佐村河内守のゴーストライター騒動が映画化! 謝罪会見から現在の姿を追う『FAKE』が6月公開! 新垣隆は出演せず
2014年のゴーストライター騒動で時の人となった佐村河内守さん(さむらごうち・まもる 52歳)のドキュメンタリー映画『FAKE』が、6月4日に劇場公開されることが9日発表されました。
6月4日から東京・渋谷のユーロスペースなど、計30館前後の全国各地のミニシアターで順次上映される見込みとのこと。
佐村河内さんは、聴覚障害がありながらもアクションゲーム『鬼武者』のゲーム音楽や『交響曲第1番《HIROSHIMA》』等を作曲したとして脚光を浴び、“現代のベートーベン”等と評されていたのですが、それらの楽曲は作曲家・ピアニストの新垣隆さん(にいがき・たかし 45歳)がゴーストライターとして作曲したものだったことが2014年2月に明らかとなりました。
<↓の画像は、新垣隆さんの写真>
これは新垣さんが週刊誌『週刊文春』に暴露したことから明らかになったもので、新垣さんは18年間にわたって佐村河内さんのゴーストライターを務めていたことや、佐村河内さんは楽譜が書けないこと、佐村河内さんは実際には耳が聴こえるといい、通常の会話でやり取りをしていたことなどを激白。
一方の佐村河内さんは、主要楽曲が自身だけの作曲ではないことを認め、騒動を謝罪したものの、新垣さんに対しては名誉毀損で訴える可能性もあるなどと強気の姿勢を見せていました。
この騒動は大きな話題になり、しばらく各メディアはこのゴーストライター騒動を報じていたのですが、佐村河内さんは謝罪会見を行った後にはメディアの前に姿を現さず、この騒動も収束していきました。
この騒動から早2年となるのですが、6月に公開される映画『FAKE』は、ゴーストライター騒動後の佐村河内さんを追った内容となっており、撮影期間は2014年9月~2016年1月までとのこと。
神奈川県横浜市内の自宅でカメラをまわしたそうで、海外ジャーナリストから取材を受ける様子なども撮影しているといいます。
2014年3月に会見を行った佐村河内さんは、それまで長く伸ばしていた髪の毛やヒゲをバッサリとカットし、髪は短くヒゲは剃った状態で登場したことから大きな話題になったのですが、劇中では以前のトレードマークだったサングラスに長髪姿でアゴヒゲも生やしています。
<↓の画像は、会見前と会見時の写真>
<↓の画像は、『FAKE』でのワンシーン>
今回もインタビューなどは以前と同様、手話通訳を介して行ったといい、時には身振り手振りで鉄名を行い、頬を叩いて音のリズムを表現することもあったとのことです。
<↓の画像は、頬を叩きリズムを表現する佐村河内さん>
そんな佐村河内さんは現在、ほとんど外出はせずに1日の大半を自宅で過ごしているといい、働いている様子もなく静かな日常生活を送っているようで、妻とも離婚していないそうです。
この作品で監督を務めたのは、地下鉄サリン事件を起こした宗教団体「オウム真理教」の内部に迫ったドキュメンタリー映画『A』と『A2』を製作し、注目を集めた社会派のドキュメンタリー作家で映画監督の森達也さん(59)。
単独で新作映画を手掛けるのは2001年公開の『A2』以来15年ぶりだそうで、「映画で大切なことは普遍性。単なるゴーストライター騒動をテーマにしているつもりはもちろんない。」といい、「誰が彼を造形したのか。誰が嘘をついているのか。自分は嘘をついたことはないのか。真実とは何か。虚偽とは何か。この二つは明確に二分できるのか。メディアは何を伝えるべきなのか。何を知るべきなのか。そもそも森達也は信じられるのか。…視点や解釈は無数にある。一つではない」などとコメントしています。
そして、この作品に対してネット上では、
- こんな作品で1800円取るのかな??高いよね。テレビドラマなら観るけどね。
- そのうち小保方晴子や野々村竜太郎の映画も作りそう…
- 罪を犯した人が手記やら映画やらで小銭を稼ぐのは嫌だなぁ。。。
- 何だろう…映画監督まで胡散臭く感じてしまうのは。
などのコメントが寄せられています。
佐村河内さんは会見を行った後に一度だけメディアの前に姿を現しており、2014年12月に放送された『今年のニュース決定版!2014』(フジテレビ系)に出演し、インタビューに応じていたのですが、あまり反省もしていない様子で、ゴーストライターを務めていた新垣さんへの恨み節を炸裂させていました。
そんな佐村河内さんのことを追ったドキュメンタリー映画が6月から公開されるとのことなのですが、あれからすでに2年が経ち、特に興味をそそるような内容でもなさそうなので、観たいという気持ちにはどうしてもなれませんね。
ちなみにですが、この作品に新垣さんは出演しておらず、8日に行われたアイドルグループ『青山☆聖ハチャメチャハイスクール』のライブにサプライズに出席した際、「出ていません。私自身のところに直接来た出演依頼はないです」と、映画への出演オファーは来ていないことを明らかにしています。
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頬を叩く姿がムンクの叫びに見える。