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フジテレビの広告収入激減で特番制作中止相次ぐ? ぽかぽかも視聴率低迷や社長肝いり案件で打ち切り説も

今年は27時間テレビの放送中止か。人気アイドルグループメンバー司会内定もスポンサー離れ絶望的状況に

深刻なスポンサー離れにより、フジテレビを象徴する番組だった『FNS27時間テレビ』の制作が難航し、今年の放送が絶望的な状況にあると『スポーツニッポン(スポニチ)』が伝えています。

フジテレビは、“フジテレビの天皇”とも呼ばれる現フジサンケイグループの代表・日枝久さんが編成局長就任から1年後に、「楽しくなければテレビじゃない」とのスローガンを掲げ、1982年に初めて年間平均視聴率の3冠を達成し、開局30周年を迎えた1987年にフジテレビが総力を挙げて27時間テレビを制作しました。

その後は毎年夏に放送され、長時間にわたりバカ騒ぎするフジテレビを象徴する番組となり、コロナ禍の2020~2022年にかけては放送を休止していましたが、フジテレビの黄金時代に数多くのヒット番組を手掛けた港浩一さんが2022年にフジテレビの社長に就任後、「明るく楽しく元気なフジテレビ復権の実現」を宣言し、2023年から27時間テレビの放送を再開させました。

スポニチの取材によると、今年も27時間テレビを制作予定で総合司会には「人気アイドルグループのメンバーが内定していた」ものの、中居正広さんの女性トラブルを巡り、局の対応などが問題視され深刻なスポンサー離れが起こり、フジテレビの2024年度の広告収入が233億円減少する見通しが発表され、例年通り27時間テレビを放送することは困難な状況にあるとのことです。

スポニチの取材にフジテレビ幹部は、「例年通りの放送は不可能。資金、キャスティング、制作現場の状況など、あらゆる面で困難な状況が続いている」と語り、関係者は「すでに出演を予定していた一部のタレント側にも、現在の状況を伝え始めています」と明かしたとしています。

27時間テレビは例年、系列局も巻き込んで莫大な制作費をかけて制作していますが、フジテレビだけでなく系列の関西テレビ(カンテレ)などでもスポンサー離れが起きている状況で、27時間テレビの制作は非常に厳しいといいます。

また、27時間テレビの放送が難しいと言われている要因として、港浩一さんが2023年に番組を復活させて以降、社長の肝いり案件となっていたことを挙げ、一連の騒動を受けて港さんが社長を引責辞任した状況で、無理やり番組を放送するという選択肢は考えられないと関係者が語っています。

そして、27時間テレビの放送中止危機報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

『サンケイスポーツ』の取材によれば、昨年の27時間テレビのスポンサーは36社だったそうですが、それが今年はゼロになる可能性なども考えられる状況のなかで、わざわざ莫大な制作費がかかる番組を作っても赤字を増やすだけで、例年通りバカ騒ぎする番組を放送するメリットも特に見当たりません。

また、一連の騒動によりロケ場所の確保も難航していて、フジテレビの番組撮影への協力が拒否されるケースが増えているとされていますし、芸能事務所サイドもフジテレビの番組出演による様々な悪影響を懸念しているとの報道もあり、例年のように多くの出演者を集めるのも難しいとみられ、現状では27時間テレビを放送する可能性は非常に低いと思われます。

スポニチによれば、4月に放送予定だった『FNS歌謡祭 春』もスポンサー離れによって放送中止が決定し、他にも人気特番『逃走中』の制作も難航しているといいます。

他にも、港浩一さんの肝いり案件とされる平日昼の帯バラエティ番組『ぽかぽか』や、深夜バラエティ番組『オールナイトフジコ』は、視聴率が取れていないこともあって打ち切りが囁かれていますが、果たしてこれらの番組も4月以降どうなるのか見ものです。

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