22日に決勝戦が行われる『M-1グランプリ2024』(テレビ朝日系)のファイナリスト9組が先日発表され、昨年優勝した『令和ロマン』のほか、『ヤーレンズ』、『トム・ブラウン』、『真空ジェシカ』、『ママタルト』、『ジョックロック』、『エバース』、『ダイタク』、『バッテリィズ』が決勝進出を果たしました。
ファイナリスト発表を受けて優勝コンビ予想が盛り上がっているほか、審査員予想も盛り上がりを見せています。
<↓の画像は、M-1グランプリ2024 ファイナリスト9組の写真>
昨年のM-1審査員は、ダウンタウン・松本人志さん、中川家・中川礼二さん、海原やすよ・ともこの海原ともこさん、ナイツ・塙宣之さん、サンドウィッチマン・富澤たけしさん、博多華丸・大吉の博多大吉さん、山田邦子さんが務めました。
<↓の画像は、M-1グランプリ2023の審査員7人の写真>
今年は松本人志さんが出演する可能性は低いと見られており、誰が松本さんの代役を務めるのかにも大きな注目が集まっています。
『集英社オンライン』によると、業界内でも松本人志さんの代役について様々な噂が飛び交っているそうなのですが、テレビ局関係者は今年の審査員選びの舞台裏について、「例年、M-1の審査員選考は実は決勝直前のギリギリまでもつれています。確定するのは早くても11月、遅ければ12月まで決まらないなんてこともあるくらいです。今年は特に、松本が年内に復帰できるかどうか微妙で、ギリギリまで世間の反応を見るかたちとなっていた。そのため、審査員選考が大幅に遅れているといわれています」「とはいえ、松本以外の審査員は、例年通りの布陣になると予想されます。」
と明かし、松本さん以外の6人は続投が濃厚だといいます。
気になる松本人志さんの代役についてですが、ネット上ではM-1王者のNON STYLE・石田明さん、笑い飯・哲夫さん、霜降り明星・粗品さんのほか、千鳥・大悟さん、麒麟・川島明さん、オードリー・若林正恭さん、2018~2022年に審査員を務めた立川志らくさん等を予想する声が上がっています。
前出のテレビ局関係者は、松本人志さんの代役に重要視されているのは「審査員としての“格”。出場者が『この人になら何を言われても納得できる』という大物」だとしています。
そこで候補として挙がっているのが、ダウンタウン・浜田雅功さん、爆笑問題・太田光さん、くりぃむしちゅー・有田哲平さん等だとしたうえで、「結局、上沼恵美子かオール巨人の1年限定復帰あたりが、無難な落としどころになりそう」
と予想しています。
この報道を受けてネット上では、
- 松ちゃんに審査されてなんぼのM-1だからなぁ
- 代わりになる人間がいないんだから、松本人志に審査員をやらせればいい。
- 山田邦子を降ろして、とんねるず石橋貴明にやってほしい
- さんま、たけし、タモリ、これしかない
- ちゃんと助言できる審査員が必要。上沼恵美子が1番適してると思う。それか、相方の浜ちゃん
- 関西・非関西、吉本・非吉本のバランスもあるけど年代のバランスも見てほしい。キングオブコントは全員ほぼ同じ世代の審査員になっちゃったからなあ。
巨人師匠もいない今、松本さんの代わりは大ベテランがいいなと思う。 - まっちゃん不在のキングオブコントでの審査員の点の付け方を見ると、上下をつけない点の入れ方で同じような点数が並んだのがちょっと⋯と思ったので、思い切った点数をつけられる方は必要だと思います。
初期のM-1の小朝師匠は結構愛のあるコメントをされてましたし、漫才師にこだわらずとも演芸枠で1人加入もいいと思います。
などの声が上がっています。
同じく松本人志さんが審査員を務めていた『キングオブコント』も審査員予想が盛り上がり、候補としてはキングオブコント王者のかもめんたる・岩崎う大さんのほか、バナナマン・設楽統さん、くりぃむしちゅーの有田哲平さん、バカリズムさん、ウッチャンナンチャン・内村光良さん等の名前が挙がっていました。
そうした中で、新たに審査員として加わったのは2014年のキングオブコント王者であるシソンヌ・じろうさんでした。
他の審査員は昨年と変わらず、東京03・飯塚悟志さん、ロバート・秋山竜次さん、かまいたち・山内健司さん、バイきんぐ・小峠英二さんと、大会史上初めて審査員全員がキングオブコントの歴代王者でした。
<↓の画像は、キングオブコント2024の審査員5人の写真>
そして、今年の審査員陣はラストステージに進んだ3組に対して同じような点数をつけており、1位のラブレターズが合計947点、2位のロングコートダディが946点、3位のファイヤーサンダーが945点と、1点差という結果になっており、これらの審査に対して視聴者からは疑問や不満の声が噴出しました。
そのため、M-1グランプリでも1人は尖った審査をする人が欲しいとの声も上がっています。
番組を盛り上げるためには、他の審査員とは違った評価をする人も必要だと思いますが、M-1に関してはお笑い賞レースの中で最も大きな影響力を持っていますし、やはり多くの芸人たちからもリスペクトされている芸人が務めるべきだと思います。
ちなみに、鬼越トマホークが行ったYouTubeの企画「現役NSC生に聞いた尊敬している芸人ランキング2024」では、1位が松本人志さん、2位が粗品さん、3位が霜降り明星・せいやさん、4位が川島明さん、5位がさらば青春の光・森田哲矢さんとなっていました。
集英社オンラインによれば、松本人志さん以外の審査員は続投の可能性が高いとのことで、大御所と言われるような方が1人いないと大会の重みに欠けるため、記事にもあるように、過去に審査員を務めたオール巨人さんや上沼恵美子さんあたりが無難なところだと思いますが、様々な憶測や噂が飛び交う中で、今年は誰が審査員を務めるのか、今後の正式発表に注目したいところです。