80年代に一世を風靡した女性アイドルグループ「おニャン子クラブ」のメンバーで、高い人気を誇っていた歌手でタレントの新田恵利さん(46)が、生活情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)の取材にて、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)を患っていることを告白しました。
脳動脈瘤とは、脳の血管(動脈)の一部がこぶ状に膨らむ病気で、これがもし破裂してしまうと、脳を包んでいるくも膜という膜の内側に出血を起こし、これをくも膜下出血と言うのですが、もしそうなった場合に約半数の方が生命にかかわり、そして社会復帰出来る方は約3人に1人となっており、もし助かった場合でも重い後遺症が残ることがあります。
番組に取材を受けた新田さんは、検査で判明した際のことを「やっぱりショックでしたね」と振り返るものの、自覚症状は無かったといい、今月10日からは10年ぶりとなる舞台『結婚の偏差値2~DEAD OR ALIVE』で主演を務めています。
しかし、「時限爆弾って言われるのかもしれない。いつ爆発するのか分からない。最悪は死ですよね。半身不髄とか…」と、怖さを抱えながら生きていることを告白していたのですが、まだやりたいことがあるといい、「前に本を書いたので、脚本に起こして舞台とかドラマでやってみたい。そっちのデビューができるまでは爆発しないでね、って思ってます。それができたら後は悔いはないかな」と語っていました。
これにネットでは、
- うちの親も動脈瘤が見つかったけど、手術するほどのものでもなく、その後も大きくなってなく、問題ないとのことだが、定期的に検査には行っている。誰しも起こりうる可能性があるので、無理はしないでほしいです。
- tvkの「ありがとッ!」に出演した時は元気そうに見えたけど、まさか脳動脈瘤が発覚していた事は衝撃でした。今のところtvkの「ありがとッ!」のレギュラー出演に支障が無かった事は良かったけど、くれぐれも無理をしないように気をつけて下さい。
- 俺もちっこいの持ってるけど、経過観察ならばまだ血圧だけ注意してればってくらいだからね。定期的にMRI入るのは面倒だけど、早く見つかってよかった、ってところだと思うな。前触れもなく倒れる人も多いのだから。
- 大事になる前に判明して良かった。母として妻として娘として家族にとって大切な存在なのだから、無理をせず健康に気をつけてほしいですね
- 人前に出て緊張したりテンション上がったりする職業は止めたほうがイイと思うけどなあ…。動脈瘤は血圧のコントロールが重要だから注意して下さい。
などのコメントがありました。
新田さんの所属事務所によると、現在のところ要経過観察中で、手術の必要は無い状態であるとのことで安心しましたが、100%破裂しないとは言いきれないでしょうから今後が心配になりますね。
ちなみにですが、バラエティ番組などで活躍しているタレントの光浦靖子さんも脳動脈瘤を患い、緊急的なものでは無かったとのことですが予防のために2007年7月に入院し、手術を行っています。
(↓の画像が、光浦靖子さんの写真)
また吉本新喜劇などで活躍しているお笑い芸人の池乃めだかさん(71)も、2011年末に脳動脈瘤が発見され2012年4月に手術を受け、その後1ヶ月半ほどの自宅療養を経て、5月末に復帰をしています。
(↓の画像が、池乃めだかさんの写真)
現時点では手術の必要は無いとのことですが、今後もし変化が見られた場合にはすぐに手術を受け、安心した状態でこれからも芸能活動を続けていってもらいたいですね。