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闇営業問題で吉本興業幹部に激怒の加藤浩次が危機的状況か。事務所独立でスッキリ降板の噂浮上も…

加藤浩次『スッキリ』自主降板で後任は山里亮太か。加藤の乱で仕事干され消える? 吉本興業へのクーデター失敗で…

闇営業問題での吉本興業側の対応に激怒し、幹部が辞めなければ自分が事務所を辞めると宣言した極楽とんぼ・加藤浩次さん(50)が、2006年からメインMCを務めている情報ワイドショー番組『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)を自主降板し、後任を南海キャンディーズの“山ちゃん”こと山里亮太さん(42)が務めるという話が急浮上しています。

加藤浩次さんは7月22日放送の『スッキリ』で、闇営業問題で吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊・宮迫博之さん、謹慎処分が下されたロンドンブーツ1号2号・田村亮さん等に対して岡本昭彦社長が、「(会見するならば)全員連帯責任でクビにするからな。俺にはお前ら全員クビにする力がある」といったパワハラ発言をしたことに怒りをあらわにし、「若手は、会長、社長を怖がっている。そんなんで楽しい笑いができるのか。そんな状態がずっと続いてきた。みんな我慢してきた。取締役が変わらないなら俺は辞める。経営陣が変わらないなら俺は辞める」と宣言しました。

<↓の画像は、吉本興業・岡本昭彦社長の写真>

翌日の『スッキリ』では、大崎洋会長と会談することを明らかにし、「『取締役が変わらない限り、会社を辞める』って昨日言ったんで、その旨を伝えようと思う」「芸能界でどうなるのかは、それから」などと語っていました。

しかし、3時間にも及ぶ話し合いは平行線をたどり、大崎洋会長が「持ち帰らせてくれ」と言ったことで決着が付かなかったといい、加藤浩次さんが「僕自身の意思は固いんです」と伝えたところ、「それは今決めることはできへん」という答えで、引き続き話し合いをしていくとしていました。

<↓の画像は、吉本興業・大崎洋会長の写真>

その後、30日に放送されたレギュラー番組『この差ってなんですか?』(TBS系)に出演した加藤浩次さんは、番組で末っ子の特徴は「人懐っこい」「責任感がない、楽観的」と紹介された際に、「楽観的だから、あんな発言しちゃったんだな…」と落ち込む様子を見せ、フットボールアワー・岩尾望さんから楽観的に言うことではないとツッコまれると、「どうにかなるか~。どうにかなるなら言っちゃうか!みたいな」「あれは反省だ、反省だ、反省しないとダメだ」と言って笑いを誘っていました。

『スッキリ』などでも加藤浩次さんは明らかにトーンダウンしており、吉本興業を厳しく批判することが無くなったため、「加藤は一体、何をしたかったのか?」という声が上がり始めているのですが、『日刊ゲンダイ』の記事で『スッキリ』の関係者は、「加藤はハシゴを外されてしまったんです。読みが甘かった。明らかにクーデターの失敗ですよ。加藤が吉本興業の元幹部にそそのかされる格好で、明石家さんまを社長にすべく動いていたという噂がありました。結論からいえば、さんまさんがそんな話を受けるわけがない。いずれにせよ加藤は自ら墓穴を掘ってしまったと言っても過言ではない」と語っています。

<↓の画像は、『スッキリ』MCの水卜麻美アナ、加藤浩次さん、ハリセンボン・近藤春菜さんの写真>

また、放送作家は吉本興業に刃向かった芸人の末路は哀れとし、「徐々に仕事が先細り、飼い殺し状態になるんです。かといって独立しても先は見えている。お笑い芸人が事務所と揉めるというのはそれだけでマイナスです。吉本が圧力をかける前にオファーは激減するんですよ」と明かしています。

そして、加藤浩次さんはすでに『スッキリ』からの自主降板を決意しているといい、事情に詳しい芸能関係者は、「過去に加藤は会社に歯向かった先輩芸人らの哀れな末路を目の当たりにしているんです。プライドを守るために来年3月までに自ら降板を申し出るといわれています。言われる前に自ら辞めるという加藤なりの美学なのでしょう」と語っています。

一方の吉本興業側は、「番組のマンネリ化」を理由として加藤浩次さんの番組降板の準備を始めているとし、『スッキリ』の降板として候補に挙げられている人物について同関係者は、「現在、最有力候補は女優の蒼井優と結婚した南海キャンディーズの山里亮太です。もちろん山里も断るわけがない」と明かしています。

<↓の画像は、南海キャンディーズ・山里亮太さんの写真>

『スッキリ』を自主降板するという加藤浩次さんの気になる今後ですが、お笑い界に対する未練も無く、俳優として新たなポジションを探り始めているという話もあるといい、「加藤は本来『劇団東京ヴォードヴィルショー』出身で俳優を目指していたんです。まさに50にして新たなタレント生活を始めるべく準備を始めたところ。万が一の時には経営するジンギスカン店で生計を立てるか、地元の北海道に引っ込む計画もあるそうです。いずれにせよ貯金はたんまりあるそうで、その辺の保険はぬかりがない。相方の山本圭壱が干された時の厳しさが、痛いほど身に染みていますからね」と同関係者は明かしています。

新たにこのような噂が出ているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

加藤浩次さんが吉本興業に反旗を翻した行為は「加藤の乱」ともメディアに報じられ、久しぶりに見せた“狂犬”ぶりにネット上でも大きな盛り上がりを見せていたのですが、大崎洋会長との会談後から急にトーンダウンしたことで批判の声も多く寄せられており、あの威勢はどこへ行ってしまったんだと言われています。

そして、加藤浩次さんは幹部が変わらなければ自分が辞めると『スッキリ』で宣言したため、吉本興業のトップが現状維持ならば辞めるべきという指摘もあるのですが、両者の間にダウンタウン・松本人志さんが入り、現在は落とし所を探っている状態だと松本さんは『ワイドナショー』(フジテレビ系)で明かしています。

そうしたこともあり、加藤浩次さんが今後仕事を干され、飼い殺し状態になるというのはにわかに信じ難い話ですし、『スッキリ』から加藤さんが自主降板後、「天の声」を担当している山里亮太さんがMCに就任するというのも安易に感じ、ただの噂レベルの話に見えます。

しかし、『スッキリ』は視聴率が伸び悩んでおり、現在同時間帯の民放トップは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、『スッキリ』は2017年10月から日テレのエース・水卜麻美アナをサブMCとして新加入させたものの、状況が変わらずに『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)と2位争いを繰り広げていることから、今後番組終了となる可能性はゼロではないと思います。

もし『スッキリ』が終了した場合、後番組のMCには加藤浩次さんを起用せず、新たなMCを立てることになると思うので、遅かれ早かれ加藤さんが朝の番組から姿を消すことになるかもしれません。

一方で吉本興業を辞めるかどうかはまだ分からない状況で、加藤浩次さん自身も一度冷静になり、吉本興業が今後どう変わっていくのかを見た上で、身の振り方を改めて考えるのではないかと思うので、引き続き動向を注視していきたいですね。

【追記 8/9 午前11時】
加藤浩次さんが9日放送の『スッキリ』で吉本興業に残留する意思を明らかにしました。

吉本興業が新たに設置した『経営アドバイザリー委員会』は8日に第1回会合を開き、マネージメント、スケジュール管理、ギャラ交渉などをタレントが自ら行う「専属エージェント契約」の導入を新たに発表しました。

これについて加藤浩次さんは「僕が思いつきました。」と、自身が吉本興業側に「専属エージェント契約」の導入を進言したことを明らかにした上で、「僕自身が上層部が変わらなければ辞めると言ってしまいました。いろんな思いがあってエージェント制を提案させていただいて、こういう形になっている。ですから吉本に残る形になってしまった。」と事務所に残ることを明らかにしています。

そして、メディアによって「加藤の乱」とも報じられていた一連の騒動について、「皆さんに僕の発言でいろんな方、迷惑をかけた方、一緒に仕事をしている方にも迷惑をかけたし、視聴者の方にもいろんな意味で心配してくださった方もいますし。加藤浩次言ったことを実行しないのかと思う方もいると思います。そういうご迷惑をおかけした方に謝罪したいと思います。本当にすみませんでした」と謝罪し、頭を下げていました。

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