2001年4月から放送のトークバラエティ番組『きらきらアフロTM』(テレビ東京系 木曜26時5分)が、26日をもって終了することが決定し、元『オセロ』の松嶋尚美さん(まつしま・なほみ 52歳)のレギュラー番組は通販番組のみとなり、このままバラエティから姿を消す可能性も出てきています。
ニュースサイト『NEWSポストセブン』によると、きらきらアフロは近年視聴率が低迷し、それによって放送局も減少の末に終了が決まったようです。
そして、きらきらアフロの終了によって、全盛期に8本のバラエティ番組に出演していたオセロ松嶋尚美さんのバラエティレギュラーはゼロとなり、最終回の収録では人気絶頂だった2000年代中盤を振り返り、「私はあのときが最高潮やった」などと語っていたといいます。
<↓の画像は、『きらきらアフロTM』で共演の笑福亭鶴瓶さん、元オセロ松嶋尚美さんの写真>
松嶋尚美さんは2013年にオセロ解散後も、『知っとこ!』(MBS)、『世界の日本人妻は見た!』(同)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(TBS)、『ぴったんこカン・カン』(同)、『助けて!きわめびと』(NHK)、『バイキングMORE』(フジテレビ)など複数のレギュラー番組を抱え、ピンでも活躍を続けていました。
しかし、松嶋尚美さんが出演していた番組はここ数年で相次いで終了、その後レギュラー番組は増えることなく仕事が減少し、現在のレギュラー番組はきらきらアフロのほか、通販番組『キニナルチョイス』(TBS)のみとなっています。
NEWSポストセブンによれば、こうした状況に業界内でも心配の声が上がっているそうで、「『きらきら』の終了で、彼女に残ったレギュラーはTBSのショッピング番組です。若い頃は松嶋さんの天然ボケや勘違い発言がウケて、多くの笑いを取ってきましたが、若手女性芸人の台頭もあり、これまでのやり方では厳しくなっていました。芸人として大きな岐路に立たされています」
とテレビ局関係者が語っています。
ただ、芸能事務所関係者は「本人に焦りは感じていない」と明かし、プライベートではかなりの倹約家で、これまでにギャラをきっちりと貯金していたことで資産を築いたといい、そのため、現時点ではバラエティのレギュラーがゼロになることにも焦っていないそうです。
このように松嶋尚美さんの仕事が激減している一方で、元相方・中島知子さん(53)は地方を中心に活躍の場を広げています。
<↓の画像は、元相方・中島知子さんの近影>
中島知子さんは、元女性占い師(友人)による洗脳疑惑騒動後に松竹芸能を退所し、オセロも解散後はしばらくメディア露出がほとんどない状態が続きましたが、2018年に元占い師の地元・大分県別府市へ移住後にスナック経営を始め、2021年から冠番組『中島知子のおうちで作れる!本格中華のススメ』(テレビ大分)がスタートしました。
この他にも、『中島知子のおんせんさんぽ』(テレビ大分)、『歌魂』(同)、『れじゃぐる』(大分朝日放送)、『中島知子のテレブログ』(同)など複数の番組にレギュラー出演し、今は地方ローカルタレントとして活躍しており、全国放送の番組にもたまに出演しています。
松嶋尚美さんは中島知子さんと違い、元々トーク力が評価されていたわけでもなく、嫌味がなくて元気で明るく、おバカなキャラクターで笑福亭鶴瓶さん等から可愛がられ、仕事に繋げていた印象が強く、そして軽率な言動によって炎上することも少なくなかったため、若手女性芸人らの台頭によって仕事が減るのも仕方がないかもしれません。
ちなみに、松竹芸能の後輩で現在活躍中のピン芸人・ヒコロヒーさんは以前、大物司会者の横に立つ芸人について語る中で松嶋尚美さんの名前を挙げ、「お世話になってる先輩やけど、あんな頭悪い人、腹立つもん。普通」「(横にいるのが)鶴瓶師匠くらいのおじいさんやから“可愛いなぁ”ってなる」
などと語っていました。
松嶋尚美さんと同世代のタレント・山瀬まみさん(54)も、かつては複数のレギュラー番組を持っていましたが、桂文枝さんと長年共演していた『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)を2022年に降板して以降はテレビのレギュラー番組が無くなり、テレビで見る機会が減りました。
松嶋尚美さんも現時点で新たなレギュラー番組は発表されていないので、10月以降はバラエティのレギュラーがゼロとなり、単発でゲスト出演という形になっていきそうな感じです。
そんな松嶋尚美さんは2008年に、元芸人でミュージシャン・文筆家の久田俊裕さん(旧名=ヒサダトシヒロ 現名=TOCCO 54歳)と結婚し、2011年12月に現在中学1年生の長男・珠丸さん(じゅまる 12歳)、2013年6月に小学5年生の長女・空詩さん(らら 11歳)を出産し、現在は子育てをしながら、足の不自由な母親(87)の介護もしていると明かしています。
<↓の画像は、松嶋尚美さんの家族写真>
そのため、仕事が減っても多忙な日々が続くとみられますが、これからも子育てと介護、仕事を両立できるよう頑張ってほしいです。