俳優・中野英雄さん(56)の次男で、映画やドラマで活躍している仲野太賀さん(なかの・たいが 28歳)が、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。
所属事務所『スターダストプロモーション』の発表によれば、仲野太賀さんは9日に発熱症状がみられ、PCR検査を受けた結果、10日に新型コロナウイルスの陽性が判明したとのことです。
現在は体調が安定していて、保健所の指示を受けて自宅療養しているそうです。
<↓の画像が、仲野太賀さんの新型コロナ感染報告コメント全文の写真>
仲野太賀さんは現在、9日からスタートしたばかりのドラマ『#家族募集します』(TBS系 金曜22時)に出演中で、TBSはスポーツ紙の取材に対して、「仲野さんの発熱後は撮影は行っていません。撮影再開については濃厚接触者の有無など状況を見ながら慎重に判断します」
とコメントしています。
また、16日の第2話以降の放送については、「直ちに影響はありませんが、これについても今後、状況見ながら判断していきます」
としています。
仲野太賀さんは、7月7日に行われた『#家族募集します』の制作発表会見に、主演を務める『ジャニーズWEST』の重岡大毅さんのほか、木村文乃さん、岸井ゆきのさん、子役たちと共に出席していましたが、共演者たちも濃厚接触者にあたるかどうか、保健所の判断を待っている状況とのことです。
<↓の画像は、7日の制作発表会見に出席した仲野太賀さん等の写真>
そして、仲野太賀さんの新型コロナ感染発表を受けてネット上では、
- ドラマ、面白かったから楽しみにしてるけど、これからの撮影大丈夫なのかな?
最低2週間は撮影できないだろうから、スケジュール調整大変だろうな - このドラマはどうか知らないが、やっぱり全話撮り終えて放送するのがいいと思う。
もし、撮ってる最中なら放送休止もやむを得ないだろうね。 - 共演者やスタッフさんは、万が一を考えて対応して欲しい。知らぬ間に感染、知らぬ間に感染させる…
感染してしまったことは仕方ないけど、どこに危険があったのか…経緯は知りたい。
大好きなドラマだから、後遺症なく元気に復帰されるのを願ってます - 作品ごとに前倒しで撮了している物もあるらしいが、こちらのドラマはどうなのだろうか…
症状が悪化せず、撮影に影響が出ないと良いですね。 - 俳優さん方はマスクなしでの撮影で、本人の意思とは別にリスクに晒されて大変だなあといつも思います。
TBSでやってた『俺の家の話』みたいに、マスク着用で撮影すればいいのに。
画期的だったし、現代のストーリーって意味ではノーマスクのほうが違和感。 - きっと本人は自分の体調より、仕事関係者の事を心配しているだろうな。本番はマスクやシールド無しだしね。
すごく気を付けていたはずだし、いつどこで誰がなるかもう分からない。しょうがないですよね。
どうかご自分を責める事なく、早い回復を祈っています。
などの声が上がっています。
新型コロナ感染者の濃厚接触者と考えられるのは、「ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)」に、「必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合」と、厚生労働省の公式サイト上に記されています。
仲野太賀さんは9日に発熱症状があったとのことから、7日に番組の制作発表会見に出席した重岡大毅さん、木村文乃さん、岸井ゆきのさん等は、濃厚接触者に該当する可能性がかなり高いとみられます。
もし濃厚接触者と認定された場合、感染者と接触してから2週間は経過観察となり、不要不急の外出を控えるよう求められます。
そして、仲野太賀さんはどこで新型コロナに感染したのか、感染経路などは明らかになっていませんが、東京都では再び感染者が増加しており、10日の新規感染者数は950人、11日は614人で、日曜日の感染確認者数が600人を超えるのは2ヶ月ぶりとなります。
なお、11日時点での重症患者数は61人です。
<↓の画像は、6月27日~7月11日までの東京都の新型コロナ新規感染者数>
<↓の画像は、昨年5月~今年7月までの東京都の重症患者数のグラフ>
このように感染者が増加していることで、多くの人と接する人気芸能人たちも感染リスクが高まり、恐らくですが、これからまた芸能人の感染報告が相次ぐのではないかと思います。
今回、新型コロナへの感染が判明した仲野太賀さんは『#家族募集します』のほか、9月スタート予定のオダギリジョーさん脚本・演出、池松壮亮さん主演の『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』(NHK 金曜22時)のほか、今秋公開予定の映画『ONODA』など、今年も数多くの作品に出演しています。
こうした活躍によって今勢いに乗っている俳優だけに、これから症状が悪化したり、後遺症なども残ることなく、無事に仕事復帰できることを祈るばかりですね。