8月26・27日に放送されるチャリティー番組『24時間テレビ40 愛は地球を救う』(日本テレビ系)まで残り1ヶ月に差し掛かろうとしているものの、番組恒例となっているチャリティーマラソンのランナー発表がなく、今年は中止し企画変更かといった声も上がっていた中で、24日の定例社長会見で福田博之編成局長が「マラソンはやります! 色々考えてますので、色んな番組を通じて発表していきます」と語りました。
『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーは例年、5月ごろまでには同局の番組内でサプライズ発表されており、昨年ランナーを務めた落語家・林家たい平さんは5月29日、2015年のミュージシャン・タレントのDAIGOさんは5月26日、2014年のTOKIO・城島茂さんは5月18日、2013年の森三中・大島美幸さんは5月12日、2012年の佐々木健介さん・北斗晶さんファミリーは6月2日にランナーを務めることが発表されています。
しかし、今年は番組放送まで残り1ヶ月になろうとしているものの、チャリティーマラソンランナーの発表が行われる様子も無く、様々な憶測が飛び交っていたのですが、福田博之編成局長は24日に行われた定例社長会見で「やるやらないで行ったら、マラソンはやります」と、今年もチャリティーマラソンを実施すると明言しています。
また、「他の企画もいろいろ考えていますので、これから徐々に発表させていただきます」と説明し、ランナー発表の遅れによって練習期間が短くなり、その分ランナーの負担が大きくなるという懸念もありますが、それについては「健康第一。支障がない方法でやります」と答えています。
なお、すでにメインパーソナリティーなどは発表されており、今年は嵐・櫻井翔さん、KAT-TUN・亀梨和也さん、NEWS・小山慶一郎さんの3人が務め、チャリティーパーソナリティーは女優・石原さとみさん、その他にスペシャルサポーターを東野幸治さん、雨上がり決死隊・宮迫博之さん、フットボールアワー・後藤輝基さん、アンジャッシュ・渡部建さんの4人が務めることが決定しています。
そして、例年よりも大幅に遅れているチャリティーマラソンランナーについては、後日発表を行うとしているのですが、これに対してネット上の反応を見てみると、
- 無理にやらなくていいと思うよ。
- マラソンなくても困らないよ。真剣に心待ちにしている人、ほとんどいないと思うけど。
- 夏の暑い時期24時間以上走らせるのは、日テレの芸能人に対するパワハラでしかないし、そろそろ違う企画を望みます
- 番組がやらせじゃないなら、社長か編成局長が走ることだ。
- マラソンはいらないでしょ。そもそも、今からだと練習時間が短いし、暑い中を無理して走ることにもなる。早く着く予定のところをエンディングに合わせるために無理に時間調整を行うことはランナーには最大の苦痛だと思う。
- その時だけ走るにわかランナーに、勇気をもらう人はそうはいないし、辛そうな姿を見せる=勇気付ける、は間違い。
- 夜通しタレント走らせて、番組が終わるころにちょうどギリギリ間に合うように会場に到着するよう調整して、それって何の意味があるのか。何のためにやっているのか本当にわからない。走らされてる人が大変そうだな~気の毒だな~と思うくらいで、他には何も感じない
- 3km程度の、たすきリレー形式にしたら。大勢で少負担で参加するのが、チャリティの基本方針だから。
- マラソンっつーより、24時間番組自体がいらない
などのコメントが寄せられています。
以前から『24時間テレビ』のチャリティーマラソンについては、一体何の意味があってやっているのかなど疑問の声が上がっており、それに加えて実際にはその距離を走っていないという疑惑のほか、番組終了ギリギリに合わせてゴールさせているといった疑惑なども浮上したことによって、やる必要は無いという声が例年多く見受けられます。
チャリティーマラソンについては、番組の放送が開始した1978年から行われていたものではなく、番組リニューアルを行った1992年からスタートした企画で、番組の大きな見どころになっています。
実際に番組の瞬間最高視聴率は例年、チャリティーマラソンランナーランナーがゴールした直後のタイミングで記録しており、多くの注目を集めているのは確かだとは思われるのですが、マラソンは必要無いという声も非常に多いことから、マラソンをどうするのかは今後考えていく必要があるのかもしれないですね。