仲間由紀恵さん主演映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』(堤幸彦監督)の公開日が来年3月に決定し、12日にポスターも公開されたのですが、そのデザインを巡って物議を醸していると週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じています。
『STEP OUT にーにーのニライカナイ』は、仲間由紀恵さんの地元・沖縄を舞台にした作品で、人気ドラマ『TRICK』シリーズなどでタッグを組んできた堤幸彦監督がメガホンを取ることで注目を集めています。
しかし、12日に映画のタイトルとポスタービジュアルが公開されるとネット上では、「ポスターから漂うB級感がすごい…」「仲間由紀恵以外ほとんど知らないキャストで大コケの予感」などと、冷やかな反応が相次いでいるといいます。
<↓の画像が、『STEP OUT にーにーのニライカナイ』のポスター写真>
ちなみに、『STEP OUT にーにーのニライカナイ』の出演者は仲間由紀恵さんのほか、『EXILE』の橘ケンチさん、『沖縄アクターズスクール』出身のSoulさん、又吉伶音さん、女優の松田るかさん等の出演が発表されているのですが、有名な役者は少なくキャスティングにはそこまで予算をかけていないことがうかがえます。
映画ライターはこの作品について「キャスト目当てで劇場に向かう人がどれだけいるかは未知数」としたうえで、「『TRICK』シリーズのコンビとあって期待していいのではないでしょうか。キャストの面では仲間さんだけでなく、兄妹役を演じるsoulさんと又吉さんも注目株。安室奈美恵さんやSPEED、満島ひかりさんらを輩出し、2023年に再始動した沖縄アクターズスクール出身ですからね。今回の作品を機に、大先輩たちに続く活躍を見せてくれるかもしれません」
と期待を寄せています。
結局のところ映画の内容次第ですし、仲間由紀恵さんと堤幸彦監督が久しぶりにタッグを組むということで、それなりの集客は得られそうな気はします。
ただ、指摘されている通り、ポスターのデザインがかなりチープな感じで、これを見ただけでは映画に興味が湧きにくいと思いますし、キャストも仲間由紀恵さん以外はそこまで人気、知名度は高くないことから、公開後の口コミ評価も微妙だと大コケとなる可能性も考えられます。
堤幸彦監督の作品では過去に、向井理さん主演のドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系)が平均世帯視聴率5.6%と、大コケしたにも関わらず映画化され、案の定映画も最終興行収入がたったの1億円と大爆死しています。
この作品はドラマの時点で“劣化版トリック”などと揶揄されており、脚本や演出などに酷評が相次いだことで大コケとなっていたのですが、ポスターなどに対して厳しい声が相次いでいる『STEP OUT にーにーのニライカナイ』は果たしてどういった結果になるのか、公開後の口コミや初週末の興行成績に注目したいところです。