芸能界でも新型コロナウイルスの感染者が急増し、連日複数のタレントの感染が発表されテレビ番組にも影響が及ぶ中で、ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん！』（月曜23時6分）の番組関係者の間でクラスターが発生し、合計11人の感染が判明したことをテレビ東京が発表しました。
『ユーチューバーに娘はやらん！』は女優・佐々木希さんが主演のドラマで、17日から放送がスタートしたのですが、テレビ東京の発表によれば、22日から23日にかけて定期的なPCR検査を実施したほか、発熱症状などを訴えた番組関係者が病院でPCR検査を受けたところ、合計11人の陽性が判明したとしています。
現時点で陽性が判明している番組関係者は無症状もしくは軽症とし、いずれも入院することなく自宅療養しているそうです。
これを受けて各所の消毒など必要な措置を実施し、23日以降はドラマ撮影は行っていないといい、今後ドラマの放送に影響が及ぶ場合には改めて発表するとのことです。
最後に、「当社のドラマは、定期的なPCR検査や検温、こまめ換気などを定めた新型コロナウイルス感染対策のガイドラインを遵守し撮影しております。当社は今後も社内外への感染拡大防止と出演者・関係者の方々の安全確保を最優先に考えて、対応を実施してまいります。」
としています。
番組関係者の中には佐々木希さんも含まれていて、24日に所属事務所『トップコート』が佐々木さんの感染を発表しており、番組の定期的なPCR検査で23日に陽性が判明し、現時点で容体は安定しているそうです。
佐々木希さんが主演の『ユーチューバーに娘はやらん！』には他に、金子ノブアキさん、戸塚純貴さん、若月佑美さん、栗山英宜さん、陽月華さん、三戸なつめさん、永田崇人さん、石川萌香さん、三浦獠太さん、田中穂先さん、上原実矩さん、白石絃馬さん、斉藤由貴さん、遠藤憲一さん等が出演しています。
そして、ドラマの撮影現場でクラスターが発生したことに対してネット上では、
- 今の時代を描いてるドラマなんだから、自宅のシーン以外はマスクすりゃ良いのに
- 新しいドラマを楽しみにしている人も多いとは思うけど、やっぱり健康第一だから、昔のドラマとかを再放送でもいいんじゃないかな？
- マスク無しで思いっきり話せば飛沫も飛ぶ。それだけが原因じゃないかもしれないけど、落ち着くまでしばらく再放送でもいいんじゃない
- 今時マスクをつけていない他人を見るなんてテレビか家族ぐらい。そのぐらいテレビって異質な存在だと思っている。
ニュースだってバラエティーだってドラマだってマスクをつければいいのにどうしてそういう最低限のことをしないのかが理解できない。
ドラマだって今の世間の状況を見ればマスクをしてない方が不自然で、リアリティを感じられず、入り込めない
などの声が上がっています。
従来型よりも感染力が強いオミクロン株の蔓延によって、芸能界でも新型コロナ感染者が激増しています。
24日だけでも、たむらけんじさん、『霜降り明星』のせいやさん＆粗品さん、『バイきんぐ』の小峠英二さん、『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾さん、『アキナ』の山名文和さん、『藤崎マーケット』の田崎佑一さん、あべこうじさんと妻で元『モーニング娘。』の高橋愛さん、速水もこみちさんと妻の平山あやさん、ファーストサマーウイカさん、小島瑠璃子さん、芳根京子さん、赤楚衛二さん、ディーン・フジオカさん、『SKE48』の須田亜香里さん、『なにわ男子』の藤原丈一郎さん、高橋恭平さん、大西流星さん等の感染が発表されています。
この中では芳根京子さんが西島秀俊さん主演のドラマ『真犯人フラグ』（日本テレビ系）、速水もこみちさんは細田佳央太さん主演『もしも、イケメンだけの高校があったら』（テレビ朝日系）に出演中で、細田さんは20日に新型コロナへの感染が発表されています。
芸能人の感染者が激増している理由は、仕事の現場で多くの人と接触することや、撮影中にマスクを着用していないこと等が要因なのかは不明ながら、これまでにないスピードで感染者が確認されているので、本番中も極力マスクを着用するようにするようにしたり、マスクの着用ができないドラマ撮影などに関しては、感染者数がある程度落ち着くまで、ストップするなどの対応が必要なのかもしれないですね。