面的に認めて謝罪し、報道後には自身のX(旧ツイッター)に、「私の残りの人生をかけて誠心誠意償っていく所存です。どんな制裁も受ける覚悟でおります。誠に申し訳ございませんでした。」
などと綴った謝罪文を投稿しました。
このスキャンダルにより、2016年9月から月1回配信していた生放送番組『古谷徹のほっこりThanks Room』(SHOWROOM)が即打ち切り終了となったほか、7月27日にアニメイト池袋本店で予定のトーク&お渡し会イベントが中止、8月に出演予定だった朗読劇『READING WORLDユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還「約束の果て」』も降板となりました。
ただ、出演作品からの降板発表は無かったのですが、10日に『ペルソナ』『真・女神転生』シリーズ等で知られるゲーム会社『アトラス』が公式サイトで、10月11日発売予定の新作ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』のボイスキャスト変更を発表し、「『メタファー:リファンタジオ』にて出演を発表しておりました声優の古谷徹さんについて、諸般の事情によりボイスキャスト変更となりますことをお知らせいたします。なお、新たなキャスティングは7月に予定しております続報にて改めて発表させていただきます。」
と、古谷徹さんの降板を告知しています。
なお、古谷徹さんが担当するキャラクター名など詳細は公表されていませんでしたが、予告映像では複数のシーンに声で登場しており、それなりに重要な役どころだったとみられます。
そして、新たな降板発表を受けてネット上では、
- 当然の成り行き。今後もこの人をこれまで通り起用する企業は不倫を認めているか黙認って事になるからね。
昭和ならまだしも今の時代ではメーカーもスルーは出来ないでしょ。 - コナンも降板してくんないかな。キャラクターのイメージぶっ壊した責任とってほしい。日本を愛する警察官キャラやれる人じゃないでしょ。
- 発売前の新規IPだからこそ出来た対応だね。続いてるシリーズ物やアニメなんかは、流石に不倫で降板は作品のイメージに直結するからないと思う
- 古谷徹の声を聞くと不倫、暴力がチラつく。ファンに出を出し作品に傷をつけるなんてプロじゃない! 声優交代は必然
- 安室の声優の降板もそろそろかな? 名探偵コナンや青山先生に泥を塗ったんだから、早く降板してほしいけどね。
古谷氏を庇っている人達って頭がおかしいって思うけど - 流石にアムロ、安室さん、ヤムチャは続投だと思う
- アムロの声なんて色んなところに素材転がってるし、使いまわしてればいいでしょ
なんだったら今はAIの技術で違和感なく声も作れるんじゃないの? - 不倫だけならまだしも中絶・暴力は降板不可避でしょ
などの声が上がっています。
『メタファー:リファンタジオ』は声優陣も非常に豪華で、メインキャラクターの声を花江夏樹さん、諸星すみれさん、小野賢章さん、早見沙織さん、大塚明夫さんが演じ、その他に古谷徹さん、銀河万丈さん、緒方恵美さん、杉田智和さん、日笠陽子さん、井上和彦さん、南條愛乃さん等の出演が発表されています。
この作品はペルソナシリーズの制作陣が手掛ける新作でかなり気合いが入っている様子で、古谷徹さんが出演していることで批判され、作品のイメージ悪化に繋がりかねないことから早々に決断したのかもしれません。
現時点では、名探偵コナンの安室透など人気キャラクターからの降板発表はなく、各テレビ局は世間の反応も見ながら今後の対応を検討している様子で、1986年からナレーションを担当している車情報番組『カーグラフィックTV』(BS朝日)も、今のところ降板発表はありません。
古谷徹さんは単なる不倫ではなく相手女性にDVと妊娠中絶もさせていて、既婚者と知りながら近づいて4年も不倫していた女性にも問題があると言えども、古谷さんの女性に対する仕打ちはかなり酷いものがあり、全作品から降板となっても不思議ではない内容となっていますが、降板ドミノは今後も続くのか、引き続き関係各所の対応を見守りたいです。