10本以上のレギュラー番組を持つほどの人気タレントとなった有吉弘行さん(41)は、かつて「猿岩石」というお笑いコンビで活動していたことで知られていますが、有吉さんの相方として活動していた森脇和成さん(40)が、7月20日に放送されるバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!＆Qさま!! 合体3時間SP』(テレビ朝日系)に出演する事が明らかとなり話題になっています。
猿岩石は伝説的なバラエティ番組『進め!電波少年』(日本テレビ系)のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で一躍大ブレークし、企画終了後に藤井フミヤさん作詞、弟の藤井尚之さん作曲の楽曲『白い雲のように』で歌手デビューを果たし、ミリオンセラーを記録するほどの大ヒットとなりましたが、仕事が徐々に減少していき、2004年3月に有吉さんが芸人志向である一方、森脇さんが役者・音楽家・実業家志向だったことから方向性の違いにより解散しました。
- 猿岩石『白い雲のように』（YouTube）
それから早11年が経過したわけですが、今回森脇さんは「根気がなくて芸人を辞めちゃった先生」として番組に登場し、「根気のないあなたが、やりたいことをコロコロ変えないための授業」を行うとのこと。
森脇さんは根気がない性格だそうで、芸人を含めてこれまでに13種類もの職業を転々とし、現在は輸入貿易会社でサラリーマンとして働いているといいます。
（↓の画像が、『しくじり先生』に出演の森脇和成さんの写真）
そして、森脇さんは猿岩石が大ブレークした当時を振り返り、最高月収は2000万円で、銀行口座への振込み等ではなく現金手渡しだったことを告白。
またこの他に、なぜ芸能界を引退したのか真実を告白したり、芸能界引退後に待ち受けていた4つの地獄についても激白するそうなのですが、今回の授業を組み立てていく過程で発見したという「自分に圧倒的に足りなかったものは何か」を分析し、最後には重大発表を行うそうで、この発表に対して出演者からは不退転（信念を持ち、何事にも屈しないこと。）の決意に驚きと心配の声が上がるとのことです。
これにネット上では、
- 猿岩石は大好きだったので、またテレビで森脇の姿が見られるのは嬉しいけど、安易に芸能界復帰とかは言わないでほしな(^-^;
有吉は地道に頑張ってきて、今の地位を確立したのだから、乗っかるのは卑怯な感じ。何と言うかは、まだわからないけど(笑) - しくじりで取り上げられてテレビ出たとしてもレギュラーとしてブレークすることはないだろう。ヒロミや再ブレークするタレントのように地力があるわけでもないわけだし。
- ホストずっとやってるのかと思ってました。万が一、芸能界に復帰するとしても、有吉さんとの共演だけはやめてほしい
- 何回も転職繰り返してるような人は、まず芸能界復帰なんて無理
- 別に犯罪おかして…引退した訳ではないので復帰するのはアリだと思う。ただ、人気タレントとなった有吉さんのチカラを利用しようなどと言う根性無しな考えなら復帰とかは止めて。
などのコメントが寄せられていました。
森脇さんは芸能界引退後もたまにですがバラエティ番組に出演しており、2006年10月に放送された『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「元コンビ芸人」企画に出演し、実業家（株式会社スクラッチ専務）になっていたことを告白。
今年3月に放送された『ヨソで言わんとい亭～ココだけの話が聞ける（秘）料亭』(テレビ東京系)の「テレビで見かけなくなった芸能人の“ココだけの話”」という企画に出演した際には、2007年2月に家事手伝いの女性と結婚して子供をもうけたものの離婚した事や、東京都内にある輸入卸業の営業として勤務していることを告白。
その他に『しくじり先生』でも明かしている最高月収が2000万円だったことや、伊勢丹の紙袋に入れて渡され有吉さんと共にATMへ行き、100万円の帯を切りながら入金していったことを明かし、そして、引退後に有吉さんの番組を楽しんで観ているものの、連絡先は分からず一切連絡を取っていないことも明かしていました。
（↓の画像は、2009年5月にプライベートでたまたま出会った際に撮影されたツーショット写真）
また、現在の有吉さんの活躍ぶりに対して森脇さんは、小学校時代からの友人でもあったことから誇りに思うと言い、もしコンビで活動していたら現在のような活躍はなかったのではないかとし、「有吉もやっぱり1人になったからあの芸がある。あれだけ毒舌吐くって結構身を削ってると思うので、相方がいたら相方も一緒に（身を削る）って話になるので、1人のほうがフットワーク軽くできたかな」」と語っていました。
そして、『しくじり先生』で重大発表をするとのことから、芸能界に復帰するのではないかとの声も上がっているものの、森脇さんは芸能界にいた10年間を振り返り「良い思い出っていうだけで。（芸人を辞めて）収入が落ちたっていう考えじゃなくて、そのときだけ上がったっていうイメージ」だそうで、金銭的にも芸能界にも未練は無いようなのですが、根気が無く職を転々としてきた森脇さんの事なので、かつて目指していた歌手や役者としてまた活動したいという思いに変わっている可能性もあるので、どのような発表をするのかに注目ですね。