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コロナ禍も24時間テレビは放送継続、27時間テレビは実施不可能と判断。視聴率大コケで打ち切り勧める声、ドラマの再放送希望も

今年も27時間テレビ放送断念で終了も? 2年連続中止の理由をフジテレビが説明。ネットでもやる必要なしの声

日本テレビが今年もチャリティ番組『24時間テレビ』の放送を決定し、ジャニーズの5人組グループ『King & Prince』がメインパーソナリティーに起用されたことが先日明らかになりましたが、フジテレビは今年も『FNS27時間テレビ』の放送を断念することを明らかにしました。

フジテレビは12日、ニュースサイト『ORICON NEWS』の取材に対して、今年も実施に向けて検討しましたが、FNS27時間テレビは日本全国のFNS系列各局と長期間、協力して制作・放送しており、その意味で新型コロナの現状では、実施は難しいと判断しましたと説明したとのことです。

『27時間テレビ』の2年連続の放送中止は、『スポーツニッポン』(スポニチ)がスクープしており、関係者に取材したところ「安全管理上の課題や出演者のスケジュール調整の都合もあり決断した」と語ったとし、フジテレビも『27時間テレビ』の放送中止は事実であることを認めたと伝えていました。

そして、『27時間テレビ』の2年連続放送中止発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

フジテレビは開局30周年を迎えた1987年に、日本テレビの『24時間テレビ』のパロディ、アンチテーゼを根幹に、チャリティ無しの長時間バラエティ特番『FNSスーパースペシャルテレビ夢列島(FNSの日)』の放送をスタートさせ、1997年からフジテレビ系列の27社による『FNS27時間テレビ』を放送しています。

30年以上にわたって放送の『27時間テレビ』は、フジテレビらしいバラエティメインのお祭り騒ぎ番組として視聴者から支持され、かつては番組視聴率が10%超えで安定していましたが、2013年以降は10%に届かなくなり、2016年に過去最低の平均7.7%まで落ち込んだことにより、この年をもって生放送形式が終了しました。

2017年からは番組内容を大幅リニューアルし、司会にはビートたけしさんと関ジャニ∞・村上信五さんを起用、2017年の視聴率は前年を上回る8.5%まで上昇しましたが、2018年は7.3%、2019年には5.8%まで落ち込み、2年連続でワースト記録更新となっていました。

このように数字が明らかに低迷していたため、昨年の放送を断念した際にも、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、番組を終了させてもいいのではとの声が多く上がっていました。

『24時間テレビ』は、身体障害者などの支援を目的とした募金活動など、チャリティという“大義名分”がある一方で、『27時間テレビ』はこれといった目的も無く、単にバラエティを27時間にわたって放送するだけの内容ということで、確かにコロナをきっかけに番組を終了させ、また新たな番組作りに力を注いだ方がいい気がしますね。

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