女優・剛力彩芽さん(23)が昨年4月期放送の『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系)以来、1年ぶりに主演を務めるドラマ『ドクターカー』(日本テレビ系)が7日よりスタートしたのですが、初回平均視聴率が4.5%と低視聴率だったことが明らかとなりました。
剛力さんは初回放送に合わせて朝の情報・ニュース番組『ZIP!』から始まり、『スッキリ!!』、『情報ライブ ミヤネ屋』など、朝からドラマの番宣を行っていたのですが、この数字を見る限りでは、それによる効果はほとんど得られなかったようです。
このドラマが放送されている「木曜ドラマ」枠(23時59分~翌0時54分)では、今年1月期にお笑い芸人・小籔千豊さんが主演の『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』が放送され、ほとんど話題にならなかったこともあって初回3.8%。
これよりは高い数字を記録したものの、昨年10月期に同枠で放送されたKis-My-Ft2の玉森裕太さんが主演の『青春探偵ハルヤ~大人の悪を許さない!~』の初回視聴率5.1%を下回っています。
ちなみに、剛力さん1年前に主演を務めた『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(金曜23時15分~翌0時15分)も数字が伸びず、初回が6.4%、その後5~6%台で推移し、全9話の期間平均視聴率は6.1%。
なお、昨年1月期放送のKAT-TUN・亀梨和也さんと深田恭子さんが共演の『セカンド・ラブ』は初回8.2%、全7話の平均は7.1%、7月期に放送された遠藤憲一さんと菅田将暉さんW主演の『民王』も初回8.5%、全8話の平均は7.1%という結果になっています。
この他にも、剛力さんが主演を務めたドラマは視聴率が取れない傾向にあるため、「低視聴率女王」などと呼ばれてしまっており、昨年ドラマ出演後に歌手活動に専念すると言われていたのですが、昨年9月リリースの4thシングル『相合傘』は初週の売上枚数が6252枚で、オリコンのシングルランキング40位内にもランクインできず圏外という結果に終わり、結局は女優業をメインに活動を再開。
昨年12月放送のスペシャルドラマ『黒蜥蜴』(フジテレビ系)に出演したほか、今年1月11日放送の『ジャングル・フィーバー』(NHK BSプレミアム)、2月にWEB限定配信された『地方発「小さな世界企業」福井・長野ドラマ』の『夢叶う、福井県』『あの頃のわたしへ』で主演を務め、3月30日放送の松本清張特別企画『喪失の儀礼』(テレビ東京系)に出演。
そして、『ドクターカー』で1年ぶりに連ドラ主演を務めているわけですが、剛力さんがこのドラマで演じている役どころは、5歳の息子がいる未婚のシングルマザーで新人医師。
<剛力さんが1年ぶりに主演を務める『ドクターカー』>
23歳の剛力さんが子持ちの新人医師という少し強引に感じる設定となっており、加えて剛力さんは主演には向かない2番手、3番手が一番しっくりくる女優だと言われており、1年ぶりの主演作も低視聴率を連発する可能性は高そうです。
ちなみに、『ドクターカー』は剛力さんが所属する芸能事務所『オスカープロモーション』が制作協力をしており、同事務所に所属の笛木優子さん、内藤理沙さん、伊東孝明さんが出演しています。
オスカーが剛力さんとほぼ同時期に売りだしを開始した武井咲さんも“ゴリ押し”だと批判されていたものの、女優として成長してきたこともあって以前に比べて批判的な声は減っています。
しかし、その一方で剛力さんは女優としても評価されず、歌手として、タレントとしてもほとんど評価されず、数字も出せていないことから、現在でもドラマなどへの出演が決定すると“ゴリ押し”だと批判されている状況にあり、今後はドラマや映画に出演するにしても主演を務めるのではなく、脇役に徹するようにした方が今後伸びるかもしれませんね。
大手の芸能事務所であるオスカーには毎年多くのタレントが入って、デビューをしており、剛力さんは年齢的にもこのまま結果を残せないようだと仕事は確実に減ることになり、表舞台から姿を消してしまう可能性もあります。
こうなってしまった原因はオスカーにもあるわけで、剛力さんの力だけではどうすることもできないかもしれないのですが、これからの更なる成長に期待したいところですね。