自身の誕生日でもある12月3日に行うライブをもって活動を自粛するロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカルギター・川谷絵音さん(27)が12日、同じくボーカルとギターを担当している『indigo la End』のライブに出演しました。
この日は、3日に活動自粛を発表してから初のライブとなっており、東京・恵比寿のライブ会場には多くの報道陣が集まっており、「復帰したベッキーさんに一言」「今の心境は」といったコメントが寄せられたもの、コメントは一切せずに会釈をするのみだったといい、ライブ終了後も呼びかけに応じること無く会場を後にしたそうです。
<↓の画像が、会場入り前に撮影された川谷さんの写真>
しかし、川谷さんがステージ上でファンに活動休止について語っていたことが明らかとなっており、この日はゲスの極み乙女。のメンバーが前半にゲストという形で出演し、ベースの休日課長さんが「フラッシュで見たいもんね。復活だとそういうタイミングありますね」と、活動再開を匂わしながら発言すると、川谷さんは「そうですね。2018年ぐらいにね、よくない、いいんじゃないフラッシュ浴びたいよね」と、楽曲『両成敗でいいんじゃない』にかけたと思われるフレーズで返し、活動自粛期間については正式に発表されていないものの、2017年は活動を完全に休止して2018年より再始動するようです。
- 『両成敗でいいじゃない』MV(YouTube)
その後、indigo la Endとしてライブ後半に出演した川谷さんは、「自分が今、赤とか白とか、何を言っても、黒になってしまう。いい曲を作っても伝わらない。」といい、「いろんな考えがある。僕はバカだけど、唯一、音楽を作るしかない。周りをたくさん傷つけた。でも音楽は残っていく。今は黒くしか伝わらないので、ファンも苦しむ。ファンのため、スタッフのため、自分のために必ず戻ってくる。安心してください。」と復帰することを誓い、「メンバーから『俺は一生ついていく』と言われた。あそこまで言われたらプロポーズされた気持ちですね。」と語っていました。
活動自粛すると言いながらも、当初の予定通り12月3日までライブ活動を行い、それから活動自粛期間に入ることに対して批判が殺到していましたが、今回の川谷さんの発言も多くのバッシングを浴びており、ネット上では再び大炎上状態になっています。
また、『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)に木曜日コメンテーターとして出演している社会学者・古市憲寿さんが13日、番組内で今年夏に川谷さんのライブを見たことを明かした上で、「やっぱり才能はすごい圧倒的で、ちょっとしたスキャンダルぐらいで、この人の才能は全く揺るがないなと思ったんですね」と、川谷さんの音楽的才能を絶賛。
今回の活動自粛に対しては、「本当に、活動休止ってする必要があるのか分からない」といい、「未成年との飲酒ってことですけど、ある時期の日本では公然と許されていたことじゃないですか。それくらいのことで人を引きずり下ろして、なんなんだろうなって。川谷さんが休んでだれが嬉しいのかな。ファンの人が困るだけじゃないですか」と持論を展開。
しかし、その一方でフジテレビの笠井信輔アナウンサーは、「活動自粛を宣言した後、初めて公の舞台に立ったっていうこの状況が矛盾が生じていて。自粛するんだったら演奏しなければいいし、演奏したいんだったら自粛を宣言しなければいいと思う」と鋭い指摘。
さらに、「自粛宣言してからチケット売るってやっぱり、うーん、と思う」と、今回の件についても話題作りに利用したのではないかと言いたげな様子でした。
そして、この古市さんの川谷さん擁護発言に対しても批判が殺到しており、ネット上では、
- 引きずりおろすって発想がもう間違い。本当に引きずりおろす気があったらベッキーの時にやってるだろ。だが実際にはベッキーの時はノーダメージに近い。今回のは未成年に酒飲ませて、そいつがレギュラー下されたんで責任取らされただけだろ。それを引き摺り下ろすとは言わない
- 常に他人と違う俺かっけーしかできねえ人だな
- 引きずり下ろしたって前提がまずおかしい。自分で墜ちたんだろ
- 才能がーとか言うけど言う程才能あるか?気持ち悪いだけなんだが
- こいつら似てるよな。顔の系統も不細工なくせにナルシストなとこも
- なら嫉妬渦巻く日本は捨てて全米デビューすれば良いんじゃない
- こいつ慶応の研究員だろ。てめぇの大学で未成年飲酒強姦事件があったのに未成年飲酒位許せとか大失言だろ
- 才能があれば倫理や法律に反してもいいと考えるのかこのバカは・・・
- 擁護すれば女分けてもらえるかもしれねえもんな。乙武君のように義理がたいといいね
- 才能があるって方向で擁護するなら、才能があれば戻ってこれるんだから、擁護の必要すらないと思うけどな。こいつの擁護は才能あれば何をやっても許されるべきっておかしな論点
などのコメントが寄せられています。
古市さんは川谷さんと友人関係があるのか、川谷さんのファンなのかは不明なのですが、不倫が報じられた今年1月にも川谷さんを擁護する発言をした結果、多くの批判が寄せられる事態となっていました。
それは1月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に出演時のことで、1月7日発売の週刊誌『週刊文春』が不倫関係をスクープし、LINE上でのやり取りも掲載。
2人が離婚届を「卒論」と称して「ちゃんと卒論書くから待ってて欲しいな」と川谷さんが送ると、「卒論提出できたら、けんちゃんにいっぱいワガママ聞いてもらおっとー!」とベッキーさんは返していたほか、正月に川谷さんの実家を2人で訪ねていたことなども明らかにされていたのですが、ベッキーさんは川谷さんとの交際を否定し、あくまでも友人だったと主張。
これに対して世間からは批判の嵐となっていたとのですが、古市さんは「僕は信じますよ。友達だって信じてます。」といい、その理由については、自身も女友達と旅行することがあったり、正月に異性の友人の実家を訪れたことがあるためだと説明していたのですが、この一連の発言に対しネット上では批判的な声が多く寄せられていました。
そんな古市さんは1月1日放送の『ワイドナショー』に出演し、ウエンツ瑛士さんの小さい頃の写真が取り上げられた際にも、「一番いい時期って、ハーフってなんで劣化するのが早いんでしょうね」「ウエンツさんのことじゃなくて、でも、一般的になんか、劣化って早くないですか?」と差別的な発言をしていたことで炎上するなど、度々騒動を起こしています。
今回も再び、川谷さんの音楽を絶賛した上で、活動自粛に疑問を呈しているわけですが、未成年飲酒については罪に問われる可能性は無く、特に問題はないようなのですが、川谷さんはベッキーさんとの不倫騒動が収まってから間もなく、再びこのようなトラブルを起こしており、交際相手での女優・タレントのほのかりんさん(20)については、未成年飲酒によって舞台と番組降板が決定。
さらに、事務所側からさらに処分が下される可能性があるようです。
このように騒動を立て続けに起こして周囲に多大なる迷惑を掛けていることから、川谷さんもそれなりの処分を受けるのは当然でしょうね。