令和ロマン高比良くるまに違法賭博疑惑、ボクらの時代は放送中止。違法性認識もオンラインカジノ利用か…

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令和ロマン高比良くるま

2023・2024年の『M-1グランプリ』で史上初の2連覇を達成し、大ブレーク中の『令和ロマン』の高比良くるまさん(たかひら・くるま 本名=髙比良直樹 30歳)が、オンラインカジノでの違法賭博疑惑で警視庁の事情聴取を受けていたことが判明し、関係各所が対応に動いています。

オンラインカジノは、海外では合法的に運営されているサイトだったとしても、日本では利用が禁じられているため、もし日本からサイトにアクセスして賭博をした場合「賭博罪(法定刑:50万以下の罰金または科料)」、常習的に賭博をしていた場合には「常習賭博罪(同:3年以下の懲役)」に問われる可能性があります。

これにより先月末には、東京五輪の卓球男子団体で銅メダルを獲得したプロ卓球選手の丹羽孝希選手(30)が、オンラインカジノでスポーツの勝敗予想などで賭博した疑いで書類送検され、所属していたTリーグ『岡山リベッツ』から契約解除されました。

<↓の画像が、元卓球日本代表・丹羽孝希選手の写真>
元卓球日本代表・丹羽孝希選手

続いて今月に入って、吉本興業に所属する『ダイタク』の吉本大さん、『9番街レトロ』のなかむら★しゅんさんが、オンラインカジノでの賭博疑いで警視庁の事情聴取を受け、事実関係を認めたことにより、芸能活動自粛となりました。

<↓の画像左から、ダイタク・吉本大さん、9番街レトロ・なかむら★しゅんさん>
ダイタク兄・吉本大&9番街レトロ・なかむらしゅん

さらに、令和ロマンの高比良くるまさん、『とろサーモン』の久保田かずのぶさんなど、吉本興業に所属する10人弱のタレントも、オンラインカジノでの賭博疑いで警視庁の事情聴取を受けていたことが14日に判明しました。

『毎日新聞』の取材によれば、久保田かずのぶさんは賭博を否定している一方、高比良くるまさん等は大筋で関与を認めたといい、聴取に対して「(違法にはならない)グレーだと思っていた」などと話しているとしています。

なお、先輩コンビ『ロザン』の“菅ちゃん”こと菅広文さん(48)はYouTubeで、「吉本ってむちゃくちゃコンプライアンスの研修をやっていて、オンラインカジノに関する研修も散々やっている」「『違法っていう認識がなかった』というのは、ちょっと通用せんかなと思ってんねん。研修もかなりやってるから『聞いてない』ってことも考えにくい」と明かし、オンラインカジノに手を出した吉本芸人は違法性を認識していたとしています。

ロザンがオンラインカジノ芸人に言及した動画

そして、令和ロマン高比良くるまさんも違法行為をしていた疑いが浮上し、関係各所が対応に追われており、関西ローカルで15日16時から放送予定だった『阪神・たこ焼き・令和ロマン2』(ABC朝日放送テレビ)は、急遽放送中止が決定したほか、見逃し配信サービス『TVer』で配信されていた過去回の配信も停止となりました。

毎日新聞の取材に対してABC朝日放送テレビは、番組放送中止の理由について「答えられない」と回答し、次回放送も未定とのことから打ち切り終了の可能性もあります。

他にも、16日放送予定だった『ボクらの時代【令和ロマン・高比良くるま×バッテリィズ・エース×伊沢拓司 後編】』(フジテレビ系)も放送中止となり、昨年9月に放送したフジテレビの三宅正治アナ、軽部真一アナ、伊藤利尋アナが出演の回に差し替え、先週放送されたトーク前編はTVerなどから削除されました。

<↓の画像は、『ボクらの時代』出演の令和ロマン・高比良くるまさん、バッテリィズ・エースさん、伊沢拓司さんの写真>
ボクらの時代出演の令和ロマン高比良くるま・バッテリィズ・エース・伊沢拓司

『東海東京証券』が運営のYouTubeチャンネル『ヤーレンズ&くるまのお金にまつわる喫茶店 M meets 東海東京証券』(登録者数:3.33万人)の動画は全て非公開になり、加えてチャンネルの情報を発信していた東海東京証券の公式X(旧ツイッター)も非公開になっています。

また、『東京ガス』は1月からYouTubeで公開していた令和ロマン出演のCMを非公開にしましたが、東京ガスの公式サイトやSNSアカウントでは、令和ロマンの写真やCM動画が現在も公開されています。

令和ロマン出演の東京ガスのCM動画

このように関係各所対応をしていますが、吉本興業は現時点で高比良くるまさん等の違法賭博疑惑を完全スルーし、令和ロマンは劇場ライブに予定通り出演しており、15日には大阪・なんばグランド花月のライブに登場し、オンラインカジノ問題や週刊誌『フライデー』に先日報じられた熱愛報道をネタにしていたとの情報が拡散されています。

警察は昨年から今年にかけて、海外のオンラインカジノと日本の顧客を繋いでいる決済代行会社の摘発を開始しているほか、日本で違法に運営している店の摘発をしており、その理由としてオンラインカジノの金が反社会的勢力に流れていると見ているためといいます。

吉本興業の芸人たちは、こうしたオンラインカジノに手を出さないように研修を受けていたそうですが、違法性を認識しながら賭博行為をしていたのであれば悪質ですし、令和ロマンの高比良くるまさん等は今後、賭博罪もしくは常習賭博罪の罪に問われる可能性もありますが、関係各所の対応を受けて吉本興業はどういったコメントを出すのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。

参照元
  • https://mainichi.jp/articles/20250215/k00/00m/040/160000c
  • https://mainichi.jp/articles/20250215/k00/00m/040/124000c
  • https://smart-flash.jp/entame/329619/
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