出川哲朗が世界の果てまでイッテQ!から消える? マリエが島田紳助の枕強要被害を告発、事務所否定も人気・好感度に影響か

タレント・モデルでファッションデザイナーのマリエさん（本名＝玉木パスカルマリエ 33歳）の衝撃告白によって、お笑いタレント・出川哲朗さん(57)に大逆風が吹き、人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系 日曜19時58分）からの降板危機も囁かれています。

マリエさんは4日にインスタグラムでライブ配信を行い、18歳の時に出演していたバラエティ番組『世界バリバリ★バリュー』（TBS系）、『クイズ！ヘキサゴン』（フジテレビ系）で共演していた元お笑いタレント・島田紳助さんから、性的な関係を持つよう要求されたことを告白したほか、その場に居た出川哲朗さん等から「いいじゃんいいじゃん、マリエちゃん紳助さんとやりなよ」などと、しつこく説得されたと明かしました。

マリエさんは島田紳助さんからの誘いをキッパリと断り、紳助さんの番組を降板したといい、当時を振り返ったマリエさんは、「出川さんがテレビに出てるのも大っ嫌いだし、出川さんがCMに出てるのもマジで許せない！！本当に許せない！！だから私は（芸能界を）離れたの。誰に何を言われてもこれは真実なので。」などと語っていました。

• マリエさんのインスタライブ動画の一部（Twitter）

これに対して出川哲朗さんの所属事務所『マセキ芸能社』は、「女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております。」と、マリエさんが語った内容を完全否定しました。

＜↓の画像が、『マセキ芸能社』の否定コメント写真＞

一方のマリエさんはインスタグラムで「私は嘘をつきません」と反論、その後も週刊誌『週刊文春』の直撃取材に対して、「私は嘘を言ってない」「インスタも『全部真実です』って言っているので」などと語り、両者の主張に食い違いが生じています。

この騒動によって出川哲朗さんの仕事への影響が懸念されていますが、現時点では番組降板や出演取りやめといった情報は無く、直近では17日に冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか？SP』（テレビ東京系）が放送され、18日放送の『世界の果てまでイッテQ！』、23日放送の『沸騰ワード10』（日本テレビ系）への出演が発表されています。

しかし、ニュースサイト『日刊大衆』によれば、出川哲朗さんが以前から『世界の果てまでイッテQ！』でセクハラまがいの言動をしていることによって、視聴者からは批判の声が上がっていたとし、マリエさんの告発によって番組降板の可能性も出てくるとしています。

『日刊大衆』の記事では女性誌ライターが、「今後、マリエによる“枕告発”がさらに大事になった場合、出川の出世作とも言える同番組から、彼が姿を消してしまう可能性もあるのかもしれません」と語り、夕刊紙記者は「『イッテQ』では、出川と一緒に企画にチャレンジする“出川ガール”に絡む、なかなか危うい発言をしているんです」と指摘しています。

＜↓の画像は、『イッテQ』出演の出川ガール等の写真＞

（左から）谷まりあさん、出川哲朗さん、デヴィ夫人、河北麻友子さん、堀田茜さん

2019年3月に放送された企画では、出川哲朗さんと「出川ガール」の1人でモデル・女優の堀田茜さんが海外ロケし、揃ってタンクトップを着用していたそうなのですが、「薄着とあって、堀田のボディラインがはっきり見えたのですが、これを見た出川は、『峰不二子の（胸が）ないバージョン』と、『ルパン三世』の人気キャラを引き合いに堀田のバストサイズをイジったんです。実は出川は、2014年1月の放送回でも、同じく出川ガールの河北麻友子が全身タイツを着用した際、『お嬢、忘れ物してるよ……』と、あたかも“胸パッド”を忘れてきたかのようなツッコミを入れたことがあったんです。」としています。

こうしたセクハラ言動に対して視聴者からは、「このいじりだけは好きじゃない」「出川最低だな」などの声が上がっていたといいます。

昨年4月に、出川哲朗さんと堀田茜さんがペルーを訪れた際には、1人1万円以下で宿泊できるホテルを探すことになり、宿探しの途中で出川さんが堀田さんに、相部屋にするのはどうかと提案する場面があったのですが、一度断られるも宿泊先がなかなか見つからず、「これはもう、ワンルーム作戦しかないって」と再び提案し、疲労がピークに達していた堀田さんが「ぶっちゃけ、最悪（それでも）いいです」と返答したところ、出川さんは「え、いいの？」と聞き返していました。

その後、堀田茜さんは「あ、でも嫌です、やっぱり」と断っていたのですが、このやり取りに対して視聴者からは、「出川きもい～天然なフリして一緒の部屋に泊まろうとしてるのすごい気持ち悪い」といった声も上がっていました。

同11月の放送では、出川哲朗さんと「出川ガール」でモデル・タレントの谷まりあさんがロケを行い、谷さんが丈の短い着物を着用していたところ、出川さんが「まりあちゃんは、出川ガールズの中ではお色気担当」と言い、風で裾がめくれるのを心配する谷さんに対して、「いやいや、もっと（風が吹けと）思ってるでしょ、絶対！」などと、女性に対して危ういイジりをしていたことで物議を醸していたといいます。

こうした過去の言動が、マリエさんの告発によってクローズアップされ、問題視されるようなことがあった場合には、「出川の『イッテQ』降板の可能性も現実味を帯びてきてしまうのかもしれません」と前出の夕刊紙記者が語っています。

また、『日刊ゲンダイ』の記事では『フライデー』の元記者で、芸能ジャーナリストの佐々木博之さんが今回の騒動について、「マリエさんの告発は出川さんがマリエさんに何かを強要したとか、酷い類いの話ではありません。しかし、出川さんの足を引っ張りたくなるような“イラッ”とする出来事が過去に何かあったのでしょう。出川さんも人柄の良さで好感度を上げてきただけに、マリエさんの発言を信じる人が増えたら、仕事への影響がジワジワ出そうです」としています。

これらの報道を受けてネット上では、

• 出川とんだとばっちりで本当にかわいそう 絶対負けずに頑張って欲しい！
• 一番攻められるべきなのは紳助だけど、未成年のマリエにやるよう勧めた出川に矛先が向くのは普通だわな
• 話が本当なら出川が責められるのは仕方ないかなと思うけど、一番悪い紳助が何の被害もないってのは腑に落ちないよね
• 出川という稀代の愛されキャラをつぶすな。真偽はわからない。事実であっても出川を支持する。
  コンプライアンスが今ほど出なかった時代の話。出川が強要したわけでもないのにもう蒸し返すな。
• 今だけな気がするんだよな。出川はいろんな人と交流あるし、事務所の力もあって消えることはなさそうな気がしてる。私はもう見たくないんだけどね
• 出川も止められなかったにせよ、お囃子隊になった時点で同罪とは思うかな。
  もう充分稼いだと思うし、若手に譲る気持ちで仕事セーブして、嫁と仲良く暮らしたらいいんじゃないかな
• 事実なら、出川よりも責められる人がいるのでは？そもそも証拠がない話で人を追い込むことには共感できない。
  自分のことに置き換えて考えてみると、自分を嫌いな人間が虚偽の誹謗中傷で自分を貶めることができてしまう。証拠なくてもいいなら何でもありになってしまう
• テレビでは出川の素の結構ゲスい部分がわりと出てるから、観てる人は出川を聖人君子なんて思ってる人はいないだろうから、ほとんどの人はこのくらいの話はふーんってくらいにしか感じないんじゃないかな。それ以上に面白い部分が沢山あるから観るわけで。

などの声が上がっています。

マリエさんの衝撃暴露によって、出川哲朗さんに多くの批判が寄せられている一方で、出川さんを擁護する声も非常に多く賛否両論となっています。

出川哲朗さんの擁護派からは、マリエさんの主張がどこまで真実なのか曖昧なことや、問題視されるべきなのは取り巻きのタレントではなく、当時18歳のマリエさんに性的な関係を求めたとされる島田紳助さんとし、出川さんの立場では紳助さんに物言いをするのは難しく、その場の空気に合わせてしまったのも仕方がない等の声が上がっています。

現時点では、マリエさんの主張が真実だと裏付ける証拠が一切無いので、『世界の果てまでイッテQ！』等のレギュラー番組から降板させられるのはおかしいと思いますし、出川哲朗さんサイドがマリエさんの告発をキッパリ否定している以上は、今後も様々なテレビ番組やCMへの出演は続くのではないかと思います。

ただ、この騒動が原因で出川哲朗さんが“腫れ物扱い”されるようだと、今後レギュラー以外の仕事が減る可能性もあると指摘されており、『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』の記事ではテレビ局関係者が、「出川さんはレギュラー番組もありますが、ゲストで呼んで“光るタイプ”。それが今回の騒動で、どうしても慎重にならざるをえない…と考えているでしょう。コンプライアンスの問題も鑑み、しばらくは積極オファーというわけにはいかないかもしれません」と語っています。

また、すでに一部イベントでは「出川さんに関連する質問はNG」とされているそうで、出川哲朗さんの話題に触れられない空気感が漂い、腫れ物状態が続くようだと、自然にメディア露出は減っていくのかもしれません。

出川哲朗さんは昨年時点で、『サントリー』『永谷園』『バンダイナムコエンターテインメント』『ワイモバイル（ソフトバンク）』など計8社のCMに出演し、今回の騒動はCM出演への影響も懸念されていますが、テレビ局などを含め各企業が今後どのような対応をするのか注目したいですね。