Netflixで幽☆遊☆白書を実写化、浦飯幽助役の北村匠海がコメント発表。キャスト決定にネットで再び物議

俳優・歌手の北村匠海さん（きたむら・たくみ 24歳）が、来年末から全世界で配信予定の実写ドラマ『幽☆遊☆白書（ゆうゆうはくしょ）』（Netflix）で主演し、主人公・浦飯幽助（うらめし・ゆうすけ）役を演じることが正式発表され、ビジュアルも公開されました。

『幽遊白書』は、『HUNTER×HUNTER』の作者としても知られる漫画家・冨樫義博さんが、1990年～1994年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画が原作で、不良中学生の浦飯幽助が交通事故死したことがきっかけで“霊界探偵”となり、人間界や魔界で妖怪たちとバトルを繰り広げていくファンタジー作品となっています。

＜↓の画像は、『幽遊白書』メインキャラクター写真＞

そんな『幽遊白書』の実写ドラマ化は2020年末に発表され、原作ファン等の間ではキャスト予想が盛り上がっており、主人公の浦飯幽助役の候補として北村匠海さんのほか、山﨑賢人さん、山田孝之さん、新田真剣佑さん、菅田将暉さん、賀来賢人さん、窪田正孝さん、横浜流星さん、市原隼人さん等の名前が挙げられていました。

昨年1月にはニュースサイト『日刊サイゾー』が、北村匠海さんが主演に内定したと報じていたのですが、制作発表から1年半以上経ち、北村さんが主演を務めることが正式発表されました。

＜↓の画像が、主人公・浦飯幽助役を演じる北村匠海さんのビジュアル写真＞

実写ドラマ『幽遊白書』でメガホンをとる月川翔監督(39)は、主演に起用した北村匠海さんについて、「主人公の幽助役は、最も信頼している俳優・北村匠海さんにお願いしました。ご一緒するのは4作品目ですが、より一層、表現に磨きがかかっているのを感じています。繊細な感情表現から、大小様々なアクションの身のこなしに至るまで、全身全霊で浦飯幽助を体現してくれています」とコメントしています。

森井輝プロデューサーは、「ぶっきらぼうなセリフや態度は多いが、本当は自分の正義を持ち、優しく深い情を、人間と妖怪にかかわらず向ける主人公、幽助。これは、歌うことでもその豊かな表現力は男女問わず観客を魅了し、強くも優しい目力で繊細に演じることの出来る俳優、北村匠海さんしか思い浮かびませんでした。このチャレンジングな作品を、役を、二人の信頼に基づく阿吽の呼吸で、僕らの期待を素晴らしく具現化してくれています」としています。

また、北村匠海さんは主演起用が決まった時の感想について、「作品が作品なだけに、最初はどでかい冗談かと思って笑うしかありませんでした」と明かしています。

その上で、「『幽☆遊☆白書』という歴史ある名作を、実写映像として届けられることを嬉しく思います。日本のエンターテインメントがさらに広がりますように、そして世界の人々が楽しんでもらえる作品を作ります。」と意気込んでいます。

この発表を受けてネット上では、

• まあ悪かない
• 陰キャっぽい幽助だな
• ええやん イメージ通りやわ
• ちょっと面白そう 北村匠海けっこう好きやし
• 舞台と同じキャストでええやろ あっちは好評やったで
• 北村匠海の扱いの雑さなんなんや とんかつDJといい
• ファンタジーの実写化はやめた方がいいと思うけどなあ
• 実写JOJO並みの扱いになるで
• 問題は浦飯幽助じゃなくて脇固める人気キャラクターやからな 桑原、蔵馬、飛影、戸愚呂兄弟、コエンマ、ボタン
• 世代のファンは実写は地雷って知ってるし、出演者のファンしか見ないだろ
• ドラマにして映える作品映えない作品ってあるけど幽白は明らかに映えない方やろ
  というかこんなん素人のワイでも分かるのに何でこんなん作ろうと思うんやろ
• なんでどいつもこいつも実写化したがるんだろうな 再アニメ化でもやっとけよ 鋼の錬金術師なんかもゴミだったし

などの声が上がっています。

北村匠海さん以外のキャストについてですが、昨年末にニュースサイト『NEWSポストセブン』が報じた情報によると、ヒロインの雪村螢子役を白石聖さん、幽助の仲間となる蔵馬役を志尊淳さん、飛影役を本郷奏多さんが演じるといいます。

また、敵の戸愚呂兄弟の弟を綾野剛さん、兄を滝藤賢一さんが演じるとの情報を伝えています。

• 実写ドラマ『幽遊白書』戸愚呂兄弟役が決定。主要キャスト判明しネットの反応は…Netflixで2023年末から配信

『幽遊白書』は2019年に俳優・崎山つばささんが主演で舞台化され、舞台版は好評で2020年に2作目も上演されました。

ただ、実写ドラマ化に対しては制作発表時点で否定的な反応が大半で、VFXやCGなどで原作のバトルシーンなどを再現するのはかなり難しく、過去に実写化し大コケした映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』、『DRAGONBALL EVOLUTION』などの二の舞となることが懸念されていますが、どういった仕上がりとなるのか見ものですね。