2年半前に大麻事件で有罪判決を受け、芸能活動を休止していた俳優・伊勢谷友介さん(46)が、来年3月公開予定の映画『ペナルティループ』(荒木伸二監督)で俳優復帰を果たし、今後の活動に注目が集まっているものの、過激な言動もあってテレビ復帰は絶望視されているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
伊勢谷友介さんは2020年に自宅で大麻を所持していたことで逮捕され、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
それから1年足らずでSNSの更新を再開し、ファンクラブ『Sauce of happiness』を開設するなど新たな活動を開始、そして執行猶予が明ける前に芸能活動を再開させ、来年3月公開予定の若葉竜也さん主演映画『ペナルティループ』に出演することが先日発表されました。
『ペナルティループ』は、永遠と同じ日を繰り返すループ・サスペンス作品で、伊勢谷友介さんは主人公の恋人を殺害した犯人役を演じ、劇中では何度も主人公から敵討ちにあいながらも生き返り続けるという役どころです。
そんな役柄を演じる伊勢谷友介さんは、「僕は芝居が好きなんだろうか?現場で殺されている時も分からなかった。でも、その予定調和(ループ)から抜け出し始めた瞬間、監督の絶妙な演出を受け感動し、若葉君のこだわりと素直さとの調和が生まれた時、それは動き始めました。キャラクターの気持ちとシンクロし始めます。役者をやる上でそれは全てのことで、僕が芝居を好きな理由そのものです。ループしている撮影中、監督と話した時、不思議なことを言っていました。『一つの状況で多くのできごとが同時に起きていることが大好きなんだ』と。この作品が編集を経て、監督の特殊な世界観の中で、何が生まれているのか、それが楽しみです」
とコメントしています。
この映画情報が解禁される前日に伊勢谷友介さんはインスタグラムを更新し、「Fuck you heroes Fuck you capitalism Fuck you politic system Fuck you people without future image(英雄なんてくたばれ 資本主義なんてくたばれ 政治体制なんてくたばれ 将来像のない人々はくたばれ)」
といった文章を投稿し、「Fuck you Heroes」とプリントされたTシャツを着て中指を立てている写真も公開していました。
<↓の画像が、伊勢谷友介さんのインスタグラム投稿写真>
この投稿がネットで波紋を広げ、
- 47歳にもなって、見てくれは良いかもしれないが中身が伴っていない。
- 要するに勝手気ままに生きたいだけ。反資本主義、反政治はあまりにも薄っぺらい。
- いい歳して中身スカスカなところは変わらないものなんだね…反省も更生も見受けられないのに、オファーをかける業界人ってどういうつもりなの?
- 資本主義クソッタレの割には木下グループに依存すか?カッコ悪っ。
- もう50歳にもなろうとしている初老のおじさんが何言ってるんだ
- その資本主義や政治のおかげで、俳優業やらも自由にやってこれたと思うけど
- 逮捕された奴の、システムや政治批判ほど滑稽なものは無い。そして英語で書いちゃう位に中2病
芸人に品行方正も聖人君子も求めてはいないけど・・・世の中批判は、お前が言うなの典型でしかなく、借金も自業自得だからアホかとしか思わん
薬でパクられても許される甘~い、砂糖でコーティングされた芸能界を大切に
などの声が上がっています。
サイゾーウーマンによると伊勢谷友介さんはこの他にも、昨年にインスタグラムでNHKの五輪中継に不満を爆発させ、名指しで批判していたことで「テレビ復帰を諦めているのでは?」との声も上がっていたそうですが、いずれにせよ大麻事件後も過激な言動が目につくため、以前のようにテレビドラマなどに出演するのは難しいかと思います。
週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』によると、伊勢谷友介さんは大麻事件で逮捕された後に、代表を務めていた会社『リバースプロジェクト』が約1億円の負債位を抱え、共同代表の男性と5,000万円ずつ分割して返済しているといいます。
多額の借金があるためか、判決が下されてから1年も経たないうちにSNSの更新を再開、ファンを相手にした新たな活動を行い、そして大麻事件から3年以上経って俳優復帰となるわけですが、伊勢谷友介さんは大麻だけでなく元恋人に対するDV疑惑なども週刊誌に報じられており、これらの報道によってイメージはかなり悪化しており、芸能活動再開に対しては否定的な声が圧倒的多数となっています。
ただ、伊勢谷友介さんの俳優としての存在感、演技力を評価している業界人は少なくないようで、映画・舞台プロデューサーからは起用したいとの声が上がっているとの情報もあります。
現時点で世間からはブーイングの嵐となっていますが、周囲のサポートを受けて今後どこまで仕事量を増やし、果たして俳優として完全復帰となるのか見ものですね。