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博多大吉が痩せている理由は肺の病気か。肺気腫・慢性気管支炎の症状や発症原因、治療方法は…

博多大吉が慢性閉塞性肺疾患(COPD)で肺年齢が69歳。『教えてもらう前と後』で肺ガン・心臓病リスク高める病気発覚。

人気お笑いコンビ『博多華丸・大吉』(略称:華大)のツッコミ担当・博多大吉さん(本名=吉岡廣憲 よしおか・ひろのり 47歳)が、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」(肺気腫、慢性気管支炎の総称)を患っていることが明らかになりました。

これは8日19時から放送の『教えてもらう前と後 2時間SP』(TBS系)で明らかにされるもので、番組レギュラーの博多華丸・大吉の2人は昨年末に人間ドックを受診し、その結果が8日放送の番組で発表されます。

<↓の画像は、人間ドックを受診した博多大吉さんの写真>

4年ぶりに人間ドックを受診した華丸大吉さんは、「4年前に比べて年齢が違いますから。この年代になると胃とか大腸とか、肝臓が怖い」と話していたのですが、医師が驚いたのは肺年齢だったといい、20歳から27年にわたって毎日20本のタバコを吸い続けていたことによって、現在の肺年齢は69歳だと判明し、この結果に博多大吉さんも驚いた表情を見せていたそうです。

また、博多大吉さんの肺の一部は溶けてしまっており、医師が告げた病名は「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」で、最悪の場合は呼吸困難に陥る可能性があるとのことです。

これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

博多大吉さんが患っている「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、昨年亡くなった落語家・桂歌丸さん(享年81)、女優・江波杏子さん(享年76)、2007年に亡くなった俳優・コメディアンの植木等さん(享年80)、この他にも歌手の和田アキ子さん、元オセロ・松嶋尚美さん、TKO・木本武宏さんなど、多くの有名人もこの病気を発症しています。

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、患者の8~9割が喫煙者もしくは元喫煙者ということから「たばこ病」「たばこ肺」とも呼ばれており、喫煙、塵(ちり)、化学物質などを吸い込むことで肺の組織が破壊される病気で、喫煙者の2割が喫煙開始から20~30年後に発症すると言われています。

日本国内の患者数は500~600万人もいるとされており、2020年には全世界の死亡原因の3位になると予想されるほど恐ろしい病気で、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の発症によって、虚血性心疾患や肺ガンの発症リスクを高めるそうです。

博多大吉さんはすでに肺の一部が溶けてしまっているそうですが、加齢などによって肺の状態が変化していたりすると、肺が元に戻ることはなくなるといい、元オセロ・松嶋尚美さん、TKO・木本武宏さんも肺が溶けていると昨年出演の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)で診断されています。

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、単に肺の機能が落ちるだけでなく、様々な合併症も引き起こすとされており、松嶋尚美さんが痩せ型の体型の原因もCOPDにあるといい、肺機能の低下によって呼吸やせきをするだけで多くのカロリーを消費し、それによってどんどん痩せていってしまうとのことです。

しかし、肺の周りにある呼吸筋という筋肉を鍛えることによって、肺の機能を少し改善することが可能といい、それによって「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」が原因による息切れなどの症状が多少軽減されるようです。

その他にも、薬物療法、運動療法などによって症状の悪化をある程度抑えられるそうなのですが、一番はやはり禁煙することのようで、禁煙した上で最新の治療をすることによって、1秒間で最大に吐き出せる息の量が健康な人と同じレベルの状態にまで戻せるといいます。

博多大吉さんは今回の診断結果をどこまで深刻に受け止め、改善に努めていくのかはまだ分かりませんが、すでに肺年齢が69歳で、肺の一部も溶けているとのことから、今後も長く仕事を続けていくためには禁煙に挑戦することが最も必要かもしれないですね。

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