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フジテレビがFNS27時間テレビの放送断念、視聴率低迷で終了問題無し? ビートたけし&関ジャニ∞村上信五の司会でリニューアルも…

今年の27時間テレビ放送中止決定。新型コロナで史上初、24時間テレビは放送継続の意向も…

1987年からフジテレビ系で放送の恒例特番『27時間テレビ』が、今年は新型コロナウイルスの影響で史上初の放送中止となることが明らかになりました。

これは『サンケイスポーツ』や『スポーツニッポン』が報じているもので、今年は東京五輪終了後の8月中旬に放送を予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大防止などを理由に中止を決定したといいます。

サンスポによれば、フジテレビを含むフジネットワーク(FNS)27社のアナウンサーやスタッフ等が東京に集まったり、ロケ収録を行うことが不可能な状態にあることや、リモートのみで番組制作をするのは厳しいとの判断を下し、秋以降に放送時期をズラすのも感染拡大の第2波が懸念されるため、今年は放送を中止にしたとのことです。

『27時間テレビ』は日本テレビ系で放送の『24時間テレビ』を真似て、フジテレビ開局30周年を迎えた1987年から放送がスタートし、第1回から1991年の第5回までは『FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島』のタイトルで放送され、タモリさんと明石家さんまさんが総合司会を務めた第1回は、24時間の放送で平均視聴率19.9%(歴代最高)を記録しました。

その後、1997年からは『27時間テレビ』と称して27時間前後にわたって番組を放送、フジテレビらしいバラエティ中心のお祭り騒ぎ番組として定着、平均視聴率は13%前後で推移していましたが、2013年には史上初の1ケタとなる9.8%までダウン、2016年には7.7%まで落ち込み、この年をもって生放送形式は一度終了しました。

2017年からは事前収録メインをメインとし、司会はビートたけしさんと関ジャニ∞・村上信五さんが務め、2017年は日本の歴史、2018年は食文化、2019年はスポーツをテーマとして様々な角度から掘り下げていくという内容となり、2017年は平均視聴率8.5%、2018年は7.3%、2019年は歴代最低の5.8%という結果でした。

そして、今年は新型コロナウイルスの影響で史上初の放送中止が決定し、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

25日には、4月7日に発令された緊急事態宣言が全面解除となる予定ですが、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のために3密を避けることなどが求められており、現在の状況では27時間テレビのような番組を制作するのは困難で、放送中止は妥当な判断かと思います。

そもそも27時間テレビは、番組の大幅なリニューアルなどから放送継続の意義が感じられないとして、放送を止めてもいいのではないかという声が以前から多く上がっていましたし、視聴率も低迷を続けていたこともあって、このタイミングで今年だけでなく番組自体を終了させてもいいのではとの声も多く見受けられます。

また、日本テレビの24時間テレビについても3月に小杉善信社長は、「やらないといけないという使命感を我々も持っています。どういう形になろうが、必ずやるというふうに考えている」などと強い意欲を見せていたものの、こちらもリスクを冒してまで放送する必要はないとの声が非常に多く、社長の発言は物議を醸していました。

共に30~40年以上にわたって放送を続けている歴史ある番組ですが、少なくとも今年は放送を見送るというのが妥当でしょうし、来年以降の放送は状況を見て判断してほしいですね。

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